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資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

D・カーネギーとコーチングスキル

2012年06月06日 | 人材開発資格とその活用
人を動かす 新装版
クリエーター情報なし
創元社


 ある会社からの依頼で管理者研修の資料を作成中で、この中に「リーダーシップの講座」を入れている。そこでリーダーシップの古典を読んでおこうと思い、買ったのが標記D・カーネギーの「人を動かす」だ。

 D・カーネギーは、ニューヨークのカーネギーホールや鉄鋼王のカーネギーとは違う人だ。原書は1936年出版、改訂版は1981年出版、1,500万部売れた名著である。この人はヒューマンスキルの講習会を世界各地で開催している。日本にも昭和28年に訪れている。

 この本には至る所で「人をほめる」ことが登場する。そして数多くの事例が登場する。アメリカ大統領から著者の親戚に至るまでだ。

「ほめる」と言えば、昨年私は「エグゼクティブ・コーチ」の資格を取得した。コーチングのスキルは傾聴、承認、質問が基本スキルである。特に承認の「ほめる」ことの威力は大きい。

 コーチングはここ20年くらいのスキルなんだが、カーネギーは70年以上前に、経験で「ほめる」重要性に気が付いている。ヒューマンスキルを習得しようとするビジネスマンには最良の書であろう、「人を動かす」。
コメント
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