JP2007134194A - 発光素子制御装置、発光素子バックライト装置、液晶表示装置、及びホワイトバランス制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホワイトバランスの温度補償を行うための回路規模を低減する。
【解決手段】発光素子を光源とする白色光の生成において、温度によるホワイトバランスのずれを補償する温度補償を行う発光素子を、発光素子の温度−順方向電流特性を基準として区分けすることによって、温度補償回路の回路数を低減する。異なる発光色を発光する複数種の発光素子を制御する発光素子制御装置であって、発光素子の駆動電流を温度補償する温度補償部を備える。温度補償部は、発光素子の温度−順方向電流特性に基づいて発光素子を区分けし、区分けした発光素子の区分毎に温度補償回路を備え、温度補償回路は、共通する温度−順方向電流特性を備える発光素子については共通する一つの温度補償回路で温度補償を行うことができ、回路規模を低減することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】発光素子を光源とする白色光の生成において、温度によるホワイトバランスのずれを補償する温度補償を行う発光素子を、発光素子の温度−順方向電流特性を基準として区分けすることによって、温度補償回路の回路数を低減する。異なる発光色を発光する複数種の発光素子を制御する発光素子制御装置であって、発光素子の駆動電流を温度補償する温度補償部を備える。温度補償部は、発光素子の温度−順方向電流特性に基づいて発光素子を区分けし、区分けした発光素子の区分毎に温度補償回路を備え、温度補償回路は、共通する温度−順方向電流特性を備える発光素子については共通する一つの温度補償回路で温度補償を行うことができ、回路規模を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、発光素子を光源として白色光を生成する装置及び制御方法に関し、温度によるホワイトバランスのずれを補償する発光素子制御装置、発光素子バックライト装置、液晶装置、及びホワイトバランス制御方法に関する。
液晶パネルを用いたカラー画像表示装置では、白色光源として白色冷陰極管を用いるものや、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の3色の発光を合成するものが知られている。
白色光源として白色冷陰極管を用いる場合には、ホワイトバランス(白色の色温度)は、冷陰極管の発光スペクトルとカラーフィルターの特性で決まる。
光源もしくはカラーフィルターの特性を任意に調整することは困難であるという問題があり、ホワイトバランスを調整するには、液晶パネルの光透過率を調整することによって表示画像のホワイトバランスを調整している。
しかし、このホワイトバランス調整では、光透過率のダイナミックレンジの一部をホワイトバランスに用いるため、画像の階調表現に用いるダイナミックレンジが制限されるという問題がある。
これに対して、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の各単色を発光する3種類のLEDを光源として用い、ホワイトバランスを3種類のLEDの発光光量を調整することによって、光透過率のダイナミックレンジ全体を画像の階調表現に用いることで、階調表現の機能低下を抑制するものが提案されている。
図14は、3種類のLEDを光源として駆動する制御装置の一構成を説明するための図である。図14において、発光素子6は赤色(R)のLED6a、緑色(G)のLED6b、及び青色(B)のLED6cを備え、LED駆動回路5から供給される駆動電流によって駆動する。従来、LED駆動回路5には、周囲温度に係わらず一定の設定電流IRGBが設定されている。
この一定の設定電流IRGBは、各LEDが備える温度−最大順方向電流特性(IFmax−Ta)の仕様範囲内で定めた一定の電流値を使用している。図15は、LEDの温度−最大順方向電流特性(図15(a))、及び従来のLEDへの印加電流(図15(b),(c))を説明するための図である。
図15(a)において、実線で示すIFRは赤色(R)のLEDの温度−最大順方向電流特性を示し、破線で示すIFG/Bは緑色(G)及び青色(B)のLEDの温度−最大順方向電流特性を示している。緑色(G)と青色(B)のLEDの温度−最大順方向電流特性は、ほぼ同一の特性の傾向を示す。いずれの温度−最大順方向電流特性においても、温度T0以下の温度範囲では最大順方向電流は周囲温度Taの変化にかかわらずほぼ一定であり、温度T0以上を超えた温度範囲では最大順方向電流は所定の傾斜で低下する。この最大順方向電流を超える電流を印加した場合にはLEDの劣化が顕著となる。
図15(b)は、従来行われるLEDへの印加電流の一例である。この例では、一点鎖線で示すように、最大順方向電流IFR及びIFG/B以下の電流値で、所定の上限温度Tuまで一定の設定電流IRGBを設定している。また、図15(c)は他の例であり、一点鎖線で示すように、最大順方向電流IFR及びIFG/B以下の電流値で、所定の上限温度Tuまで一定の設定電流IRGBとし、上限温度Tuを超える高温では最大順方向電流に設定している。
LED駆動回路5は、この設定電流IRGBに基づいて各LED6a,6b,6cの駆動電流IRGBを供給する。
図16は、LED駆動回路による駆動態様を説明するための図である。LED駆動回路による駆動態様として、発光素子6を直流駆動する駆動態様(図16(a)〜(c))、及び各発光素子6をパルス駆動する駆動態様(図16(d))が知られている。
発光素子6を直流駆動する場合には、図16(a)〜(c)に示すように、各LED(R),LED(G),LED(B)に一定の駆動電流IRGBを供給して、3つのLEDを同時駆動する。
一方、発光素子6をパルス駆動する場合には、図16(d)に示すように、各LED(R),LED(G),LED(B)に駆動パルスを順次供給して、3つのLEDを所定周期で逐次駆動する。この駆動方式によるカラー表示方式は、フィールドシーケンシャル制御(FSC)方式と呼ばれる。このフィールドシーケンシャル制御(FSC)方式による液晶表示装置では、バックライトを時間的に、赤色(R),緑色(G),及び青色(B)と切り替えながら点灯させ、これに同期して、液晶パネルに各色成分の映像を表示し、時間的に混合することでフルカラー表示する。このフィールドシーケンシャル制御では、フレーム周波数は通常60Hz程度で行うため、色切り替えの周波数はこの3倍の180Hz程度となる。なお、図16(d)において、ホワイトバランスは各LEDを駆動するパルス幅TR,TG,TBを調整することで行われる。
上記したように、赤色(R),緑色(G),及び青色(B)の3色のLEDを駆動する場合、赤色(R)のLEDと緑色(G)及び青色(B)のLEDは、その温度−輝度特性において異なるため、従来のように一定の駆動電流でLEDを駆動すると、ホワイトバランスが温度変化と共に崩れるという問題がある。
図17は、温度変化によるホワイトバランスのずれを説明するための図である。図17はLEDの温度−輝度特性を示しており、赤色(R)のLEDは低温から高温に向かって輝度が低下する特性を示し、緑色(G)及び青色(B)のLEDは低温から高温にわたってほぼ同一の輝度の特性を示す。
ここで、ある周囲温度TMにおいてホワイトバランスを調整し、赤色(R)のLEDの輝度と緑色(G)及び青色(B)のLEDの輝度を合わせた場合、周囲温度Taが低下あるいは上昇した場合には、赤色(R)のLEDの輝度と緑色(G)及び青色(B)のLEDの輝度との間に差異が発生して、ホワイトバランスがずれる。
また、図17(b),(c)のように、低温TLあるいは高温THにおいてホワイトバランスを調整した場合においても、周囲温度Taが上昇あるいは低下すると、赤色(R)のLEDの輝度と緑色(G)及び青色(B)のLEDの輝度との間に差異が発生してホワイトバランスがずれる。
上記したように、温度変化に伴う発光素子の輝度や発光量の変化特性が発光素子によって異なることによるホワイトバランスの崩れを抑制するために、従来種々の提案がされている。
例えば、温度と発光素子の光量特性を保持しておき、検出した発光素子の温度に基づいて、発光素子毎に光量を制御する方法(例えば、特許文献1、2参照)や、検出した発光素子の発光量を設定値と比較して、発光素子毎に光量を制御する方法(例えば、特許文献3参照)や、各発光素子の駆動電流を検出して帰還させることによって駆動電流を制御する方法(例えば、特許文献4参照)が提案されている。
上記した各文献では、温度変化によって発光素子の輝度や発光量の変化特性が異なることで生じるホワイトバランスの崩れを、各発光素子の温度や発光量や駆動電流を検出し、これらの測定量に基づいて各発光素子を制御することによって温度補償を行っている。
図18は、従来提案される発光素子のホワイトバランスの温度補償を行うための概略構成を説明するためのブロック構成図である。
図18において、センサ2(2A〜2C)は、各色(赤色(R),緑色(G),青色(B))のLEDの発光素子において、温度や発光量や駆動電流等をそれぞれ検出する。各センサ2で検出されたアナログ量の検出値はA/D変換器3(3A〜3C)でデジタル値に変換され、各温度補償回路4(4A〜4C)に送られる。各温度補償回路4(4A〜4C)は、検出信号に基づいてホワイトバランスを補償するLEDの駆動信号を各LEDに形成し、LED駆動回路5に送る。
LED駆動回路5は、ホワイトバランスの温度補償が成された駆動電流をLED6(6A〜6C)に供給して駆動する。
上記したように、従来のホワイトバランスを温度補償する構成では、発光素子毎に温度補償回路を設ける必要があるため、必要とする回路構成が増加するという問題がある。この温度補償回路では、例えば温度−駆動電流の特性を記憶する記憶回路や、駆動電流を算出する演算回路等の構成を含むため、温度補償回路が増加すればそれだけ記憶回路や演算回路が必要となる。
また、フィールドシーケンシャル制御によって液晶表示を行う場合には、各発光素子を駆動するパルスの幅を調整している。前記したように、フィールドシーケンシャル制御では、各パルスの周期は60Hz程度であり、また液晶の応答特性によるマージンの必要性から、発光パルス期間は数ms以下であることが求められる。このような短いパルス幅内においてホワイトバランスの制御を行うには、回路設計の困難性が高まるという問題がある。
そこで、本発明は、上記した課題を解決し、ホワイトバランスの温度補償を行うための回路規模を低減することを目的とする。
また、フィールドシーケンシャル制御において、ホワイトバランスの温度補償を行うための回路設計を簡易とすることを目的とする。
本発明は、発光素子を光源とする白色光の生成において、温度によるホワイトバランスのずれを補償する温度補償を行う発光素子を、発光素子の温度−順方向電流特性を基準として区分けすることによって、温度補償回路の回路数を低減する。
また、フィールドシーケンシャル制御において、温度によるホワイトバランスのずれを補償する温度補償を発光素子の温度−順方向電流特性を基準として、温度補償を行う発光素子を限定し、さらに、求めた駆動電流に基づいてパルスの波長値を調整することによって、ホワイトバランスの温度補償を行うための回路設計を容易とする。
本発明のホワイトバランスの温度補償は、発光素子制御装置、発光素子バックライト装置、液晶表示装置等の装置の態様を含み、また、ホワイトバランス制御方法の方法の態様を含む。
本発明の発光素子制御装置の態様では、異なる発光色を発光する複数種の発光素子を制御する発光素子制御装置であって、発光素子の駆動電流を温度補償する温度補償部を備える。
温度補償部は、発光素子の温度−順方向電流特性に基づいて発光素子を区分けし、区分けした発光素子の区分毎に発光素子の個数より少ない個数の温度補償回路を備える。温度補償回路は、上記のように発光備素子の特性に基づいて区分けすることによって、共通の傾向を有する温度−順方向電流特性を備える発光素子については共通する一つの温度補償回路で温度補償を行うことができ、回路規模を低減することができる。
複数種の発光素子は、赤色を発光する赤色LEDと緑色を発光する緑色LEDと青色を発光する青色LEDの3色のLEDとすることができる。この3色のLEDの場合には、緑色LEDと青色LEDの温度−順方向電流特性は共通の傾向を有するため、赤色LEDの区分と、緑色LEDと青色LEDの区分の2つの区分に区分けする。
温度補償部は、赤色の第1の区分の温度補償を行う第1の温度補償回路と、緑色LED及び青色LEDの第2の区分の温度補償を行う第2の温度補償回路の2つの温度補償回路とすることで、各色に対して温度補償回路を設定した場合よりも、温度補償回路の回路数を少なくすることができる。
第1の温度補償回路は、赤色LEDの温度に対する輝度特性を補償するように修正した赤色LEDの温度−順方向電流特性を備える。この修正した特性温度−順方向電流特性に基づいて周囲温度に応じて駆動電流を求め、求めた駆動電流を赤色LEDに設定する。一方、第2の温度補償回路は、緑色LED及び青色LEDの温度−順方向電流特性と同じ温度−順方向電流特性を備える。この特性温度−順方向電流特性に基づいて周囲温度に応じて駆動電流を求め、求めた駆動電流を緑色LED及び青色LEDに設定する。
さらに、温度補償部は、ホワイトバランスを補償する温度範囲と、発光素子の劣化を補償する温度範囲の二つに温度範囲において、それぞれ温度補償特性を定めることができる。
ホワイトバランスを補償する温度範囲において、赤色LEDの温度補償を行う第1の温度補償回路は、低温から高温に向かって駆動電流を増加させる温度補償特性に従って温度補償を行う。また、緑色LED及び青色LEDの温度補償を行う第2の温度補償回路は、低温から高温の間を一定の駆動電流とする温度補償特性に従って温度補償を行う。
また、発光素子の劣化を補償する温度範囲において、第1の温度補償回路と第2の温度補償回路は共に、発光素子の温度−最大順方向電流特性に基づいて駆動電流を減少させる温度補償特性に従って温度補償を行う。
また、各発光色の発光素子を時分割でパルス駆動するフィールドシーケンシャル制御において、温度補償部は、駆動電流に基づいて各パルスの波高値を設定する。ここで、各発光色のパルス幅は、所定温度におけるホワイトバランスに基づいて設定することができる。
発光素子バックライト装置は、複数種の発光素子の異なる発光色を合成した白色光をバックライトとする発光素子バックライト装置であり、発光素子を制御する制御装置として、前記した発光素子制御装置を備える。
また、液晶表示装置は、異なる発光色を発光する複数種の発光素子と液晶パネルを備え、前記複数種の発光素子の異なる発光色を合成した白色光をバックライトとする液晶表示装置であり、発光素子を制御する制御装置として、前記した発光素子制御装置を備える。
また、本発明のホワイトバランス制御方法は、赤色を発光する赤色LEDと緑色を発光する緑色LEDと青色を発光する青色LEDの3色のLEDの各発光色を合成する白色光のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御方法であり、赤色LEDの第1の区分と緑色LED及び青色LEDの第2の区分に区分けし、赤色LEDの温度に対する輝度特性を補償するように修正した赤色LEDの温度−順方向電流特性に基づいて周囲温度に応じた駆動電流を求め、求めた駆動電流を赤色LEDに設定し、緑色LED及び青色LEDの温度−順方向電流特性と同じ温度−順方向電流特性に基づいて周囲温度に応じて駆動を求め、求めた駆動電流を緑色LED及び青色LEDに設定し、緑色LED及び青色LEDの駆動電流に対して同一の温度補償を行う。
本発明は、温度によるホワイトバランスのずれを補償する温度補償を行う発光素子を、発光素子の温度−順方向電流特性を基準として区分けすることによって、ホワイトバランスの温度補償を行うための回路規模を低減することができる。
また、本発明は、各発光色の発光素子を時分割でパルス駆動するフィールドシーケンシャル制御において、駆動電流に基づいて各パルスの波高値を設定することによって、回路設計条件が厳しいパルス幅を変更することなく、ホワイトバランスの温度補償を行うことができる。
以下、本発明の発光素子制御装置、発光素子バックライト装置、液晶表示装置について図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の発光素子制御装置、発光素子バックライト装置、液晶表示装置の関係の概略を説明するための図である。なお、図では、発光素子としてLEDの場合を示している。
図1において、発光装置は、赤色(R)のLED6a、緑色(G)のLED6b、及び青色(B)のLED6cの各発光素子6を備え、各発光素子6はLED駆動回路5から駆動電流を供給されて駆動する。LED制御装置1は、LED駆動回路5が供給する駆動電流を制御する装置であり、ホワイトバランスの温度補償を行う。
LEDバックライト装置10は、白色光をバックライト光として発光する装置であり、例えば導光及び散乱の機能を有した板に上記したLED制御装置1を設けることで構成することができる。
液晶表示装置20は、液晶パネル21に上記したLEDバックライト装置10を設けることで構成される。液晶パネル21は、例えば画素電極24及びTFT25を格子状の配置したTFT基板23と透明電極22との間に液晶26を挟み込むことで構成される。
発光素子6が発光した赤(R),緑(G),青(B)の3色光は、LEDバックライト装置10において空間的あるいは時間的に合成して白色光を生成する。液晶表示装置20は、LEDバックライト装置10で生成した白色光をバックライトとして用いてカラー表示を行う。
なお、白色光を空間的に合成する場合には、3色のLEDを同時駆動することによって合成し、液晶表示装置20はこの白色光の透過光量を制御すると共にカラーフィルターを通すことでカラー表示を行う。また、白色光を時間的に合成する場合には、3色のLEDを赤、緑、青を時間的に切り替えて点灯させ、液晶表示装置20はこの切り替えに同期して液晶パネルを駆動することでカラー表示を行う。
以下、本発明のLED制御装置について説明する。図2は本発明のLED制御装置の概略構成を説明するためのブロック図である。
LED制御装置1は、温度センサ2で形成した検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器3と、検出信号を入力してホワイトバランスの温度補償を行う温度補償回路4を備える。温度補償回路4の出力はLED駆動回路5に送られ、LED6の各色のLED6a〜6cを駆動する。
本発明のLED制御装置1が備える温度補償回路4は、赤(R)のLED6aの温度補償を行う温度補償回路4aと、緑(G)及び青(B)の両LED6b,6cを共通に温度補償する温度補償回路4bを備える。
温度補償回路4aは、赤(R)のLED6aに供給する駆動電流を制御して、温度変化に対するホワイトバランスの崩れを補償する。また、温度補償回路4bは、緑(G)のLED6aと青(B)のLED6bに供給する駆動電流を共通に制御して、温度変化に対するホワイトバランスの崩れを補償する。
図3は、温度補償回路4による温度補償を説明するための印加電流特性図である。図3(a)は温度補償回路4aによる温度補償を説明するための印加電流特性図であり、周囲温度Taに対する赤(R)のLED6aに印加する電流IRを示している。図3(a)において、実線で示すIFRは赤色LED6aが持つ温度−最大順方向電流特性を表し、各周囲温度補償において赤色LED6aに印加し得る許容電流値を表している。この温度−最大順方向電流特性では、T0以下の温度範囲では最大順方向電流はほぼ同じ電流値であり、T0を超える温度範囲では温度上昇と共に最大順方向電流は低下する。この最大順方向電流を超える電流を印加した場合にはLEDの劣化は顕著となる。
LED6aの輝度(発光量)を大きくするには、各周囲温度で定まる最大順方向電流の電流を印加すればよいが、赤(R)のLED6aは前記した図17(a)に示すように、周囲温度Taが低温から高温となるに従って輝度(発光量)が低下する特性を有しているため、最大順方向電流がほぼ同じ電流値の範囲において一定電流を印加すると、周囲温度Taが上昇した場合に輝度(発光量)が低下してホワイトバランスが崩れることになる。
そこで、温度補償回路4aは、図3(a)中の一点鎖線で示すように、T0以下の温度範囲において、印加電流IRを低温では低く高温になるほど高くなるよう設定し、T0を超える温度範囲では最大順方向電流に従って低下するように設定する。
この温度−印加電流特性とすることによって、T0以下の温度範囲においてはホワイトバランスは温度補償され、T0を超える温度範囲では劣化補償される。したがって、T0以下の温度範囲はホワイトバランス補償範囲となり、T0を超える温度範囲は劣化補償範囲となる。
図3(b)は温度補償回路4bによる温度補償を説明するための印加電流特性図であり、周囲温度Taに対する緑(G)のLED6bと青(B)のLED6cに印加する電流IG/Bを示している。図3(b)において、細い破線で示すIFG/Bは緑色LED6b及び青色LED6cが持つ温度−最大順方向電流特性を表し、各周囲温度補償において緑色LED6b及び青色LED6cに印加し得る許容電流値を表している。この温度−最大順方向電流特性では、T0以下の温度範囲では最大順方向電流はほぼ同じ電流値であり、T0を超える温度範囲では温度上昇と共に最大順方向電流は低下する。この最大順方向電流を超える電流を印加した場合にはLEDの劣化は顕著となる。
緑色LED6bと青色LED6cは、ほぼ同じ温度−最大順方向電流特性を備え、共に図3(b)中に示す特性で表すことができる。そこで、温度補償回路4bは緑色LED6bと青色LED6cの両LEDを共通に制御することができる。そこで、本発明では、一つの温度補償回路6bによって、2つのLED(緑色LED6b及び青色LED6c)の温度補償を行う。
緑色LED6b及び青色LED6cの温度−最大順方向電流特性は、図中の破線で示すように、T0以下の温度範囲では最大順方向電流はほぼ一定であり、T0を超える高温の温度範囲では最大順方向電流は所定の傾斜で低下する。
したがって、T0以下の温度範囲では最大順方向電流はほぼ一定であるため、一定電流を印加した場合であっても、周囲温度Taの上昇に伴って輝度(発光量)が低下することはなくホワイトバランスが崩れることはない。そこで、温度補償回路4bは、図3(b)中の一点鎖線で示すように、T0以下の温度範囲においては、印加電流IRを最大順方向電流に設定し、T0を超える温度範囲では最大順方向電流に従って低下するように設定する。
この温度−印加電流特性とすることによって、T0以下の温度範囲においてはホワイトバランスは温度補償され、T0を超える温度範囲では劣化補償される。したがって、T0以下の温度範囲はホワイトバランス補償範囲となり、T0を超える温度範囲は劣化補償範囲となる
本発明の温度補償回路4は、緑(G)のLED6bと青(B)のLED6cとを共通の温度補償回路で温度補償することによって、温度補償回路の個数を減らし、回路規模を低減させることができる。
なお、赤(R)のLED6a、緑(G)のLED6b、青(B)のLED6cの輝度(発光量)の間には、図4に示す輝度−順方向電流特性で示す関係があるため、この関係に基づいて順方向電流を設置することでホワイトバランスを調整することができる。
また、図3では、印加電流を最大順方向電流にできるだけ近づけて設定することによって、大きな輝度(発光量)が得られるようにしているが、必要とする輝度(発光量)が低いレベルで十分な場合には、印加電流は最大順方向電流以下に設定してもよい。
次に、赤(R)のLED6aの温度補償動作について、図5の温度−印加電流特性図、及び図6のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、周囲温度Taが低温から高温に変化する場合について示している。
周囲温度Taを求め(S1)、周囲温度TaがT0以下の温度範囲(ホワイトバランス補償範囲)の場合には(S2)、温度−印加電流特性の傾きk1に基づいて印加電流IRを算出し(S3)、算出した印加電流IRをLED駆動電流回路5に設定して赤(R)のLED6aを駆動する(S5)。
このホワイトバランス補償範囲での動作は、図5において、丸数字1〜3の動作(周囲温度T1)、及び丸数字4〜6の動作(周囲温度T2)で示している。周囲温度TaがT0以下のホワイトバランス補償範囲では、温度−印加電流の傾きk1は正の傾きであるため、温度上昇と共に印加電流IRは上昇する。
一方、周囲温度TaがT0以上の温度範囲(劣化補償範囲)の場合には(S2)、温度−印加電流特性の傾きk2に基づいて印加電流IRを算出し(S4)、算出した印加電流IRをLED駆動電流回路5に設定して赤(R)のLED6aを駆動する(S5)。
この劣化補償範囲での動作は、図5において、丸数字7〜9の動作(周囲温度T3)で示している。周囲温度TaがT0以上の劣化補償範囲では、温度−印加電流の傾きk2は負の傾きであるため、温度上昇と共に印加電流IRは低下する。
次に、緑(G)のLED6b及び青(B)のLED6cの温度補償動作について、図7の温度−印加電流特性図、及び図8のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、周囲温度Taが低温から高温に変化する場合について示している。
周囲温度Taを求め(S11)、周囲温度TaがT0以下の温度範囲(ホワイトバランス補償範囲)の場合には(S12)、予め設定しておいた一定の印加電流IG/B0を定め (S13)、定めた印加電流IG/B0をLED駆動電流回路5に設定して緑(G)のLED6bと青(B)のLED6cを駆動する(S15)。
このホワイトバランス補償範囲での動作は、図7において、丸数字1〜3の動作(周囲温度T1)、及び丸数字4〜6の動作(周囲温度T2)で示している。周囲温度TaがT0以下のホワイトバランス補償範囲では印加電流は一定値であるため、温度上昇に係わらず一定の印加電流IG/B0が設定される。
一方、周囲温度TaがT0以上の温度範囲(劣化補償範囲)の場合には(S12)、温度−印加電流特性の傾きk3に基づいて印加電流IG/Bを算出し(S14)、算出した印加電流IG/BをLED駆動電流回路5に設定して緑(G)のLED6bと青(B)のLED6cを駆動する(S15)。
この劣化補償範囲での動作は、図7において、丸数字7〜9の動作(周囲温度T3)で示している。周囲温度TaがT0以上の劣化補償範囲では、温度−印加電流の傾きk3は負の傾きであるため、温度上昇と共に印加電流IG/Bは低下する。
なお、上記した傾きk1、k2、及びk3によって周囲温度に対する印加電流を算出する際には、周囲温度と印加電流との関係を定めた演算式やテーブルを用いて行うことができる。
次に、上記で求めた印加電流値を用いてLEDを駆動際の駆動態様について説明する。LEDの駆動態様は、フィールドシーケンシャル制御(FSC)で用いられる各LEDを時間的に区分して駆動するパルス駆動と、各LEDを同時に駆動する直流駆動がある。
はじめに、パルス駆動について、図9、図10を用いて説明する。
図9は、ホワイトバランス補償範囲における、赤(R)のLED6a、緑(G)のLED6b、青(B)のLED6cの各パルス信号を示している。なお、ここでは青(B),緑(G),赤(R)の順で各LEDを点灯する場合について示している。
各色のパルス信号の波高値は、設定された印加電流IR、及びIG/B0に基づいて定められる。
前記したように、ホワイトバランス補償範囲では、赤(R)のLED6aは周囲温度Taに応じて印加電流IRが設定され、緑(G)のLED6b及び青(B)のLED6cは一定の印加電流IG/B0が設定されるため、赤(R)のパルス信号の波高値は印加電流IRに基づいて設定されて周囲温度Taと共に変化し、緑(G)及び青(B)のパルス信号の波高値は印加電流IG/B0に基づいて一定値に設定される。
なお、青(B),緑(G),赤(R)のパルス信号のパルス幅は、ある基準温度においてホワイトバランスを調整するように設定する。ここで設定されたホワイトバランスは、赤(R)のパルス信号の波高値のみを周囲温度Taに従って変化させることで、温度補償することができる。
図10は、前記した図5及び図7における各周囲温度でのパルス信号を示している。図10(a)は周囲温度TaがT0以下のホワイトバランス補償範囲であり、図5及び図7において丸数字1〜3の動作(周囲温度T1)で示される場合のパルス信号を示している。この周囲温度T1では、赤(R)の印加電流IRが低く設定されているため、パルス信号の波高値を低く設定することでホワイトバランスの温度補償を行う。
また、図10(b)は前記図10(a)と同様に周囲温度TaがT0以下のホワイトバランス補償範囲であり、図5及び図7において丸数字4〜6の動作(周囲温度T2)で示される場合のパルス信号を示している。この周囲温度T2では、赤(R)の印加電流IRが高く設定されているため、パルス信号の波高値を高く設定することでホワイトバランスの温度補償を行う。
一方、図10(c)は、周囲温度TaがT0以上の劣化補償範囲であり、図5及び図7において丸数字7〜9の動作(周囲温度T3)で示される場合のパルス信号を示している。この周囲温度T3では、赤(R)の印加電流IR、及び緑(G)と青(B)の印加電流IG/Bは温度−最大順方向電流の降下に従って低く設定されているため、パルス信号の波高値を低く設定することでLEDの劣化補償を行う。
次に、直流駆動について、図11、図12を用いて説明する。
図11は、ホワイトバランス補償範囲における、赤(R)のLED6a、緑(G)のLED6b、青(B)のLED6cの各直流駆動信号を示している。
各色の駆動信号の波高値は、設定された印加電流IR、及びIG/B0に基づいて定められる。
前記したように、ホワイトバランス補償範囲では、赤(R)のLED6aは周囲温度Taに応じて印加電流IRが設定され(図11(a))、緑(G)のLED6b及び青(B)のLED6cは一定の印加電流IG/B0が設定されるため、赤(R)の駆動信号の波高値は印加電流IRに基づいて設定されて周囲温度Taと共に変化し、緑(G)及び青(B)の駆動信号の波高値は印加電流IG/B0に基づいて一定値に設定される。
図12は、前記した図5及び図7における各周囲温度での駆動信号を示している。図12(a)は周囲温度TaがT0以下のホワイトバランス補償範囲であり、図5及び図7において丸数字1〜3の動作(周囲温度T1)で示される場合の駆動信号を示している。この周囲温度T1では、赤(R)の駆動電流IRが低く設定されているため、駆動信号の波高値を低く設定することでホワイトバランスの温度補償を行う。
また、図12(b)は前記図12(a)と同様に周囲温度TaがT0以下のホワイトバランス補償範囲であり、図5及び図7において丸数字4〜6の動作(周囲温度T2)で示される場合の駆動信号を示している。この周囲温度T2では、赤(R)の駆動電流IRが高く設定されているため、駆動信号の波高値を高く設定することでホワイトバランスの温度補償を行う。
図12(a),(b)において、緑(G)及び青(B)の駆動電流IG/Bの波高値は一定値に設定される。
一方、図10(c)は、周囲温度TaがT0以上の劣化補償範囲であり、図5及び図7において丸数字7〜9の動作(周囲温度T3)で示される場合の駆動信号を示している。この周囲温度T3では、赤(R)の駆動電流IR、及び緑(G)と青(B)の印加電流IG/Bは温度−最大順方向電流の降下に従って低く設定されているため、駆動信号の波高値を低く設定することでLEDの劣化補償を行う。
本発明のLED制御装置1は、前記図2に示した構成の他に図13に示す構成としてもよい。図13に示す構成は、温度補償回路4を赤(R)のLED6aのホワイトバランスの温度補償のみを行う温度補償回路4aのみとし、赤(R)のLED6aについてはホワイトバランスの温度補償を行うが、緑(G)のLED6bと青(B)のLED6cのホワイトバランスの温度補償は行わずにはじめに設定した駆動電流で駆動を行う。
これによって、ホワイトバランスの温度補償を行う回路を赤(R)の温度補償回路4aのみとして、回路規模を低減させることができる。
上記したLED制御装置1は、前記図1で示した発光素子バックライト装置や液晶表示装置に組み込むことができる。
上記例では、緑(G)と青(B)のLEDのホワイトバランスの温度補償を共通の温度補償回路によって行う例を示しているが、異なる特性を有するLEDを用いる場合にも適応することができる。この場合には、使用するLEDの特性に応じ、同様の特性のLEDは共通の温度補償回路を用いて温度補償を行う。
また、上記例では、発光素子としてLEDの場合を示しているが、有機EL等の他の発光素子についても適用させることができる。
1 LED制御装置
2,2A〜2C 温度センサ
3,3A〜3C A/D変換器
4,4a〜4c,4A〜4C 温度補償回路
5 LED駆動回路
6 発光素子
6a〜6c LED
10 LEDバックライト装置
11 導光/散乱板
20 液晶表示装置
21 液晶パネル
22 透明電極
23 TFT基板
24 画素電極
25 TFT
26 液晶
2,2A〜2C 温度センサ
3,3A〜3C A/D変換器
4,4a〜4c,4A〜4C 温度補償回路
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21 液晶パネル
22 透明電極
23 TFT基板
24 画素電極
25 TFT
26 液晶
Claims (9)
- 各々異なる発光色を発光する複数種の発光素子を制御する発光素子制御装置であって、
前記発光素子の駆動電流を温度補償する温度補償部を備え、
前記温度補償部は、発光素子の温度−順方向電流特性に基づいて区分けした発光素子の区分毎に前記発光素子より少ない温度補償回路を備えたことを特徴とする発光素子制御装置。 - 前記複数種の発光素子は、赤色を発光する赤色LEDと緑色を発光する緑色LEDと青色を発光する青色LEDの3色のLEDであり、
赤色LEDの第1の区分と緑色LED及び青色LEDの第2の区分に区分けし、
前記温度補償部は、第1の区分の温度補償を行う第1の温度補償回路と、第2の区分の温度補償を行う第2の温度補償回路とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の発光素子制御装置。 - 前記温度補償部は、ホワイトバランスを補償する温度範囲において、
前記第1の温度補償回路は、低温から高温に向かって駆動電流を増加させる温度補償特性を有し、
前記第2の温度補償回路は、低温から高温の間を一定の駆動電流とする温度補償特性を有することを特徴とする、請求項2に記載の発光素子制御装置。 - 前記温度補償部は、発光素子の劣化を補償する温度範囲において、
前記第1の温度補償回路及び第2の温度補償回路は、発光素子の温度−最大順方向電流特性に基づいて駆動電流を減少させる温度補償特性を有することを特徴とする、請求項2に記載の発光素子制御装置。 - 各発光色の発光素子を時分割でパルス駆動するフィールドシーケンシャル制御において、前記温度補償部は、前記駆動電流に基づいて各パルスの波高値を設定することを特徴とする、請求項1乃至4の何れか一つに記載の発光素子制御装置。
- 前記温度補償部は、所定温度におけるホワイトバランスに基づいてLED駆動パルスのパルス幅を設定することを特徴とする、請求項5に記載の発光素子制御装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の発光素子制御装置を備えることを特徴とする発光素子バックライト装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の発光素子制御装置を備えることを特徴とする液晶表示装置。
- 赤色を発光する赤色LEDと緑色を発光する緑色LEDと青色を発光する青色LEDの3色のLEDの各発光色を合成する白色光のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御方法であって、
赤色LEDの第1の区分と緑色LED及び青色LEDの第2の区分に区分けし、
赤色LEDの温度に対する輝度特性を補償するように修正した赤色LEDの温度−順方向電流特性に基づいて周囲温度に応じた駆動電流を求め、求めた駆動電流を赤色LEDに設定し、
緑色LED及び青色LEDの温度−順方向電流特性と同じ温度−順方向電流特性に基づいて周囲温度に応じて駆動を求め、求めた駆動電流を緑色LED及び青色LEDに設定し、緑色LED及び青色LEDの駆動電流に対して同一の温度補償を行うことを特徴とする、ホワイトバランス制御方法。
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