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本日、11月9日は、ベルリンの壁崩壊から20周年となります。 そもそもベルリンの壁ってなんだろう?私はベルリンの壁は東西ドイツの国境の壁と思っていましたが、違うようです。大学受験で世界史を勉強したはずなのに、情けないです。 ベルリンの壁の話をする前に、ベルリンはどこにあるのかを、東西ドイツ統一前の地図をもとに、説明したいと思います。 (灰色:西ドイツ、水色:東ドイツ、ピンク:ベルリン) 地図を見てお分かりのとおり、なんとベルリンは東ドイツの中に位置しているのです。第二次世界大戦後、ドイツは西ドイツ、東ドイツに分断されました。それに加えて、ベルリンも西ベルリン(資本主義)と東ベルリン(社会主義)に分断されたのです。 東ベルリンは、東ドイツの首都として位置づけられました。当初は東ベルリン、西ベルリンと東西の行き来は自由でしたが、その行き来が自由だったため、東ドイツから西ベルリンに逃げ込み、資本主義社会への亡命をする人が多発しました。 そこで、西ベルリンを壁で全て囲い、西ベルリンへの逃げ込み防止の措置が取られました。これがベルリンの壁で、ここから悲劇の歴史が始まったといっても過言ではありません。その壁を突破して西ベルリンへの逃げ込みを図る人は容赦なく拘束されたり、射殺されたりしました。 その壁が崩壊して20年。 壁崩壊当初は、希望が広がり、喜びが強かったんですが、徐々に経済的格差がひろがり、現在でも格差は以前残ったままです。さらに世界的な経済不況も襲い、社会主義への回帰を支持する方が増えてきているようです。 私個人としては、自由競争は必要と思っており、自由競争でありながら、頑張ったものが救われる社会にして欲しいものですが、難しいようなら、頑張ったものを救う制度を考えて欲しいものです。それが政治の役割だと思っていますが、己の利権争いばっかですね。。。 ベルリンの壁崩壊から30周年を迎える時は、どんな世の中になっているんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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