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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

レコードやCDのカタログのこと

2008年04月21日 06時31分35秒 | クラシック音楽
古いレコードやCDのカタログの中には、ずいぶん立派なものがありました。当方も、何冊か今も保存しています。ネットの時代になり、クラシックCDのカタログもずいぶん少なくなりました。DENON のクレスト1000シリーズなどは、よほど力を入れて作っているほうではないでしょうか。



紙のカタログのよいところは、ぱらぱらとめくりながら、こんな録音もあったなと思い出してはCDを取り出して聴くのに便利なところです。ネットでは、ある演奏・録音について調べるには便利ですが、この「ふらりとわき道を散歩する」ような楽しさはありません。当時、高価で手が出なかった録音が、セットものになって安価に入手できたりする時代、古いレコードやCDのカタログを通じて昔の記憶にタイムスリップするような感覚は、なかなかいいものです。

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2 コメント

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含蓄深い文章続きますね (林 侘助。)
2008-04-21 21:23:26
藤沢周平はワタシも大好きで、お互いの更新で紹介しやっこしておりますね。老いた叔父さん、父親のこと、LPのカタログのこと、どれもが他人事とは思えぬ味わいがありました。

単身赴任の調子は如何ですか。
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林 侘助。 さん、 (narkejp)
2008-04-21 22:34:59
コメントありがとうございます。藤沢周平の作品は、大企業経営者の方々のような、覇気にあふれた物語を好む人々には受けないかもしれませんが、少々くたびれた庶民の中年には、しみじみと味わい深いものがありますね。
単身赴任ですが、おかげさまで有意義に過ごしております。今夜は野菜スープを作りました。通勤時にはカーステレオで、上京時には携帯CDプレイヤーにて、このところマーラーの「子供の不思議な角笛」を繰り返し聴いております。
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