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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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毛原八阪神社再拝の朝拝

2010年05月10日 06時53分58秒 | 山添村へ
早朝の6時に営まれている毛原八阪神社の再拝。

再拝と書いて「さへい」と呼ぶ。

「さへい」は朔幣や佐平と書かれる地域もあるが、毎月一日の日にお宮さんに参る日だ。

一般的には月並祭と呼ばれている月初めの参拝。

夏場の6月、7月、8月はさらに時間が早くなる。

セキハンを供える四人の村神主。

参拝を済ませたら参拝された氏子とともに参籠所で直会。

昔はここが席で埋め尽くされたぐらいだという。

今朝の参拝はおよそ十人の男性方。

一時間ほど村の話でもちきりになる。

その間に参られるご婦人方。

階段下で靴を脱いで登っていく。

本殿の前で手を合わせる。



今日も健康でいられるようにと祈る。

本殿のあとは東に向きを変えて拝む。

反対側も向いて拝む。

東はお伊勢さんの方角。

西は特にないが気持ちが清々しくなるのでそうしているという。

朝日に向かって拝む再拝の朝。

西にも向かって拝むのは、毎日が健康で暮らせるように祈りが込められている。

朝の支度を調えたら自然と神社に足が向かう二人のご婦人。

「若いときはそんなことをしてなかったが、歳がいってきたらそうなった」と幸せそうな顔で話された。

(H22. 4. 1 EOS40D撮影)


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