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JP5322019B2 - 関連する情報を事前にキャッシュする予測型キャッシュ方法、そのシステム及びそのプログラム - Google Patents

関連する情報を事前にキャッシュする予測型キャッシュ方法、そのシステム及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報をキャッシュ用データ管理構造にキャッシュすることで、以後のアクセス時に高速にアクセスできるキャッシュ方法、そのシステム及びそのプログラムに関する。
本発明に関連するキャッシュシステムの方式を述べる。図1は本発明に関連するキャッシュシステムの構成を示す図である。図1を参照すると、本発明に関連するキャッシュシステムはデータ記憶装置と、キャッシュ管理装置と、キャッシュ記憶装置から構成されている。
記憶可能な容量については、キャッシュ記憶装置に対しデータ記憶装置は十分に大きい。また、前提としてデータ記憶装置には全てのデータが格納されている。一方、キャッシュ記憶装置にはデータ記憶装置内のデータのうち高い頻度でアクセスするデータを記録しておく。また検索速度の面では、キャッシュ記憶装置はデータ記憶装置より高速にデータの検索ができる。
このような構成を有する従来のキャッシュシステムの動作を以下に述べる。
利用者またはシステムがキャッシュ管理装置に検索要求を出す。検索要求には、データ記憶装置から情報を取り出すために必要な固有の番号(ID)または検索条件式を含んでいる。また、データ記憶装置中のデータにはそのデータを特定するための固有の番号(ID)が割り当てられている。キャッシュ管理装置は検索要求を受けると、キャッシュ記憶装置に対し検索要求で要求されたIDのデータがキャッシュ記憶装置内に保存されているか問い合わせる。
キャッシュ記憶装置内に要求されたIDのデータがある場合はそのデータをキャッシュ記憶装置から取り出し検索結果として検索要求元へ返す。一方、キャッシュ記憶装置内に要求されたIDのデータが無い場合はデータ記憶装置に対し検索を実行する。データ記憶装置内に要求したIDのデータが存在した場合、データ記憶装置から要求したIDのデータを取り出す。取り出したデータは検索要求元へ検索結果として返すとともに、キャッシュ記憶装置へ投入する。
次回以降、同じIDで検索要求がなされた場合、キャッシュ管理装置はキャッシュ記憶装置を確認することでデータ記憶装置を検索することなく高速にデータを読み出すことができる。
この点、上述のようなキャッシュシステムにおいて、データが実際に必要とされる前に、必要とされる確率のあるデータをメモリにロードし保持することにより、実際にパフォーマンスが向上し、パフォーマンスの向上を知覚することができるメモリ管理技術があった(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の発明は、使用頻度、最後に使用された時間、データ転送の容易さ、およびその他のコンテクストに基づく情報を含む各種の要素に従って、データのページに値/スコアで優先順位を付ける。これにより、より価値のあるデータをメモリにプリフェッチし、および/または保持するように機構が機能する。そして、そのデータをディスクへ書き出す、または上書きすることが必要な場合、実際の要求がなくても要求を予想し、そのデータを復元力のある方式で自動的に戻すことができる。
特開2004−133934号公報
上述した特許文献1に記載の発明には、問題点があった。その問題点は、最低でも1回以上アクセスしたデータしかキャッシュされないということである。その理由は、アクセス頻度や最終アクセス時刻に基づいてデータをキャッシュするという構造である以上、一度もアクセスが行われていないデータはキャッシュ対象とならないためである。
そこで、本発明は、利用者がアクセスした情報をもとに、データ(レコード)の利用履歴の有無に関わらずキャッシュできる予測型事前キャッシュシ方法、そのシステム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、システムとして、データをキャッシュするキャッシュシステムであって、利用者の利用する情報の実体を記録するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段内に記録されている情報のうち利用者にとってよく利用される情報を格納する記憶手段であるキャッシュ記憶手段と、利用者の利用する情報の項目間と種類間の関係を定義する定義情報を保持する関連付けルール記憶手段と、アクセス要求を受け、キャッシュ記憶手段又はデータ記憶手段の何れか、或いはその両方から情報を検索し、検索の結果得られた、情報を要求元に返し、かつキャッシュ記憶手段及びデータ記憶手段の何れから情報を取得した場合であっても関連付けルール記憶手段内の定義情報を参照し、定義情報を用いることによりアクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求め、求めた情報を前記キャッシュ記憶手段に記録する事前予測キャッシュ管理手段と、を備え、前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求めることを特徴とするキャッシュシステムが提供される。
また、本発明の第2の観点によれば、サーバとして、利用者からの検索要求を受け、データ記憶手段を検索し要求された情報を要求元に返す手段と、利用者がキャッシュ記憶手段に対して要求した情報を特定する情報を取得する手段と、データ記憶手段を検索した場合及び前記特定する情報を取得した場合の何れの場合であっても、自らが備える関連付けルール記憶手段内の定義を参照し、利用者が要求した情報と関係の深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求め、求めた情報を要求元に送信する事前予測キャッシュ管理手段と、利用者の利用する情報を格納するデータ記憶手段と、前記事前予測キャッシュ管理手段から参照可能な情報間の関係を定義する定義を保存する関連付けルール記憶手段と、を備えることを特徴とするサーバが提供される。
更に、本発明の第3の観点によれば、端末として利用者からの検索要求を受け、自らが備えるキャッシュ記憶手段又は通信網に接続された他の装置を検索し、要求された情報を利用者に返し、かつキャッシュ記憶手段及び他の装置の何れから情報を取得した場合であっても通信網に接続された他の装置から要求した情報と関係の深い情報を取得し、キャッシュ記憶手段に記録するキャッシュ管理手段と、キャッシュ管理手段により通信網に接続された他の装置から受け取った情報を記録するキャッシュ記憶手段と、受け取った前記情報の用途に応じたプログラムを実行可能なアプリケーション実行手段と、を備えることを特徴とする端末が提供される。
更に、本発明の第4の観点によれば、方法として、データをキャッシュするキャッシュ方法であって、利用者の利用する情報の実体をデータ記憶手段に記録するデータ記憶ステップと、前記データ記憶手段内に記録されている情報のうち利用者にとってよく利用される情報をキャッシュ記憶手段に格納するキャッシュ記憶ステップと、利用者の利用する情報の項目間と種類間の関係を定義する定義情報を関連付けルール記憶手段内に保持する関連付けルール記憶ステップと、アクセス要求を受け、キャッシュ記憶手段又はデータ記憶手段の何れか、或いはその両方から情報を検索し、検索の結果得られた、情報を要求元に返し、かつキャッシュ記憶手段及びデータ記憶手段の何れから情報を取得した場合であっても関連付けルール記憶手段内の定義情報を参照し、定義情報を用いることによりアクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求め、求めた情報を前記キャッシュ記憶手段に記録する事前予測キャッシュ管理ステップと、を備え、前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求めることを特徴とするキャッシュ方法が提供される。
更に、本発明の第5の観点によれば、プログラムとして、データをキャッシュするキャッシュプログラムであって、利用者の利用する情報の実体を記録するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段内に記録されている情報のうち利用者にとってよく利用される情報を格納する記憶手段であるキャッシュ記憶手段と、利用者の利用する情報の項目間と種類間の関係を定義する定義情報を保持する関連付けルール記憶手段と、アクセス要求を受け、キャッシュ記憶手段又はデータ記憶手段の何れか、或いはその両方から情報を検索し、検索の結果得られた、情報を要求元に返し、かつキャッシュ記憶手段及びデータ記憶手段の何れから情報を取得した場合であっても関連付けルール記憶手段内の定義情報を参照し、定義情報を用いることによりアクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求め、求めた情報を前記キャッシュ記憶手段に記録する事前予測キャッシュ管理手段と、を備え、前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求めることを特徴とする装置としてコンピュータを機能させるためのキャッシュプログラムが提供される。
本発明によれば、データが必要となった際に、要求されたデータを検索した際に要求されたデータの内容から関連のあるデータを求め、データ記憶構造から取り出し、予めキャッシュすることから、要求されたデータに関連の深いデータを、レコードの利用履歴の有無にかかわらず以後のアクセス要求前にキャッシュすることが可能となる。また、利用者が一度もアクセスしていないデータはキャッシュされないという問題を解決することが可能となる。
次に、図2を用いて、本発明の実施形態の概略を説明する。
本発明の実施形態である、予測型事前キャッシュシステムは、事前予測キャッシュ管理装置11と、関連付けルール記憶装置12と、データ記憶装置13と、キャッシュ記憶装置14を有している。
事前予測キャッシュ管理装置11は、利用者の検索要求から次に必要とするデータを予測し事前に必要となるデータを取り出す装置である。関連付けルール記憶装置12は、データの関連を定義する装置である。データ記憶装置は、データを保存する装置である。キャッシュ記憶装置14は、キャッシュデータを保存する装置である。
以下、本システムの動作について述べる。
利用者の入力またはシステムの要求に基づいて、事前予測キャッシュ管理装置11に対し検索要求を出す。検索要求には、データ記憶装置13から情報を取り出すために必要な固有の番号(ID)または検索条件式を含んでいる。事前予測キャッシュ管理装置11は検索要求を受け取るとキャッシュ記憶装置14に対して要求されたIDまたは検索条件式に該当するデータがあるかを問い合わせる。
キャッシュ記憶装置14内に該当するデータがある場合はそのデータを検索結果として検索要求元に返す。一方、キャッシュ記憶装置14内に該当するデータがなかった場合は、データ記憶装置13に対し検索を実行する。データ記憶装置13内に検索要求に該当するデータがあれば、そのデータを取り出し検索結果として返す。
続いて、検索結果のデータを参照し関係のあるデータをデータ記憶装置13から検索する。データの関連性を定義するルールは関連付けルール記憶装置12内に保存されている。関係のあるデータをデータ記憶装置13から取り出し、そのデータをキャッシュ記憶装置14に投入する。このような構成を採用し、上記の動作を実行し、検索要求にて要求されたデータだけでなく、検索要求されたデータに関係の深いデータをキャッシュすることにより本発明の目的を達成できる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態は、プログラム制御により動作し、コンピュータもしくはデバイスからなるクライアント端末1と、と、サーバ2となるコンピュータ、サーバとクライアントが通信をするための通信路3を有する。
クライアント端末1は、クライアントは利用者への操作画面やアプリケーション機能を提供するアプリケーション101と、アプリケーションからの検索要求とキャッシュ記憶装置103を制御するクライアント側キャッシュ管理装置102とキャッシュデータを管理するキャッシュ記憶装置103を有する。
サーバ2はキャッシュを管理し検索要求から次に必要となるデータを予測するキャッシュ管理装置201と、どのようなデータが関連性を持つのかを定義する関連付けルールセット記憶装置202と、データを格納するデータベース203を有する。
これらの装置が有する機能を以下に述べる。
クライアント端末のアプリケーション101は、クライアント端末利用者からの操作を受け付ける。また、データが必要な場合はクライアント側キャッシュ管理装置102にデータ検索要求を出す。検索要求にはどのデータが必要かを示す検索条件式もしくはIDが含まれる。検索結果として受け取ったデータは画面に表示される。その他、個々のアプリケーションはアプリケーション毎に独自の機能を持つ。
クライアント側キャッシュ管理装置102は、クライアント端末1のアプリケーション101からの検索要求を処理する。具体的には検索要求を受け取ると、クライアント側キャッシュ管理装置102はキャッシュ記憶装置103に対し検索要求に含まれる検索条件式またはIDを用い、検索要求に該当するデータがあるかキャッシュ記憶装置103を検索する。検索の結果、キャッシュ記憶装置103内にデータがある場合は、そのデータを検索結果として検索要求元のアプリケーション101に返す。検索要求に該当するデータがキャッシュに無い場合はサーバ2のサーバ側事前予測キャッシュ管理装置201に検索要求を送信する。サーバ2への検索要求の結果として得たデータはアプリケーション101に返す。また、サーバ2からは事前予測によりキャッシュすべきデータも送られる。キャッシュ管理装置102は、これら事前予測基づき送られてきたデータをキャッシュ記憶装置103に挿入する。
クライアント側キャッシュ記憶装置103はクライアント側キャッシュ管理装置102がサーバ2から受信したデータを格納する。キャッシュ記憶装置103にはLRU(Least Recently Used)、ハッシュ、リスト構造、B木、といったデータ管理構造を用いてデータを管理する。また、キャッシュ記憶装置103はクライアント側キャッシュ管理装置102からの検索を処理する。検索は与えられた検索条件式またはIDと一致するデータをキャッシュ記憶装置103から検索することにより行われる。
サーバ側事前予測キャッシュ管理装置201はクライアント側キャッシュ管理装置102から送られる検索要求を処理し検索結果を返す。この検索は検索要求に含まれている検索条件式を用いデータベース203を検索し、該当するデータをクライアント側キャッシュ管理装置102に送信する。また、検索要求の結果として返すデータの内容から、利用者が次に必要となるデータを予想しデータベースを検索し、その結果を事前キャッシュすべきデータとしてクライアント端末1に送信する。
関連付けルールセットにはデータ同士の関係を定義する複数のルールが保存されている。これらのルールはサーバ側事前予測キャッシュ管理装置202により参照される。
データベースにはデータの実体が格納されている。なお、本実施形態では、データベースにRDBMS(Relational DataBase Management System)を用いている。この点、RDBMS以外の、他のデータベース管理システムを採用してもよい。
次に、図5のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
まず、クライアント端末1のアプリケーション101で何らかの理由(利用者の操作要求、アプリケーションの開始)でレコードが必要になる(図5のステップS1)。
データが必要になると、アプリケーション101はクライアント側のキャッシュ管理装置102にレコードを要求するための検索要求を出す(ステップS2)。検索要求を受けたキャッシュ管理装置102は検索要求の検索条件式をもとに、キャッシュ記憶装置103を検索する(ステップS3)。
キャッシュ記憶装置103内にレコードが存在すれば、そのレコードを検索結果としてアプリケーション101に返す(ステップS5)。このとき、レコードにアクセスした旨をサーバに通知する(ステップS6)。一方、キャッシュ記憶装置103内にレコードがない場合は検索要求をサーバ2に送信する(ステップS9)。検索要求を受け取ったサーバ側事前予測キャッシュ管理装置201は、検索要求の検索条件式を用いてデータベース203を検索する(ステップS10)。データベース203内に検索結果がなければ該当するレコードがない旨をクライアントとクライアント端末1に通知し、通知を受けたクライアント端末1は、アプリケーション101に通知する(ステップS13,S14)。データベース203内に検索条件に該当するレコードがあった場合は、該当するレコードをクライアント端末1に送信する(ステップS12)。
サーバ側のデータベース203をクライアントからの要求により検索し該当するレコードを見つけた場合、または、サーバ側でクライアントのキャッシュにあるレコードがアクセスされた通知を受け取った場合、サーバ側の事前予測キャッシュ管理装置201は、アクセスしたデータの内容と関連付けルールセット内のルールを参照して、関係のあるレコードを求める(ステップS7)。関係のあるレコードは事前にキャッシュしておくレコードとしてクライアント端末1に送信される(ステップS8)。
以下では、ステップS7において関連付けルールに基づいて、関連するレコードを求める処置方式について述べる。
図4は関連付けルールセットに記載されているルールの例を示している。ルールは重要度、関連元テーブル、関連元フィールド、演算、関連先テーブル、関連先フィールドの項目からなる。なお、これらの項目は例示であり、他の項目に置き換えたり、新たな項目を付加したりすることも可能である。この点については、変形例として最後に示す。
クライアント端末1から検索要求があった場合、検索要求内の検索式を参照する。利用者がレコード(以下Tと表記する。)にアクセスした際にテーブル名を取得し、ルールテーブルから関連元テーブルの値と一致するルール(以下Rと表記する。)を探す。
該当するRがある場合は、Rの重要度の高いものから順に、関連元フィールドに記述されているフィールド名の値(以下Vと表記する。)をTから取得する。
Rの関連先テーブル(以下Dtと表記する。)、関連先フィールド(以下Dfと表記する。)、演算(以下Opと表記する。)を参照し、DtのフィールドDfの値とVとがOpを満たすレコード(以下Rrと表記する。)を探す。
この処理は本実現例ではRDBMSを用いているため、SQLで
select * from (Dt) where (Df) Op(V)
と記述できる。
次に、Rrを端末1に送信し、キャッシュする。なお、発見されたRrの件数が多い場合に備えて、1つのルールでキャッシュするレコード数の上限があらかじめ定められており、上限を超えたレコードは端末1に送信されない。
そして、すべてのRについて上記の処理を実行する。なお、一回のレコードアクセスで端末1に送信するレコード数の上限が定められており、送信するレコード数が上限を超える場合はその時点で処理を終了する。
上記の処理について図4に例示されるルールセットを用いて具体的に説明する。ルールセットが図4の例の場合には、クライアントから受信メールテーブルのレコードが要求された場合,関連付けルールセットの関連元テーブルが受信メールであるものを探す。この例では、該当するルールは1行目から3行目までと5行目から7行目である。
続いてこの該当するルールの中で重要度の高いものから順に処理をする。最も重要度の高いものは1行目のルールであり、まずこのルールを対象として処理をする。このルールの関連元フィールド、演算、関連先テーブル、関連元フィールドの値を参照し、検索を実行する。具体的にはクライアントがアクセスしたメールのMessage−ID(以下TMSGと表記する。)と受信メールテーブルにおいてReferencesが一致するレコードを検索する。
この検索はSQLで記述した場合
select * from “受信メール” where References=TMSG
となる。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、クライアント端末1が要求したレコードに加え、要求したレコードに関係のあるレコードもサーバ2から端末1に送信する。また、サーバではレコード間の関係を定義する関連付けルールセットを持ち、レコード間の関係を求める。上記構成をとるため、クライアント端末が要求したレコードとそのレコードと関係の深いレコードもキャッシュできる。このため、クライアントがアクセスしたレコードと関係の深いレコードを再度読み込む場合にサーバと再度通信をする必要がないことから読込速度の向上を図ることができる。更に、クライアントとサーバの通信ができない状態になったとしても、アクセス頻度の高いレコードはキャッシュされているため参照することができる。
次に、本発明の実施形態の構成を変形したものを、実施例として説明する。
図6は、上述した実施形態と異なり、サーバとクライアント(端末)に分離されていないスタンドアロンでの実施を図示したものである。本実施例においても、通信路を用いてデータを送受信する部分を除く処理の流れは先の実施例と同様である。
図7はアプリケーションの検索を受付検索やキャッシュへの登録を実行するキャッシュ管理装置501と、関連付けルール記憶装置202内のルールを参照して関係するデータを求める事前予測装置601が別の装置で構成される実施例を示している。本実施例においても、通信路を用いてデータの送受信する部分を除く処理の流れは先の実施例と同様である。また、事前予測装置601はデータ記憶装置203と関連付けルール記憶装置202を参照し、キャッシュ管理装置501からの予測要求に応じて関係するデータを求める。
また、図8、図9、図10はルールセットの別の実現例である。図8は重要度の無いルールの例である。この場合はルールの並びの順を優先度とする。図9、図10はテーブル名の無い、あるいは記憶装置にテーブルの概念がない場合のルールの例である。
なお、本発明の実施形態である予測型キャッシュシステム及びシステムを構成する各装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。
本発明は、携帯電話から必要なデータをサーバから要求する環境において通信の待ち時間を減らすといった用途に好適である。また、端末がアクセスしたデータの中からよく使われるデータを求めるといった用途にも適用可能である。
本発明に関連するキャッシュ方式の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の形態の構成を示すブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態の構成を示すブロック図である。 本発明のデータを予測するためのルールの例を示す図である。 本発明を実施するための最良の形態の動作を示す流れ図である。 本発明を実施するための最良の形態の動作を示す流れ図である。 本発明の別の実施の形態であるスタンドアロンでの構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施の形態であるキャッシュ管理装置と事前予測装置が別の装置の場合の実施例での構成を示すブロック図である。 本発明のデータを予測するためのルールの別の形態の例を示す図である。 本発明のデータを予測するためのルールの別の形態の例を示す図である。 本発明のデータを予測するためのルールの別の形態の例を示す図である。
符号の説明
1 クライアント端末
2 サーバ
3 通信路
11、301 事前予測キャッシュ管理装置
12 関連付けルール記憶装置
13 データ記憶装置
14 キャッシュ記憶装置
101 アプリケーション
102 クライアント側キャッシュ管理装置
103 キャッシュ記憶装置
201 サーバ側キャッシュ管理装置
202 関連付けルール記憶装置
203 データベース
401 ディスク
501 キャッシュ管理装置
601 事前予測装置

Claims (24)

  1. データをキャッシュするキャッシュシステムであって、
    利用者の利用する情報の実体を記録するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段内に記録されている情報のうち利用者にとってよく利用される情報を格納する記憶手段であるキャッシュ記憶手段と、
    利用者の利用する情報の項目間と種類間の関係を定義する定義情報を保持する関連付けルール記憶手段と、
    アクセス要求を受け、キャッシュ記憶手段又はデータ記憶手段の何れか、或いはその両方から情報を検索し、検索の結果得られた、情報を要求元に返し、かつキャッシュ記憶手段及びデータ記憶手段の何れから情報を取得した場合であっても関連付けルール記憶手段内の定義情報を参照し、定義情報を用いることによりアクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求め、求めた情報を前記キャッシュ記憶手段に記録する事前予測キャッシュ管理手段と、
    を備え、
    前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求めることを特徴とするキャッシュシステム。
  2. 請求項1に記載のキャッシュシステムであって、
    前記事前予測キャッシュ管理手段が検索する情報は前記アクセス要求の要求元が過去に利用した情報で有るか否かを問わないことを特徴とするキャッシュシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のキャッシュシステムであって、
    前記事前予測キャッシュ管理手段は、情報へのアクセス要求を受けると、まずキャッシュ記憶手段を検索し、キャッシュ記憶手段に要求された情報が無い場合に、データ記憶手段を検索することを特徴とするキャッシュシステム。
  4. 請求項1又は2に記載のキャッシュシステムであって、
    キャッシュ記憶手段とデータ記憶手段との間で情報を運搬する情報運搬手段、キャッシュする情報を予測する予測キャッシュ手段、の何れか又は両方を更に備え、
    前記事前予測キャッシュ管理手段は、情報へのアクセス要求を受けると、まずキャッシュ記憶手段を検索し、キャッシュ記憶手段に要求された情報が無い場合に、データ記憶手段、予測キャッシュ手段、情報運搬手段の何れかが、要求された情報をデータ記憶手段から検索しキャッシュ記憶手段に保存することを特徴とするキャッシュシステム。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載のキャッシュシステムであって、
    前記事前予測キャッシュ管理手段は、検索条件式または固有の番号を用いて前記キャッシュ記憶手段及びに前記データ記憶手段で記録されている情報を検索することを特徴とするキャッシュシステム。
  6. 請求項1乃至の何れか1項に記載のキャッシュシステムであって、
    前記関連付けルール記憶手段は、一つしかない場合は省略可能な関連元テーブル、関連元フィールド、関連先テーブル、関連先フィールド、演算の種類、重要度からなる情報間の関係付けに関しての定義を複数保存しており、前記事前予測キャッシュ管理手段から各定義情報を参照して前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求めることを特徴とするキャッシュシステム。
  7. アクセス要求を行うクライアントとネットワークを介して接続された請求項1乃至の何れか1項に記載のキャッシュシステムであって、
    アクセス要求のあった情報及び前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を前記ネットワークを経由して要求元である前記クライアントに送信する送信手段を更に備えることを特徴とするキャッシュシステム。
  8. 利用者からの検索要求を受け、データ記憶手段を検索し要求された情報を要求元に返す手段と、
    利用者がキャッシュ記憶手段に対して要求した情報を特定する情報を取得する手段と、
    データ記憶手段を検索した場合及び前記特定する情報を取得した場合の何れの場合であっても、自らが備える関連付けルール記憶手段内の定義を参照し、利用者が要求した情報と関係の深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求め、求めた情報を要求元に送信する事前予測キャッシュ管理手段と、
    利用者の利用する情報を格納するデータ記憶手段と、
    前記事前予測キャッシュ管理手段から参照可能な情報間の関係を定義する定義を保存する関連付けルール記憶手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  9. データをキャッシュするキャッシュ方法であって、
    利用者の利用する情報の実体をデータ記憶手段に記録するデータ記憶ステップと、
    前記データ記憶手段内に記録されている情報のうち利用者にとってよく利用される情報をキャッシュ記憶手段に格納するキャッシュ記憶ステップと、
    利用者の利用する情報の項目間と種類間の関係を定義する定義情報を関連付けルール記憶手段内に保持する関連付けルール記憶ステップと、
    アクセス要求を受け、キャッシュ記憶手段又はデータ記憶手段の何れか、或いはその両方から情報を検索し、検索の結果得られた、情報を要求元に返し、かつキャッシュ記憶手段及びデータ記憶手段の何れから情報を取得した場合であっても関連付けルール記憶手段内の定義情報を参照し、定義情報を用いることによりアクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求め、求めた情報を前記キャッシュ記憶手段に記録する事前予測キャッシュ管理ステップと、
    を備え、
    前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求めることを特徴とするキャッシュ方法。
  10. 請求項に記載のキャッシュ方法であって、
    前記事前予測キャッシュ管理ステップにて検索する情報は前記アクセス要求の要求元が過去に利用した情報で有るか否かを問わないことを特徴とするキャッシュ方法。
  11. 請求項9又は10に記載のキャッシュ方法であって、
    前記事前予測キャッシュ管理ステップは、情報へのアクセス要求を受けると、まずキャッシュ記憶手段に記憶したデータを検索し、キャッシュ記憶手段に要求された情報が無い場合に、データ記憶手段に記憶したデータを検索することを特徴とするキャッシュ方法。
  12. 請求項9又は10に記載のキャッシュ方法であって、
    キャッシュ記憶手段とデータ記憶手段との間で情報を運搬する情報運搬ステップ、キャッシュする情報を予測する予測キャッシュステップ、の何れか又は両方を更に備え、
    前記事前予測キャッシュ管理ステップでは、情報へのアクセス要求を受けると、まずキャッシュ記憶手段に記憶したデータを検索し、キャッシュ記憶手段に要求された情報が無い場合に、データ記憶ステップ、予測キャッシュステップ、情報運搬ステップの何れかにより、要求された情報をデータ記憶手段に記憶したデータから検索しキャッシュ記憶手段に保存することを特徴とするキャッシュ方法。
  13. 請求項乃至1の何れか1項に記載のキャッシュ方法であって、
    前記事前予測キャッシュ管理ステップでは、検索条件式または固有の番号を用いて前記キャッシュ記憶手段及び前記データ記憶手段に記録されている情報を検索することを特徴とするキャッシュ方法。
  14. 請求項乃至1の何れか1項に記載のキャッシュ方法であって、
    前記関連付けルール記憶手段は、一つしかない場合は省略可能な関連元テーブル、関連元フィールド、関連先テーブル、関連先フィールド、演算の種類、重要度からなる情報間の関係付けに関しての定義を複数保存しており、前記事前予測キャッシュ管理ステップでは各定義情報を参照して前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求めることを特徴とするキャッシュ方法。
  15. アクセス要求を行うクライアントとネットワークを介して接続された装置において行われる請求項乃至1の何れか1項に記載のキャッシュ方法であって、
    アクセス要求のあった情報及び前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を前記ネットワークを経由して要求元である前記クライアントに送信する送信ステップを更に備えることを特徴とするキャッシュ方法。
  16. 利用者からの検索要求を受け、データ記憶手段を検索し要求された情報を要求元に返すステップと、
    利用者がキャッシュ記憶手段に対して要求した情報を特定する情報を取得するステップと、
    データ記憶手段を検索した場合及び前記特定する情報を取得した場合の何れの場合であっても、関連付けルール記憶手段に記憶されたデータ内の定義を参照し、利用者が要求した情報と関係の深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求め、求めた情報を要求元に送信する事前予測キャッシュ管理ステップと、
    利用者の利用する情報をデータ記憶手段に格納するデータ記憶ステップと、
    前記事前予測キャッシュ管理ステップにおいて参照可能な情報間の関係を定義する定義を関連付けルール記憶手段に保存する関連付けルール記憶ステップと、
    を備えることを特徴とするキャッシュ方法。
  17. データをキャッシュするキャッシュプログラムであって、
    利用者の利用する情報の実体を記録するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段内に記録されている情報のうち利用者にとってよく利用される情報を格納する記憶手段であるキャッシュ記憶手段と、
    利用者の利用する情報の項目間と種類間の関係を定義する定義情報を保持する関連付けルール記憶手段と、
    アクセス要求を受け、キャッシュ記憶手段又はデータ記憶手段の何れか、或いはその両方から情報を検索し、検索の結果得られた、情報を要求元に返し、かつキャッシュ記憶手段及びデータ記憶手段の何れから情報を取得した場合であっても関連付けルール記憶手段内の定義情報を参照し、定義情報を用いることによりアクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求め、求めた情報を前記キャッシュ記憶手段に記録する事前予測キャッシュ管理手段と、
    を備え、
    前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求めることを特徴とする装置としてコンピュータを機能させるためのキャッシュプログラム。
  18. 請求項17に記載のキャッシュプログラムであって、
    前記事前予測キャッシュ管理手段が検索する情報は前記アクセス要求の要求元が過去に利用した情報で有るか否かを問わないことを特徴とするキャッシュプログラム。
  19. 請求項17又は18に記載のキャッシュプログラムであって、
    前記事前予測キャッシュ管理手段は、情報へのアクセス要求を受けると、まずキャッシュ記憶手段を検索し、キャッシュ記憶手段に要求された情報が無い場合に、データ記憶手段を検索することを特徴とするキャッシュプログラム。
  20. 請求項17又は18に記載のキャッシュプログラムであって、
    キャッシュ記憶手段とデータ記憶手段との間で情報を運搬する情報運搬手段、キャッシュする情報を予測する予測キャッシュ手段、の何れか又は両方を更に備える、装置としてコンピュータを機能させ、
    前記事前予測キャッシュ管理手段は、情報へのアクセス要求を受けると、まずキャッシュ記憶手段を検索し、キャッシュ記憶手段に要求された情報が無い場合に、データ記憶手段、予測キャッシュ手段、情報運搬手段の何れかが、要求された情報をデータ記憶手段から検索しキャッシュ記憶手段に保存することを特徴とするキャッシュプログラム。
  21. 請求項17乃至2の何れか1項に記載のキャッシュプログラムであって、
    前記事前予測キャッシュ管理手段は、検索条件式または固有の番号を用いて前記キャッシュ記憶手段及びに前記データ記憶手段で記録されている情報を検索することを特徴とするキャッシュプログラム。
  22. 請求項17乃至2の何れか1項に記載のキャッシュプログラムであって、
    前記関連付けルール記憶手段は、一つしかない場合は省略可能な関連元テーブル、関連元フィールド、関連先テーブル、関連先フィールド、演算の種類、重要度からなる情報間の関係付けに関しての定義を複数保存しており、前記事前予測キャッシュ管理手段から各定義情報を参照して前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を求めることを特徴とするキャッシュプログラム。
  23. アクセス要求を行うクライアントとネットワークを介して接続された装置に組み込まれる請求項17乃至2の何れか1項に記載のキャッシュプログラムであって、
    アクセス要求のあった情報及び前記アクセス要求を受けた情報と関連が深い情報を前記ネットワークを経由して要求元である前記クライアントに送信する送信手段を更に備える装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするキャッシュプログラム。
  24. 利用者からの検索要求を受け、データ記憶手段を検索し要求された情報を要求元に返す手段と、
    利用者がキャッシュ記憶手段に対して要求した情報を特定する情報を取得する手段と、
    データ記憶手段を検索した場合及び前記特定する情報を取得した場合の何れの場合であっても、自らが備える関連付けルール記憶手段内の定義を参照し、利用者が要求した情報と関係の深い情報を、アクセス要求を受けた情報の内容と関連付けルール内の定義を参照し、定義に含まれる関連元テーブルが要求された情報のテーブルと一致する定義を求め、求められた定義の関連元フィールドの情報の値と、関連先テーブルの関連先フィールドの値とが、定義内において演算の種類毎に指定された演算であって値が等しいことを判定する演算以外の演算が満たされる情報を探すことにより求め、求めた情報を要求元に送信する事前予測キャッシュ管理手段と、
    利用者の利用する情報を格納するデータ記憶手段と、
    前記事前予測キャッシュ管理手段から参照可能な情報間の関係を定義する定義を保存する関連付けルール記憶手段と、
    を備えることを特徴とする装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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