美里別川
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美里別川 | |
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水系 | 一級水系 十勝川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 73.9 km |
平均流量 | 2.76 m³/s |
流域面積 | 613.5 km² |
水源 | ピリベツ岳 |
水源の標高 | 991 m |
河口・合流先 | 利別川(本別町) |
流域 | 北海道十勝総合振興局管内 |
美里別川(びりべつがわ)は、北海道十勝総合振興局管内を流れる十勝川水系利別川支流の一級河川である。地名語源は、アイヌ語のピリ・ペッ(渦の川)から[1]。
地理
[編集]北海道河東郡上士幌町と足寄郡足寄町の境にあるピリベツ岳に源を発し、北西に位置する石狩山地、北東に位置する足寄台地と南西に位置する押帯台地の谷間に沿って南東に流れる。本別市街地の本別大橋手前で利別川に合流する。合流点から上流1.7㎞が河川法施行令2条7号区間に指定されている。利別川の支川では河川延長が最長である[2][3]。
流域の自治体
[編集]自然
[編集]主な支流
[編集]- ポンビリベツ川
- ホロカビリベツ川
- ヌカナン川
- ウエンベツ川
- キトウシ川
- 芽登川
主な橋梁
[編集]- 上美里別橋(北海道道88号本別留辺蘂線)
- 美里別橋(北海道道88号本別留辺蘂線)
- 常盤橋(北海道道88号本別留辺蘂線、北海道道468号清水谷足寄線)
- 紅葉橋(国道241号)
- 活汲橋(北海道道770号美里別本別停車場線)
- 美里別川橋(E61道東自動車道端野支線)
河川施設
[編集]観測所
[編集]- 美里別川(水位・雨量)[5]
その他
[編集]- 発電資源の有効活用のため十勝川水系音更川の元小屋ダムから導水トンネル等を通じ当川へ流域変更している[6]。
- 導水施設である旧茂喜登牛水路橋は土木学会選奨土木遺産に認定されている[7]。
- 活汲ダムで貯水された河川水は導水路を経由し、足寄町内の水力発電所で利用された後、利別川の仙美里ダム(下足寄湖)に貯留される。(仙美里ダムは当川との合流点の上流にある。)
脚注
[編集]- ^ “蘭別地区水源開発の構想について”. 帯広開発建設部. 2022年12月11日閲覧。
- ^ 国土地理院地図に基づく。
- ^ “十勝川水系河川整備計画”. 北海道開発局. 2022年12月11日閲覧。
- ^ “活込ダム (北海道)”. 日本ダム協会. 2022年12月11日閲覧。
- ^ “主要水位・雨量観測所一覧表(北海道)”. 北海道. 2022年12月11日閲覧。
- ^ “6.電気を起こす水はどんなところを通るの? -発電所への水(2)”. 帯広開発建設部. 2022年12月11日閲覧。
- ^ “旧茂喜登牛水路橋が土木学会「選奨土木遺産」に認定されました”. 電源開発. 2022年12月11日閲覧。
関連項目
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