払川駅
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払川駅 | |
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駅舎(2019年3月) | |
はらいがわ HARAIGAWA | |
◄豊間根 (4.1 km) (2.1 km) 津軽石► | |
所在地 | 岩手県宮古市津軽石第13地割336番3 |
所属事業者 | 三陸鉄道 |
所属路線 | ■リアス線 |
キロ程 |
44.1 km(釜石起点) 盛から80.7 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
13人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 2019年(平成31年)3月23日 |
備考 | 無人駅 |
払川駅(はらいがわえき)は、岩手県宮古市津軽石にある、三陸鉄道リアス線の駅である。
歴史
[編集]2019年(平成31年)3月23日の東日本旅客鉄道(JR東日本)山田線 宮古駅 - 釜石駅間の三陸鉄道への経営移管と同時に開業した[3][4]。
東日本大震災に際して、当駅周辺の地域は津波の被害を免れたことから、被災者の移住があって人口が増加していた。自動車がなくても市内を移動できるように、公共交通で市内を結ぶ構想を描いていた地元の宮古市の決断もあり、駅が新設されることになった。宮古市では駅の利用客数を1日あたり103人と見込んでいる[5]。
新駅整備にあたっては幹線鉄道等活性化事業費補助(形成計画事業)を活用し、第三セクターである三陸鉄道を主体として、国(鉄道・運輸機構経由)および地方公共団体の補助金を財源として事業が進められた[6]。
年表
[編集]- 2017年(平成29年)12月14日:山田線 津軽石駅 - 豊間根駅間への(仮称)払川駅の設置認可[7]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)3月23日:山田線 宮古駅 - 釜石駅間の復旧、JR東日本から三陸鉄道への移管と同時に、リアス線の駅として開業[9][11]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。
利用状況
[編集]「宮古市の統計」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は13人である[12]。
開業後以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2018年(平成30年) | 25 | [12] |
2019年(令和元年) | 25 | |
2020年(令和 | 2年)13 | |
2021年(令和 | 3年)13 |
駅周辺
[編集]- 岩手県道290号宮古山田線
- 国道45号
- 津軽石川
- 払川地区会館
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “三陸鉄道、JR山田線移管区間と新駅「新田老駅」の愛称を公募 2月20日まで”. (2018年1月4日) 2018年4月10日閲覧。
- ^ “三陸鉄道 来年3月23日運行開始 山田線宮古-釜石間”. 毎日新聞. (2018年3月28日)
- ^ “岩手)新路線名、「リアス線」に決定 2駅の名称も:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “三陸鉄道:来年3月23日運行開始 山田線宮古-釜石間”. 毎日新聞. 2019年12月13日閲覧。
- ^ 五島 彰人 (2019年1月6日). “通学の足増える選択肢/二つの新駅”. 讀賣新聞オンライン. 2019年2月4日閲覧。
- ^ “鉄道助成ガイドブック”. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 (2018年). 2018年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月29日閲覧。
- ^ 『山田線の新駅設置を認可しました。〜平成30年度末の運行再開に合わせて宮古市内で2駅開業します〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2017年12月14日。オリジナルの2018年1月4日時点におけるアーカイブ 。2020年2月4日閲覧。
- ^ 『駅愛称公募のお知らせ』(プレスリリース)三陸鉄道、2017年12月28日 。2018年4月10日閲覧。
- ^ a b 『山田線移管区間等駅愛称選考結果の発表について』(プレスリリース)三陸鉄道、2018年4月2日 。2018年4月11日閲覧。
- ^ “山田線移管区間の駅愛称が決定 ”. 交友社. 2018年4月19日閲覧。
- ^ “三陸鉄道 14駅の愛称決まる”. 日本放送協会. 2018年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月10日閲覧。
- ^ a b “第8章 運輸・通信” (PDF). 宮古市の統計 令和4年版. 宮古市. p. 52 (2023年4月1日). 2023年4月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅・周辺情報【払川駅】:三陸鉄道