JP2006308162A - 過熱蒸気循環型乾燥システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 多段乾燥機1と循環回路内に蒸気を送り込む補助ボイラ5と、相当量発生するドレン水を受け入れる排水回収タンク2と、回収したドレン水を外部に放出せず、循環回路に噴霧、環流すると共に、ある時に排水回収タンク2内に浄水を満たし、同様に噴霧、環流する噴霧器1aと蒸気循環ファン4と、熱ガス発生装置8の前段で余剰蒸気に含まれている臭気分やダスト類を完全に除去する脱臭装置6とを設けた過熱蒸気循環型乾燥システムである。
【選択図】 図1
Description
従って、送風機によって乾燥機内は結果的に弱負圧状態になるものである。
また、上記従来の技術では、乾燥機及び経路内の汚れに対して特別な対応が為されておらず、運転を止めて定期的に清掃するようになっていたが、もっと効率的な清掃方法で耐久性を向上させることが望まれていた。
そのため、既存の設備は、行政上の多くの規制を受けるものとなっていた。
[本発明の実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る過熱蒸気循環型乾燥システムは、多段乾燥機と循環回路内を過熱蒸気に早期に確実に置換する貫流ボイラ(補助ボイラ)と、相当量発生するドレン水を受け入れる排水回収タンクと、回収したドレン水を外部に放出せず、蒸気の循環回路に噴霧、環流すると共に、運転停止時に排水回収タンク内に浄水を満たし、同様に噴霧、環流する噴霧器及び蒸気循環ファンと、熱ガス発生装置に供給される前段で余剰蒸気に含まれている臭気分やダスト類を完全に除去する脱臭装置とを設けたものである。
これにより、多段乾燥機と循環回路内を過熱蒸気に早期に確実に置換させることができ、相当量発生するドレンを回収して蒸気の循環回路に噴霧、環流して再利用でき、更に運転停止時に多段乾燥機及び経路内の清掃を効率的に行って耐久性を向上させ、設備を焼却炉ではなく燃焼装置の分類とすることができるものである。
本発明の実施の形態に係る過熱蒸気循環型乾燥システムでは、過熱蒸気を用いて被乾燥物を乾燥させるものである。
過熱蒸気とは、飽和蒸気(飽和圧力・温度で蒸発又は沸騰によって発生した蒸気)に熱を加えた蒸気で大気圧では100℃より高い温度の蒸気である。
過熱蒸気は、熱風空気又は飽和蒸気より熱量を持っており、乾燥能力に優れ、更に過熱蒸気は再循環が可能で、熱効率が高く、省エネルギーとなる。これは、被乾燥物から発生した蒸気のみを余剰蒸気として熱ガス発生装置で燃焼させればよいことになる。
また、過熱蒸気で乾燥させることは、低酸素雰囲気で乾燥させることになるので、火災の恐れが殆どないものである。
本発明の実施の形態に係る過熱蒸気循環型乾燥システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る過熱蒸気循環型乾燥システムの概略構成図である。
本発明の実施の形態に係る過熱蒸気循環型乾燥システム(本システム)は、図1に示すように、多段乾燥機1と、排水回収タンク2と、集じん器3と、蒸気循環ファン4と、補助ボイラ5と、脱臭装置6と、燃料化装置7と、熱ガス発生装置8と、過熱蒸気再生用熱交換器9と、冷却塔10と、排ガス浄化装置11と、排気ファン12と、排気筒13と、第5のバルブ14と、第1のバルブ18と、第2のバルブ20と、第4のバルブ21とを基本的に有している。
図1に示すバルブ以外にも多くのバルブを本システムは備えており、更に必要なバルブについては図3において説明する。
以下、本システムの各部について具体的に説明する。
[多段乾燥機]
多段乾燥機1は、上部に汚泥等の被乾燥物の供給部が設けられ、内部室内には複数段の乾燥床面が設けられ、当該乾燥床面には被乾燥物を移送する複数のレーキが設けられている。
つまり、供給部から搬入された被乾燥物は、レーキに沿って回転され、送出されて移送され、乾燥床面の他端側の搬出端から下方に落下され、最下段の排出口部から乾燥された原料が排出されるようになっている。
噴霧器1aは、排水回数タンク2内の水を特定の制御によって多段乾燥機1内に噴霧するものである。特定の制御については後述する。
上記導入部から導入された過熱蒸気は、乾燥床面の搬入側から搬出側に流動して上記導出部から外部に流出されるもので、被乾燥物の移送方向に沿って蒸発蒸気の循環流路が形成されるものである。
排水回収タンク2は、多段乾燥機1内及び経路内が100℃に上昇するまでに発生する相当量のドレン水を回収するためのタンクであり、更に多段乾燥機1内及び経路内が100℃を越えて高温の過熱蒸気雰囲気になるまでの過程で、多段乾燥機1内に噴霧機1aでタンク内のドレン水を噴霧して消費するものである。
尚、図1では、排水回収タンク2のドレン水は、過熱蒸気再生用交換器9と冷却塔10の間に設けられた加熱器で加熱した上で、多段乾燥機1内に噴霧器1aで噴霧するようになっており、多段乾燥機1内で、蒸気生成を促進できる。
尚、加熱器では、ドレン水を流すパイプが設けられ、排熱で当該パイプを加熱することで、間接的にドレン水を加熱するようになっている。
更に、原料の供給を停止した後のアイドル運転時に排水回収タンク2内の浄水を加熱器で加熱した後に、多段乾燥機1内に噴霧機1aで噴霧して多段乾燥機1及び経路内の清掃を行うものである。
ドレン水の噴霧制御については後述する。
集じん器3は、閉鎖循環路中に飛散したダスト類を密閉状態で集塵する装置である。
具体的には、集じん器3は、多段乾燥機1の導出部から導出された循環蒸気を導入する導入部を備え、蒸気循環ファン4に導出する導出部を備えている。
蒸気循環ファン4は、管内において蒸気を一定方向に循環させるファンである。
具体的には、蒸気循環ファン4は、集じん器3から導出された蒸気を過熱蒸気再生用熱交換器9に移送するようになっている。
尚、過熱蒸気再生用熱交換器9に移送される蒸気の一部が余剰蒸気として第5のバルブ14を介して脱臭装置6に導入されるようになっている。
よって、蒸気循環ファン4の動作により、多段乾燥機1内は、結果として負圧状態になるものである。
補助ボイラ(貫流ボイラ)5は、多段乾燥機1から過熱蒸気再生用熱交換器9に送り込まれる低温側の蒸気の一部に配管を通して過熱蒸気循環経路に新たに蒸気を供給するものである。
特に、補助ボイラ5は、運転開始時において、多段乾燥機1内の空気を蒸気に置換して早期に過熱蒸気雰囲気の状態を実現するのに寄与している。
尚、補助ボイラ5の排気は、排気筒13を介して排出されるようになっている。
多段乾燥機1から過熱蒸気再生用熱交換器9に送り込まれる低温側の蒸気の一部は余剰蒸気として熱ガス発生装置8に排出されるが、その熱ガス発生装置8の前段に脱臭装置6が設けられている。
脱臭装置6の具体的構成については後述する。
燃料化装置7は、多段乾燥機1から排出された乾燥成品を安定化させて木材チップと混合して主燃料にする等してから、熱ガス発生装置8に供給するものである。
熱ガス発生装置8は、燃料化装置7から供給される主燃料を完全燃焼させて、熱ガスを発生させるものである。
尚、立ち上げ、停止時に限って補助燃料として重油等を用いるようにしている。
更に、熱ガス発生装置8は、脱臭装置6から脱臭された余剰蒸気を導入して燃焼させ、熱ガスに変換するものである。
過熱蒸気再生用熱交換器9は、熱ガス発生装置8で発生した熱ガスを熱源として循環蒸気を加熱するものである。
冷却塔10は、過熱蒸気再生用交換器9から放出される排ガスを冷却するための冷却装置である。
[排ガス浄化装置]
排ガス浄化装置11は、排ガスの浄化を行うための装置である。
[排気ファン]
排気ファン12は、熱ガス発生装置8内において、適切な負圧を確保するものであり、排ガス浄化装置11からの排気を吸い込んで排気筒13に排出するものである。
[排気筒]
排気筒13は、排気ファン12及び補助ボイラ5からの排気を排出する筒である。
第5のバルブ(CV-05)14は、蒸気循環ファン4から過熱蒸気再生用熱交換器9の配管に移送される蒸気の一部を余剰蒸気として脱臭装置6に流入させる蒸気の量を調整する調節弁である。
第5のバルブ(CV-05)14の制御については後述する。
次に、脱臭装置6の具体的構成について図2を参照しながら説明する。図2は、脱臭装置の概略構成図である。
脱臭装置6は、図2に示すように、装置本体60の上部に、吸気口61が設けられ、本体60の下部にはファン66に接続する排出口が設けられ、本体60内部には多段にろ材(例えば、焼結ポーラスろ材等)が配置され、当該ろ材に対して脱臭液を噴霧するノズル62が設置されている。
また、本体60の排出口に設けられたファン66は、本体60内の空気を排気口67から排出するものである。
脱臭装置6の吸気口61には第5のバルブ(CV-05)14を介して臭気を帯びた空気が流入し、ろ材にはノズルから脱臭液が散布され、流入された空気は、ろ材を通過して脱臭される。
そして、脱臭された空気は、ファン66により排気口から排出されるものである。
尚、脱臭液の濃度、散布時間は、臭気濃度により調整する。
次に、本システムにおける制御機構について図3を参照しながら説明する。図3は、制御機構の構成ブロック図である。
制御機構は、図3に示すように、図示はしていないが、全体の制御を行う制御部と、第1のバルブ(V-01)18と、第2のバルブ(CV-02)20と、第4のバルブ(CV-04)21と、第5のバルブ(CV-05)14と、第6のバルブ(V-06)15と、第1の温度測定部(TE-1)23と、第2の温度測定部(TE-2)24と、第3の温度測定部(TE-3)19と、第4の温度測定部(TE-4)17と、圧力測定部(PX-1)16と、流量測定部(FX-1)25と、排水ポンプ22と、その他、蒸気循環ファン4と、排気ファン12等を備えている。
制御部は、各測定部での測定値によって各部を動作・制御するもので、排水ポンプ22を動作・停止させたり、蒸気循環ファン4、排気ファン12を動作させ、その回転数を制御したりするものであり、例えば、第1〜4の温度測定部で測定された温度の値を入力し、圧力測定部(PX-1)16と流量測定部(FX-1)25で測定された圧力又は流量の値を入力し、それら値に応じて第1〜6のバルブの開閉を制御するものである。
また、制御部は、複数の時間を設定(記憶)可能であり、当該時間を測定するタイマーを備えている。
尚、循環回路内の過熱蒸気の流量を制御する部分については、制御部とは別個に流量制御部を設け、その流量制御部が、予め規定した流量に従って第5のバルブ(CV-05)14を動作させ、脱臭装置6を介して熱ガス発生装置8に供給する余剰蒸気量を制御するようにしてもよい。
制御部における原料投入前の処理及び原料投入停止後の処理についての詳細は後述する。
第1のバルブ(V-01)18は、排水回収タンク2から排水ポンプ22によって供給される水を、熱ガス排気経路(加熱器)を経由させて多段乾燥機1内に噴霧するために制御されるバルブとなっている。
特に、水分が熱ガス排気経路を経由することで、多段乾燥機1内に噴霧される水は加熱され、温度が高くなっている。よって、蒸気生成に寄与でき、運転準備期間を短時間にすることができるものである。
第2のバルブ(CV-02)20は、排水回収タンク2から排水ポンプ22で移送された水を、直接多段乾燥機1内に噴霧するためのバルブである。
第2のバルブ(CV-02)20を開くことで、多段乾燥機1内の温度が高くなり過ぎた場合に、冷却することができる。
第4のバルブ(CV-04)21は、多段乾燥機1の底面に設けられた排出口と排水回収タンク2の流入口とを接続するパイプの途中に設けられたバルブである。
第4のバルブ(CV-04)21は、多段乾燥機1内にドレン水が発生した場合には、開としてドレン水を排水回収タンク2に回収するものであり、過熱蒸気が循環している場合は閉となるものである。
第5のバルブ(CV-05)14は、循環経路における余剰蒸気を、脱臭装置6を介して熱ガス発生装置8に供給するためのバルブである。
第5のバルブ(CV-05)14は、流量測定部(FX-1)25で測定された流量の値に応じて開閉の程度が調整される。
第6のバルブ(V-06)15は、補助ボイラ5からの蒸気を循環経路に供給するためのバルブとなっている。
第6のバルブ(V-06)15は、補助ボイラ5が起動すれば開となり、補助ボイラ5が停止すれば閉となるものである。
第1の温度測定部(TE-1)23は、多段乾燥機1内の温度を測定するための測定器である。
尚、第1の温度測定部(TE-1)23は、第2、3の温度測定部との関係から多段乾燥機1内の平均的温度が測定される場所に設定するのが望ましい。
第2の温度測定部(TE-2)24は、循環経路において多段乾燥機1の入口側に設けられた温度測定器であり、高温側の過熱蒸気の温度を測定するために用いられる。
第3の温度測定部(TE-3)19は、循環経路において多段乾燥機1の出口側に設けられた温度測定器であり、低温側の過熱蒸気の温度を測定するために用いられる。
第4の温度測定部(TE-4)17は、熱ガス発生装置8の出口側の温度を測定する温度測定器である。熱ガス発生装置8の出口側の温度は700〜800℃の高温となるため、第4の温度測定部(TE-4)17は、高温を測定できる温度測定器である必要がある。
圧力測定部(PX-1)16は、多段乾燥機1内の圧力を測定するためのものであり、特に、多段乾燥機1内が負圧であるか否かを測定するものである。
[流量測定部(FX-1)]
流量測定部(FX-1)25は、循環経路内の流量を測定するものである。
排水ポンプ22は、排水回収タンク2内の水を押し上げて、第1のバルブ(V-01)18又は第2のバルブ(CV-02)20を介して多段乾燥機1内の噴霧器1aに供給するものである。
また、排水回収タンク2には、水量を一定に保つ機構が設けられており、水量が一定以下になると、浄水が補給されるようになっている。
次に、原料が多段乾燥機1に投入されるまでの処理について図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、制御部における原料投入までの前半の処理を示すフローチャートであり、図5は、制御部における原料投入までの後半の処理を示すフローチャートである。尚、図4における(A)は図5における(A)に接続するものである。
多段乾燥機1内が負圧であれば(Yesの場合)、判定処理S6を繰り返す。多段乾燥機1内が負圧でなければ(Noの場合)、蒸気循環ファン4の回転数を上げて(S7)、多段乾燥機1内を負圧にするようにし、判定処理S6に戻る。
入力された熱ガス発生装置8の出口温度の値が、780℃以上である(熱ガス発生装置の出口温度≧780℃)のか否かを判定する(S11)。
以上の処理を行うことで、原料投入開始が可能となるものである。
制御部は、図6に示すように、原料投入を停止すると、タイマーを特定時間動作させ(S31)、その特定時間経過後に、補助ボイラ5を起動する(S32)。上記特定時間は、2〜3時間程度である。
以上のようにして、原料投入停止後の処理が為される。
本システムによれば、余剰蒸気が熱ガス発生装置8に送り込まれる前段階に酸化触媒を利用した脱臭装置6を設けたことにより、余剰蒸気に含まれる不純物並びに臭気成分を分解・除去し、熱ガス発生装置8内ではピュアな蒸気を燃焼させることができる効果がある。従って、熱ガス発生装置8は、H2O分のみが含まれた余剰過熱蒸気が送り込まれ、この蒸気は固形燃料の燃焼によって生成された熱ガスと混合すると空気と同じように反応して温度降下と合わせてガス量増大という結果をもたらすだけであるので、焼却ということにならず、焼却炉には相当しないものである。
Claims (8)
- 廃棄物の原料を循環する過熱蒸気によって乾燥させる過熱蒸気循環型乾燥システムであって、
原料を乾燥させる多段乾燥機と、
多段乾燥機に過熱蒸気を循環させる循環回路と、
循環回路内で蒸気を循環させる蒸気循環ファンと、
循環回路の途中で、蒸気循環ファンからの蒸気を加熱し、過熱蒸気を再生する過熱蒸気再生用熱交換器と、
過熱蒸気再生用熱交換器に熱ガスを供給する熱ガス発生装置と、
循環回路における余剰蒸気を脱臭して熱ガス発生装置内に供給する脱臭装置と、
循環回路の途中に蒸気を送り込む補助ボイラと
を備えることを特徴とする過熱蒸気循環型乾燥システム。 - 補助ボイラから発生した蒸気を循環回路の途中に供給し、若しくは、供給を停止する第1のバルブを設けたことを特徴とする請求項1記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。
- 多段乾燥機内又は/及び循環回路内に発生するドレン水を回収する排水回収タンクと、
排水回収タンク内のドレン水を第2のバルブ開によって多段乾燥機内で噴霧する噴霧器と
を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。 - 多段乾燥機内に噴霧されるドレン水は、熱ガス発生装置の排熱によって加熱器で加熱されたものであることを特徴とする請求項3記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。
- 多段乾燥機内又は/及び循環回路内に発生するドレン水を排水回収タンクに流し込む第3のバルブと、
多段乾燥機内の温度が特定温度になるまでは、多段乾燥機内又は/及び循環回路内に発生するドレン水を排水回収タンクに回収するよう該第3のバルブを開にする制御部と
を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。 - 原料投入前に、多段乾燥機内の温度が特定温度になると、第3のバルブを閉にし、以降は多段乾燥機の出口側蒸気温度が設定値を超えた場合に限り、排水回収タンク内のドレン水を、加熱器を通さずに噴霧器を用いて多段乾燥機内に噴霧する制御を行うことを特徴とする請求項5記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。
- 脱臭装置に導入する余剰蒸気量を制御する調節バルブと、
循環回路内の過熱蒸気の流量を予め規定する流量制御部とを設け、
流量制御部と連動した調節バルブにより脱臭装置を介して熱ガス発生装置に供給する余剰蒸気量の制御を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。 - 原料投入停止後に、第1のバルブを開にして、補助ボイラからの蒸気を循環回路に供給し、合わせて第2のバルブを開にして、排水回収タンクの水を、加熱器を通した後、噴霧器を用いて多段乾燥機内に噴霧できるようならしめたことを特徴とする請求項4記載の過熱蒸気循環型乾燥システム。
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