21cm Mrs 16
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21 cm Mörser 16 | |
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21 cm Mörser 16 ハメーンリンナのFinnish Artillery博物館の展示 | |
種類 | 臼砲 |
原開発国 | ドイツ帝国 |
運用史 | |
配備期間 | 1916年 - 1950年 |
配備先 |
ドイツ帝国 スウェーデン ドイツ国 フィンランド |
関連戦争・紛争 |
第一次世界大戦 第二次世界大戦 |
開発史 | |
開発者 | クルップ |
製造業者 | クルップ |
諸元 | |
重量 | 6,680kg |
銃身長 | 2.675m L/14.5 |
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砲弾 | separate-loading, cased charge |
口径 | 211mm |
砲尾 | horizontal sliding wedge |
反動 | hydro-pneumatic |
砲架 | box trail |
仰角 | -6°から+70° |
旋回角 | 4° |
発射速度 | 1 - 2rpm |
初速 | 393m/s |
最大射程 | 11,100m |
21 cm Mrs 16(21 cm Mörser 16)は、ドイツ帝国が1916年に制式採用し第一次世界大戦で使用した重臼砲である。
一般的に榴弾砲に分類されることが多いが、ドイツ語の名称が示すとおりドイツ軍ではMörser(臼砲)に分類されていた。
概要
[編集]Mrs 16は、21cm Mrs 10をベースに砲身延長と射程の延伸が行われている。また、自動車牽引を考慮して鋼鉄製の車輪がゴムで覆われている。
砲弾は二種類あり、重量113kgの榴弾と、TNT11.61kgが詰まった121.4kgの鋼鉄のシェルを持つベトン弾を使用した。
1940年に21cm Mrs 18と交代するまでドイツ軍の第一線で使用されており、二線に退いた後も訓練などで使用されていた。スウェーデンではドイツから1918年に12門を購入して1950年まで運用していた。このうち4門はフィンランドに売却されている。
関連項目
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