メトロニア門
表示
メトロニア門 Porta Metronia | |
---|---|
建設時期 | 275年頃 |
建築様式 | 旧市街の門 |
関連項目 | ローマの古代遺跡一覧 |
メトロニア門(ラテン語: Porta Metronia)は、イタリア ローマの古代ローマ時代の城壁であるアウレリアヌス城壁に設けられた城門である。メトロビア門(Porta Metrovia)やメトロシ門(Porta Metrosi)などと表記されたこともある。
この門は塔を持たず、重要な街道も通らない位置に造られていた。いつ頃のことかは分からないが、少なくとも15世紀までには物理的に閉鎖された。教皇カリストゥス2世が、1122年にローマ市内に流れ込んでいたマラナ川(Marrana)を付け替えてこの門付近を通したことから、その時に門が閉鎖されたと考えられる[1]。近代以降、この場所に道路用の4つの通路が再び開かれ現代に至っている。
アクセス
[編集]- ローマ地下鉄B線 チルコ・マッシモ駅より東南東へ約1.3km
- ローマ地下鉄A線 サン・ジョヴァンニ駅より西南西へ約1.2km
参考文献
[編集]- ^ Samuel Ball Platner, A Topographical Dictionary of Ancient Rome, Porta Metrovia, London: Oxford University Press, 1929.