JP2004110363A - System, method and program for approving and managing copyright, and recording medium - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、著作権許諾管理装置、著作権許諾管理方法、著作権許諾管理プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルコンテンツをネット配信したり、自分のWEB上で公開しようとしたりする場合、そのコンテンツの著作権者に対して著作権の使用許諾を得る必要がある。通常、著作権の許諾申請は、使用許諾を必要とする権利者を調べ、それらの権利者と許諾条件を調整し、許諾契約を行うというものである。
【0003】
ここで、図9は、従来の著作権許諾処理(手続き)の一例を示す概念図である。また、図10は、従来の著作権許諾処理(手続き)の一例を示すシーケンス図である。図において、著作権者A1,A2,A3は、コンテンツCの権利者である。著作権者A1は、コンテンツCに対して権利A,Bを有する。著作権者A2は、コンテンツCに対して権利A,Dを有する。また、著作権者A3は、コンテンツCに対して権利A,E,Fを有する。また、著作権管理事業者は、様々なコンテンツの著作権を管理する。著作権者A1は、予め著作権管理事業者に権利の管理委託を行う。この例では、著作権管理事業者は、コンテンツCに対して権利Cを有するものとする。また、著作権管理装置1は、様々なコンテンツの著作権者、著作権管理者、そのアクセス先などを管理し、インターネットなどのネットワーク上で検索可能としている。
【0004】
権利利用者Pは、まず、インターネットなどで、著作権管理装置1にアクセスし、コンテンツCを配信するために必要な権利、権利者を自分で調べる。著作権管理装置1は、コンテンツCを利用(配信)するのに必要な権利、該権利を保有する権利者のアクセス先を検索して権利利用者に通知する。この場合、コンテンツCを配信するには、権利C,D,Eが必要であるとする。権利利用者Pは、図10に示すように、権利C,D,Eを有する権利者、この場合、著作権管理事業者、著作権者A2、著作権者A3の各々に連絡し、許諾契約を締結する。その後、権利利用者Pは、著作権管理装置1からコンテンツをダウンロードして利用する。
【0005】
次に、図11(a),(b)は、従来の許諾契約の手順について説明するための概念図である。権利を管理事業者に委託している場合には、図11(a)に示すように、著作権管理事業者は、契約期間、許諾権利、許諾者等から著作権管理事業者が予め定める料金算出方式に従って、許諾条件を設定する。権利利用者Pがそれに同意した場合、契約締結する。また、権利を権利者自身が管理している場合には、図11(b)に示すように、利用の申請のたびに、契約期間、許諾権利、許諾者等から著作権者A2が許諾条件を設定する。権利利用者Pが許諾条件に同意した場合、契約締結する。
【0006】
また、従来技術として、コンテンツ利用時の権利料の計算を、図12に示すフローチャートに従って行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−123635号公報
【0008】
まず、権利者情報・分配率・権利許諾者情報・印税率をデータベース(DB)に登録する(S1)。権利者情報としては、権利者氏名、メールアドレス、口座番号などがある。分配率は、権利者への利益分配率である。権利許諾者情報は、2次著作物の場合の原コンテンツID、権利許諾者名、メールアドレス、口座番号などがある。印税率は、原コンテンツ権利許諾者への印税率である。次に、権利使用者がコンテンツの使用を申請すると、データベースから登録された情報を読み出し(S2)、分配率・印税率に基づいて、権利者・権利許諾者に権利料を分配する(S3)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コンテンツに関わる著作権者が多数存在する(作詞家、作曲家、歌手、演奏者、レコード会社など)、著作権の種別が多い(複製権、録音権、公衆送信権、自動公衆送信権など)、コンテンツの利用形態(利用媒体も含む)によって使用許諾を得る必要のある権利種別が変わるなど、従来の許諾申請処理を複雑にしている。
【0010】
また、上述した特許文献1に示す従来技術では、利用形態に応じて許諾に必要な権利が変わるため、図12に示す項目だけでは、管理しきれないという問題がある。また、上述した従来技術は、権利許諾後における権利料の分配のみについてのモデルであり、権利許諾申請時については何ら考慮されていない。
【0011】
このように、コンテンツの使用許諾を実際に得るためには、コンテンツに係わる権利と権利者を調べ、その全てに対して個別に対応して利用許諾を得なくてはならない。このため、手続きが統一されていないことや、権利料の支払いについても個別に対応しなくてはならないなど、非常に煩雑で手間がかかってしまうという問題がある。
【0012】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、権利者と権利利用者との権利許諾交渉の簡易化、コンテンツ利用許諾条件の自動算出を実現することができる著作権許諾管理装置、著作権許諾管理方法、著作権許諾管理プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、請求項1記載の発明では、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報毎に、少なくとも、該コンテンツを利用する際の利用メディア、利用形態、権利者、権利名を含む許諾条件を記憶する許諾条件記憶手段と、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記許諾条件記憶手段から該当するコンテンツの許諾条件を取得し、権利利用者に提示する許諾条件提示手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の著作権許諾管理装置において、前記コンテンツ識別情報毎に許諾料を算出するための計算式を記憶する計算式記憶手段と、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記計算式記憶手段から該当するコンテンツの計算式を取得し、該計算式に従って許諾料を算出する演算手段と、前演算手段によって算出された許諾料を権利利用者に提示する許諾料提示手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、上述した問題点を解決するために、請求項3記載の発明では、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報毎に、少なくとも、該コンテンツを利用する際の利用メディア、利用形態、権利者、権利名を含む許諾条件を予め記憶しておき、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの許諾条件を取得し、前記取得した許諾条件を権利利用者に提示することを特徴とする。
【0016】
また、請求項4記載の発明では、請求項3記載の著作権許諾管理方法において、前記コンテンツ識別情報毎に許諾料を算出するための計算式を予め記憶しておき、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの計算式を取得し、前記取得した計算式に従って許諾料を算出し、前算出された許諾料を権利利用者に提示することを特徴とする。
【0017】
また、上述した問題点を解決するために、請求項5記載の発明では、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報毎に、少なくとも、該コンテンツを利用する際の利用メディア、利用形態、権利者、権利名を含む許諾条件を予め記憶しておくステップと、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの許諾条件を取得するステップと、前記取得した許諾条件を権利利用者に提示するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
また、請求項6記載の発明では、請求項5記載の著作権許諾管理プログラムにおいて、前記コンテンツ識別情報毎に許諾料を算出するための計算式を予め記憶しておくステップと、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの計算式を取得するステップと、前記取得した計算式に従って許諾料を算出するステップと、前算出された許諾料を権利利用者に提示するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0019】
また、上述した問題点を解決するために、請求項7記載の発明では、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報毎に、少なくとも、該コンテンツを利用する際の利用メディア、利用形態、権利者、権利名を含む許諾条件を予め記憶しておくステップと、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの許諾条件を取得するステップと、前記取得した許諾条件を権利利用者に提示するステップとをコンピュータに実行させる著作権許諾管理プログラムを記録したことを特徴とする。
【0020】
また、請求項8記載の発明では、請求項7記載の記録媒体において、前記コンテンツ識別情報毎に許諾料を算出するための計算式を予め記憶しておくステップと、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの計算式を取得するステップと、前記取得した計算式に従って許諾料を算出するステップと、前算出された許諾料を権利利用者に提示するステップとをコンピュータに実行させる著作権許諾管理プログラムを記録したことを特徴とする。
【0021】
この発明では、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報毎に、少なくとも、該コンテンツを利用する際の利用メディア、利用形態、権利者、権利名を含む許諾条件を許諾条件記憶手段に記憶しておき、許諾条件提示手段により、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記許諾条件記憶手段から該当するコンテンツの許諾条件を取得し、権利利用者に提示する。したがって、権利者と権利利用者との権利許諾交渉の簡易化することが可能となる。
【0022】
また、前記コンテンツ識別情報毎に許諾料を算出するための計算式を計算式記憶手段に記憶しておき、演算手段により、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記計算式記憶手段から該当するコンテンツの計算式を取得し、該計算式に従って許諾料を算出し、許諾料提示手段により、算出された許諾料を権利利用者に提示する。したがって、コンテンツ利用許諾条件の自動算出を実現することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による著作権許諾管理システムの構成を示すブロック図である。図1において、著作権管理装置1は、著作権管理データベース(DB)2を備えており、著作権者Aから入力されるコンテンツ、保有著作権を登録し、著作権管理データベース2に記憶する。許諾条件管理装置3は、許諾条件登録部4、許諾条件管理データベース(DB)5、許諾条件算出式データベース6、許諾条件算出部7を備えている。許諾条件登録部4は、著作権者Aから入力される許諾条件(コンテンツ識別子、著作権者のアクセス先、保有権利名、許諾条件算出式名、利用形態)を登録する。許諾条件管理データベース5は、登録された許諾条件を記憶する。許諾条件算出式データベース6は、許諾条件算出式(許諾条件算出式名および許諾条件算出プログラム)を記憶する。許諾条件算出部7は、許諾条件管理データベース5に記憶されている許諾条件に従って、許諾条件算出式データベース6に記憶されている許諾条件算出式を取得し、該許諾条件算出式を用いて許諾料を算出する。
【0024】
B.実施形態の動作
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。
【0025】
B−1.全体動作
まず、本実施形態の全体動作について説明する。ここで、図2は、本実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。まず、権利代表者がコンテンツを許諾条件管理装置3に登録する(SS1)。許諾条件管理装置3では、コンテンツが登録されると、許諾条件を登録するよう、当該コンテンツに対して権利を有する全ての権利者A1〜Anに連絡する(SS2)。これに対して、権利者A1〜Anは、利用形態別に利用許諾条件を許諾条件管理装置3に登録する(SS3)。
【0026】
次に、権利利用者P1からPnが、許諾条件管理装置3に対して、登録されている全権利者分の権利利用条件(許諾料)の提示を要求する(SS4)。これに対して、許諾条件管理装置3は、登録されている全権利者分の権利利用条件を一括表示する(SS5)。
【0027】
B−2.許諾条件登録動作
次に、上述したシーケンスのSS1〜SS3で示す、許諾条件の登録動作について詳細に説明する。ここで、図3は、本実施形態の許諾条件登録動作を説明するための概念図である。予め使用可能な許諾条件算出式名、許諾条件算出プログラムを許諾条件算出式データベース6に登録しておく(Sa1)。次に、著作権者Aにより入力されたコンテンツ、保有著作権を著作権管理装置1の著作権管理データベース2に登録する(Sa2)。このとき、著作権利者のアクセス先を許諾条件管理装置3に指定する。次に、著作権者Aにより入力された、許諾条件として、コンテンツ識別子、著作権者、保有権利名、許諾条件算出式名、利用形態を、許諾条件管理装置3の許諾条件登録部4に登録する(Sa3)。許諾条件管理装置3は、正しい権利者かを著作権管理装置1に問い合わせて確認する(Sa4)。次に、許諾条件登録部4は、権利者の確認後、許諾条件を許諾条件管理データベース5に登録する(Sa4)。
【0028】
B−3.許諾条件参照動作
次に、上述したシーケンスのSS4およびSS5で示す、許諾条件の参照動作について詳細に説明する。ここで、図4は、本実施形態の許諾条件参照動作を説明するためのフローチャートである。また、図5は、本実施形態の許諾条件参照動作を説明するための概念図である。
【0029】
まず、図5において、権利利用者Pは、インターネットなどを介して著作権管理装置1にアクセスし、コンテンツを配信するために必要な権利を調べる(Sb1)。この場合、権利C、権利B、権利Eが必要であるとする。著作権管理装置1では、許諾に必要な権利を持っている該当権利者のアクセス先を検索して権利利用者Pに通知する(Sb2)。
【0030】
また、権利利用者Pは、許諾条件管理装置3にアクセスし、利用対象のコンテンツ識別子、利用権利(権利C、権利D、権利E)、許諾期間、利用形態(ストリーミングで利用したい等)、利用メディア(音楽や映像など)を入力する(S10,Sb3)。許諾条件管理装置3では、許諾条件管理データベース5から、入力されたコンテンツ識別子のコンテンツ利用形態に許諾が必要な権利(権利C、権利D、権利E)に対して、許諾条件算出式名を全て抽出する(S11,Sb4)。例えば、従来技術で説明した図9のように、権利者A1が権利C、権利Dを保有し、権利者A2が権利D、権利Eを保有している場合、それぞれに設定した、許諾条件算出式が抽出される。
【0031】
許諾条件算出部7は、許諾条件算出式に対応した、許諾条件算出プログラムを抽出する(S12,Sb5)。次に、許諾条件算出プログラムを実行し、権利毎の許諾条件(許諾料)と、全てを合計した許諾条件(全許諾料)とを権利利用者および権利者に通知する(S13,S14,Sb6)。
【0032】
そして、権利利用者Pが許諾条件に同意した場合には、著作権管理装置1は、許諾条件管理装置3から権利者のアクセス先を取得し、そこに契約書を送付する(Sb7)。
【0033】
B−4.許諾料算出
次に、上述した許諾料の算出動作について詳細に説明する。ここで、図6および図7は、本実施形態による許諾料算出動作を説明するためのフローチャートである。また、図8は、許諾料算出動作において参照される、許諾条件管理データベースおよび許諾条件算出式データベースのデータを説明するための概念図である。
【0034】
まず、許諾条件算出部7は、図8(a)に示すように、入力情報(コンテンツID、権利名、利用形態、利用メディア、詳細情報)に該当するレコードを許諾条件管理データベース5から抽出し(S20)、該当するレコードを保存する(S21)。次に、許諾条件管理データベース5内を全て検索したか否かを判断し(S22)、全て検索していなければ、ステップS20に戻り、抽出処理を継続し、該当するレコードを全て保存していく。
【0035】
一方、全て検索し終えた場合には、図8(b)に示すように、保存したレコード群から1つのレコードを取り出し(S23)、取り出したレコードから許諾条件算出式名を取り出す(S24)。次に、許諾条件算出部7は、許諾条件算出式名で許諾条件算出式データベース6にアクセスして許諾条件算出式を実行する(S25)。次に、許諾条件算出式を実行するだけでよいか否かを判断する(S26)。そして、許諾条件算出式を実行するだけでよい場合には、許諾条件算出式を実行することで算出した許諾料を取得する(S27)。一方、許諾条件算出式を実行するだけでなく、許諾条件算出式実行時にパラメータ値が必要な場合には、権利利用者が入力した詳細情報を設定して許諾条件算出式を実行し、権利許諾料を取得する(S28)。
【0036】
次に、いずれの場合においても、保存した全レコードに対して許諾条件算出式を実行したか否かを判断し(S29)、未実行のレコードがある場合には、ステップS23へ戻り、次のレコードを取り出し、上述した処理を繰り返し、権利許諾料を算出していく。
【0037】
一方、全てのレコードに対して許諾条件算出式を実行し、権利許諾料を算出し終えた場合には、個々の権利者の権利許諾料と合計した値とを、権利利用者に提示する(S30)。
【0038】
従来技術においては、権利利用者は、コンテンツ利用の際、コンテンツに係わる全ての権利者に対して交渉を行い、権利利用許諾を得なければならず、当然のことながら、権利者側も申請毎に利用の許諾を行い対応しなければならなかったのに対して、上述した実施形態では、一度の手続きで利用許諾が得られるため、両者の負担を軽減することが可能である。
【0039】
また、従来技術においては、著作権権利者は、通常、利用者から申請がある度に許諾条件を提示して対応しなければならなかったのに対して、上述した実施形態では、事前にコンテンツ利用許諾条件を登録することが可能である。そのため、後に利用者から利用申請が発生したときの利用条件提示は全てシステムに任せることができる。
【0040】
また、権利利用条件は、利用するメディア(音楽や動画)と利用形態(配信やCDで配布するなど)によって違ってくるが、上述した実施形態では、権利者は利用するメディアと利用形態毎に権利利用条件を登録することが可能である。
【0041】
また、上述した実施形態では、許諾条件として、該当コンテンツ識別子(ID)、コンテンツ利用形態、コンテンツ種別、利用権利、詳細情報(利用期間など)を入力することで、自動的に該当コンテンツの全ての権利に係わる利用許諾条件算出プログラムを実行し、許諾利用条件(権利許諾料)を一括して算出することが可能である。
【0042】
なお、上述した実施形態では、許諾条件登録部4の機能、あるいは許諾条件算出部7の機能は、図示しない記憶部に記憶されたプログラムを実行することで実現するようになっている。記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるものとする。また、上記記憶部とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0043】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、上述した処理の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した処理を許諾条件登録部4または許諾条件算出部7に既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0044】
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上記実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報毎に、少なくとも、該コンテンツを利用する際の利用メディア、利用形態、権利者、権利名を含む許諾条件を許諾条件記憶手段に記憶しておき、許諾条件提示手段により、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記許諾条件記憶手段から該当するコンテンツの許諾条件を取得し、権利利用者に提示するようにしたので、権利者と権利利用者との権利許諾交渉の簡易化することができるという利点が得られる。
【0046】
また、前記コンテンツ識別情報毎に許諾料を算出するための計算式を計算式記憶手段に記憶しておき、演算手段により、権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記計算式記憶手段から該当するコンテンツの計算式を取得し、該計算式に従って許諾料を算出し、許諾料提示手段により、算出された許諾料を権利利用者に提示するようにしたので、コンテンツ利用許諾条件の自動算出を実現することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による著作権許諾管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図3】本実施形態の許諾条件登録動作を説明するための概念図である。
【図4】本実施形態の許諾条件参照動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本実施形態の許諾条件参照動作を説明するための概念図である。
【図6】本実施形態による許諾料算出動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本実施形態による許諾料算出動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】許諾料算出動作において参照される、許諾条件管理データベースおよび許諾条件算出式データベースのデータを説明するための概念図である。
【図9】従来の著作権許諾処理(手続き)の一例を示す概念図である。
【図10】従来の著作権許諾処理(手続き)の一例を示すシーケンス図である。
【図11】従来の許諾契約の手順について説明するための概念図である。
【図12】従来の許諾契約の手順について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 著作権管理装置
2 著作権管理データベース
3 許諾条件管理装置(許諾条件提示手段、許諾料提示手段)
4 許諾条件登録部
5 許諾条件管理データベース(許諾条件記憶手段)
6 許諾条件算出式データベース(計算式記憶手段)
7 許諾条件算出部(演算手段)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a copyright permission management device, a copyright permission management method, a copyright permission management program, and a recording medium.
[0002]
[Prior art]
In order to distribute digital content over the Internet or to publish it on your own WEB, it is necessary to obtain a copyright license from the copyright holder of the content. In general, a copyright application involves examining right holders who need a license, adjusting the license conditions with those right holders, and making a license agreement.
[0003]
Here, FIG. 9 is a conceptual diagram showing an example of a conventional copyright permission process (procedure). FIG. 10 is a sequence diagram showing an example of a conventional copyright permission process (procedure). In the figure, copyright holders A1, A2, and A3 are right holders of content C. The copyright holder A1 has rights A and B for the content C. The copyright holder A2 has rights A and D for the content C. The copyright holder A3 has rights A, E, and F for the content C. In addition, a copyright management company manages copyrights of various contents. The copyright holder A1 entrusts management of rights to a copyright management company in advance. In this example, it is assumed that the copyright management company has the right C for the content C. Further, the
[0004]
First, the right user P accesses the
[0005]
Next, FIGS. 11A and 11B are conceptual diagrams for explaining the procedure of a conventional license agreement. When the rights are entrusted to the management company, as shown in FIG. 11A, the copyright management company determines the contract period, the licensing right, the fee, etc. The permission condition is set according to the calculation method. If the right user P agrees, a contract is concluded. When the right is managed by the right holder, as shown in FIG. 11 (b), the copyright holder A2 receives the license condition from the contract period, the license right, the licenser, etc. every time the application for use is made. Set. If the right user P agrees with the permission conditions, a contract is concluded.
[0006]
Further, as a conventional technique, there is a technique in which the calculation of a royalty fee at the time of using a content is performed in accordance with a flowchart shown in FIG.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-123635
First, the right holder information, distribution ratio, right holder information, and royalties are registered in a database (DB) (S1). The right holder information includes the right holder name, e-mail address, account number, and the like. The distribution ratio is a profit distribution ratio to the right holder. The licensor information includes an original content ID, a licensor name, a mail address, an account number, and the like in the case of a secondary work. The royalties are the royalties for the original content licensor. Next, when the right user applies for the use of the content, the registered information is read from the database (S2), and the royalty is distributed to the right holder / licenser based on the distribution rate and the royalties (S3). .
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, there are many copyright holders related to the content (lyricists, composers, singers, performers, record companies, etc.), and there are many types of copyrights (copying rights, recording rights, public transmission rights, automatic public transmission rights). And the like, and the type of right for which a license need to be obtained changes depending on the usage mode of the content (including the usage medium), which complicates the conventional license application process.
[0010]
Further, in the conventional technology disclosed in
[0011]
As described above, in order to actually obtain the license for the content, it is necessary to check the rights and right holders related to the content, and obtain the license for each of them individually. For this reason, there is a problem that the procedure is not uniform and that the payment of the royalties must be individually dealt with, which is extremely complicated and troublesome.
[0012]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and has a copyright permission management apparatus capable of simplifying licensing negotiations between a right holder and a right user and automatically calculating a content licensing condition. It is an object of the present invention to provide a permission management method, a copyright permission management program, and a recording medium.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the invention according to
[0014]
Further, in the invention according to
[0015]
In order to solve the above-mentioned problems, in the invention according to
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, in the copyright permission management method according to the third aspect, a calculation formula for calculating a license fee is stored in advance for each piece of the content identification information, and the formula is input by a right user. The method is characterized in that a calculation formula of the corresponding content is obtained based on the obtained content usage information, a license fee is calculated according to the obtained calculation formula, and the previously calculated license fee is presented to the right user.
[0017]
In order to solve the above-mentioned problems, according to the invention described in
[0018]
In the invention according to
[0019]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to
[0020]
In the invention according to claim 8, in the recording medium according to
[0021]
According to the present invention, for each piece of content identification information for identifying a content, at least a license condition including a use medium, a use mode, a right holder, and a right name at the time of using the content is stored in a license condition storage unit. The condition presenting means acquires the permission condition of the corresponding content from the permission condition storage means on the basis of the content use information inputted by the right user, and presents it to the right user. Therefore, it is possible to simplify the licensing negotiation between the right holder and the right user.
[0022]
Further, a calculation formula for calculating a license fee for each of the content identification information is stored in a calculation formula storage means, and the calculation formula storage is performed by a calculation means based on the content usage information input from the right user. A license expression is acquired from the means, a license fee is calculated according to the calculation formula, and the calculated license fee is presented to the right user by the license fee presentation unit. Therefore, it is possible to automatically calculate the content use permission condition.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
A. FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of a copyright permission management system according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, a
[0024]
B. Next, the operation of the present embodiment will be described in detail.
[0025]
B-1. Overall Operation First, the overall operation of the present embodiment will be described. Here, FIG. 2 is a sequence diagram for explaining the operation of the present embodiment. First, the rights representative registers the content in the permission condition management device 3 (SS1). When the content is registered, the permission
[0026]
Next, the right users P1 to Pn request the permission
[0027]
B-2. License Condition Registration Operation Next, the license condition registration operation indicated by SS1 to SS3 in the above-described sequence will be described in detail. Here, FIG. 3 is a conceptual diagram for explaining the permission condition registration operation of the present embodiment. The permission condition calculation formula name and the permission condition calculation program that can be used are registered in the permission condition
[0028]
B-3. License Condition Reference Operation Next, the license condition reference operation indicated by SS4 and SS5 in the above-described sequence will be described in detail. Here, FIG. 4 is a flowchart for explaining the permission condition reference operation of the present embodiment. FIG. 5 is a conceptual diagram for explaining the permission condition reference operation of the present embodiment.
[0029]
First, in FIG. 5, the right user P accesses the
[0030]
In addition, the right user P accesses the permission
[0031]
The permission
[0032]
Then, when the right user P agrees with the permission condition, the
[0033]
B-4. License Charge Calculation Next, the above-described license charge calculation operation will be described in detail. Here, FIGS. 6 and 7 are flowcharts for explaining the license fee calculation operation according to the present embodiment. FIG. 8 is a conceptual diagram for explaining data in the license condition management database and the license condition calculation formula database that are referred to in the license fee calculation operation.
[0034]
First, as shown in FIG. 8A, the permission
[0035]
On the other hand, when all the searches have been completed, as shown in FIG. 8B, one record is extracted from the stored record group (S23), and the permission condition calculation formula name is extracted from the extracted records (S24). Next, the permission
[0036]
Next, in any case, it is determined whether or not the permission condition calculation formula has been executed for all the stored records (S29). If there is an unexecuted record, the process returns to step S23, and the next step is performed. The record is taken out, and the above-described processing is repeated to calculate the license fee.
[0037]
On the other hand, when the license condition calculation formula has been executed for all the records and the license fee has been calculated, the value obtained by adding the license fees of the individual right holders to the total is presented to the right user ( S30).
[0038]
In the prior art, when using the content, the right user has to negotiate with all the right holders related to the content and obtain a right license. However, in the above-described embodiment, since the license is obtained by a single procedure, the burden on both parties can be reduced.
[0039]
Also, in the prior art, the copyright holder usually had to respond by presenting the license conditions each time there was an application from the user. It is possible to register a license condition. Therefore, the presentation of usage conditions when a user makes an application for use later can be left to the system.
[0040]
In addition, the right use conditions vary depending on the media (music or video) to be used and the use form (distribution or distribution on a CD, etc.). In the above-described embodiment, the right holder uses the media and the use form for each. It is possible to register rights use conditions.
[0041]
Further, in the above-described embodiment, by inputting the corresponding content identifier (ID), the content usage mode, the content type, the usage right, and the detailed information (such as the usage period) as the permission conditions, all of the corresponding content are automatically set. It is possible to execute the license condition calculation program relating to the rights and calculate the license conditions (license fee) collectively.
[0042]
In the above-described embodiment, the function of the permission
[0043]
Further, the above program may be transmitted from a computer system storing the program in a storage device or the like to another computer system via a transmission medium or by a transmission wave in the transmission medium. Here, the "transmission medium" for transmitting a program refers to a medium having a function of transmitting information, such as a network such as the Internet or a communication line such as a telephone line. Further, the program may be for realizing a part of the processing described above. Furthermore, what is called a difference file (difference program) that can realize the above-described processing in combination with a program already recorded in the license
[0044]
As described above, the embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. .
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, for each piece of content identification information for identifying a content, at least a license condition including a use medium, a use mode, a right holder, and a right name when using the content is stored in the license condition storage. Means for obtaining the permission condition of the corresponding content from the permission condition storage means based on the content usage information input from the right user by the permission condition presentation means, and presenting it to the right user. Therefore, there is an advantage that the negotiation of the permission between the right holder and the right user can be simplified.
[0046]
Further, a calculation formula for calculating a license fee for each of the content identification information is stored in a calculation formula storage means, and the calculation means stores the calculation formula based on the content usage information input from the right user by a calculation means. Means for obtaining the corresponding content from the means, calculating the license fee according to the formula, and presenting the calculated license fee to the right user by the license fee presenting means. The advantage is that automatic calculation can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of a copyright permission management system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sequence diagram for explaining the operation of the embodiment.
FIG. 3 is a conceptual diagram illustrating a license condition registration operation according to the embodiment.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a license condition reference operation according to the embodiment;
FIG. 5 is a conceptual diagram illustrating a license condition reference operation according to the embodiment.
FIG. 6 is a flowchart for explaining a license fee calculation operation according to the embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a license fee calculation operation according to the embodiment.
FIG. 8 is a conceptual diagram for explaining data of a license condition management database and a license condition calculation formula database, which are referred to in a license fee calculation operation.
FIG. 9 is a conceptual diagram showing an example of a conventional copyright permission process (procedure).
FIG. 10 is a sequence diagram showing an example of a conventional copyright permission process (procedure).
FIG. 11 is a conceptual diagram for explaining a conventional license agreement procedure.
FIG. 12 is a flowchart for explaining a conventional license agreement procedure.
[Explanation of symbols]
1
4 license
6 Permission condition calculation formula database (calculation formula storage means)
7 Permission condition calculation unit (calculation means)
Claims (8)
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記許諾条件記憶手段から該当するコンテンツの許諾条件を取得し、権利利用者に提示する許諾条件提示手段と
を具備することを特徴とする著作権許諾管理装置。Permission condition storage means for storing, at least for each piece of content identification information for identifying the content, permission conditions including a use medium, a use mode, a right holder, and a right name when using the content;
A copyright condition obtaining unit that obtains a license condition of the corresponding content from the license condition storage unit based on the content usage information input by the right user and presents the license condition to the right user. Rights management device.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、前記計算式記憶手段から該当するコンテンツの計算式を取得し、該計算式に従って許諾料を算出する演算手段と、
前演算手段によって算出された許諾料を権利利用者に提示する許諾料提示手段と
を具備することを特徴とする請求項1記載の著作権許諾管理装置。Calculation formula storage means for storing a calculation formula for calculating a license fee for each content identification information,
Based on the content usage information input from the right user, a calculation unit for obtaining a calculation formula for the corresponding content from the calculation formula storage unit, and calculating a license fee according to the calculation formula;
2. The copyright permission management device according to claim 1, further comprising a license fee presentation unit for presenting the license fee calculated by the pre-calculation unit to the right user.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの許諾条件を取得し、
前記取得した許諾条件を権利利用者に提示することを特徴とする著作権許諾管理方法。For each piece of content identification information for identifying the content, at least a permission condition including at least a use medium, a use form, a right holder, and a right name when using the content is stored in advance,
Based on the content usage information entered by the rights user, obtain the license conditions for the content,
A copyright permission management method characterized by presenting the obtained permission condition to a right user.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの計算式を取得し、
前記取得した計算式に従って許諾料を算出し、
前算出された許諾料を権利利用者に提示することを特徴とする請求項3記載の著作権許諾管理方法。A calculation formula for calculating a license fee for each content identification information is stored in advance,
Based on the content usage information entered by the right user, obtain the formula for the content in question,
Calculate the license fee according to the obtained formula,
4. The copyright permission management method according to claim 3, wherein the license fee calculated in advance is presented to the right user.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの許諾条件を取得するステップと、
前記取得した許諾条件を権利利用者に提示するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする著作権許諾管理プログラム。For each content identification information for identifying the content, at least preliminarily storing permission conditions including a use medium, a use mode, a right holder, and a right name when using the content;
Obtaining permission conditions for the content based on the content usage information input by the rights user;
And a step of presenting the obtained permission condition to the right user.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの計算式を取得するステップと、
前記取得した計算式に従って許諾料を算出するステップと、
前算出された許諾料を権利利用者に提示するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項5記載の著作権許諾管理プログラム。Storing in advance a formula for calculating a license fee for each content identification information;
Obtaining a formula for calculating the content based on the content usage information input by the right user;
Calculating a license fee according to the obtained formula;
Presenting the previously calculated license fee to the right user.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの許諾条件を取得するステップと、
前記取得した許諾条件を権利利用者に提示するステップと
をコンピュータに実行させる著作権許諾管理プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。For each content identification information for identifying the content, at least preliminarily storing permission conditions including a use medium, a use mode, a right holder, and a right name when using the content;
Obtaining permission conditions for the content based on the content usage information input by the rights user;
And a step of presenting the acquired license condition to the right user.
権利利用者から入力されたコンテンツ利用情報に基づいて、該当するコンテンツの計算式を取得するステップと、
前記取得した計算式に従って許諾料を算出するステップと、
前算出された許諾料を権利利用者に提示するステップと
をコンピュータに実行させる著作権許諾管理プログラムを記録したことを特徴とする請求項7記載の記録媒体。Storing in advance a formula for calculating a license fee for each content identification information;
Obtaining a formula for calculating the content based on the content usage information input by the right user;
Calculating a license fee according to the obtained formula;
8. The recording medium according to claim 7, wherein a copyright permission management program for causing a computer to execute the step of presenting the previously calculated license fee to the right user is recorded.
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