JP2009505691A5 - - Google Patents

Claims (32)

1. 被術対象としての人又は動物の副鼻腔の開口の中又はその近くに位置に、ガイドワイヤ、カテーテル、器械又はその他の器具を経鼻的に前進させることを容易にするのに使用できる内視鏡誘導システムであって、
   ａ）管状ガイドを有し、前記管状ガイドは、近位端部と、遠位端部と、前記管状ガイドを長手方向に貫いて延びるルーメンと、遠位部分とを有し、前記遠位部分は、前記管状ガイドの残部よりも可撓性であり、前記管状ガイドは、それをｉ）その遠位端部から先に被術対象の鼻の外鼻孔に挿入し、ｉｉ）通常の解剖学的構造の実質的な変更又は除去を必要とすることなしに前記管状ガイドの遠位端部が副鼻腔の開口の中又はそれに隣接して位置する位置まで前進させることができるように構成され、
   ｂ）更に、前記管状ガイド内に組み込まれ又はそれに取付けられた内視鏡器具を有し、前記内視鏡器具は、前記管状ガイドの遠位端部を越えた領域を含む視野を視認するのに使用可能である、内視鏡誘導システム。
2. 前記内視鏡器具は、前記管状ガイドの外面に取付けられる、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
3. 前記内視鏡器具は、前記管状ガイドから取外し可能である、請求項２記載の内視鏡誘導システム。
4. 前記内視鏡器具を前記管状ガイドに取付けるために取付け装置が用いられる、請求項３記載の内視鏡誘導システム。
5. 前記取付け装置は、前記管状ガイドから取外し可能である、請求項４記載の内視鏡誘導システム。
6. 前記管状ガイドは、第１のルーメン及び第２のルーメンを有し、
   前記内視鏡器具は、前記第１のルーメンに挿入可能であり又はそれを通して前進可能であり、
   ガイドワイヤ、カテーテル、器械又はその他の器具が、前記第２のルーメンを通して前進可能である、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
7. 湾曲部が前記管状ガイドに形成され、
   前記内視鏡器具は、前記湾曲部よりも近位側の箇所からの画像を受け取って、その画像を前記湾曲部よりも近位側の箇所に送るよう構成され且つ位置決めされる、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
8. 更に、前記管状ガイド及び前記内視鏡器具のうちの少なくとも一方に設けられたバルーンを有する、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
9. 前記バルーンは、副鼻腔の開口を拡張させるよう使用することができる、請求項８記載の内視鏡誘導システム。
10. 前記管状ガイドの少なくとも一部分は、曲げ可能である、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
11. 前記内視鏡器具の少なくとも一部分は、曲げ可能である、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
12. 前記管状ガイドは、実質的に真っ直ぐである、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
13. 約３０°未満の湾曲部が、前記管状ガイドの遠位部分に形成される、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
14. 約３０°の湾曲部が、前記管状ガイドの遠位部分に形成される、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
15. 約７０°の湾曲部が、前記管状ガイドの遠位部分に形成される、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
16. 約９０°の湾曲部が、前記管状ガイドの遠位部分に形成される、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
17. 約１１０°の湾曲部が、前記管状ガイドの遠位部分に形成される、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
18. 前記管状ガイドの遠位部分は、前記管状ガイドの近位部分よりも可撓性である、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
19. 前記管状ガイドの遠位部分は、実質的に透明である、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
20. 前記管状ガイドは、遠位端部を備えた真っ直ぐな金属管と、前記金属管を貫いて延びるプラスチック管とを有し、前記プラスチック管の遠位部分は、前記金属管の遠位端部から出て且つそれを越えて突出する、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
21. 前記湾曲部が、前記プラスチック管の遠位部分に形成される、請求項２０記載の内視鏡誘導システム。
22. 前記プラスチック管は、ナイロン、ナイロン１１、ナイロン１２、ペバックス（登録商標）、ペバックス（登録商標）７２Ｄ、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン（ＰＥＥＫ）、ポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）及びこれらの組み合わせ又は配合物から本質的に成る群から選択された材料で実質的に形成される、請求項２０記載の内視鏡誘導システム。
23. 更に、前記プラスチック管の少なくとも一部分を内張りするライナを有する、請求項２２記載の内視鏡誘導システム。
24. 更に、前記金属管の外面及び前記プラスチック管の突出した遠位部分を実質的に包囲する外側カバーを有する、請求項２０記載の内視鏡誘導システム。
25. 更に、前記管状ガイドへの吸引管の取付けを容易にするように前記管状ガイドの近位端部に設けられたコネクタを有する、請求項１記載の内視鏡誘導システム。
26. 被術対象としての人又は動物の耳、鼻又は咽喉内の解剖学的構造を拡張させるために使用可能な器具であって、
    ハンドピースと、
    前記ハンドピースから延びる細長いシャフトと、を有し、前記細長いシャフトは、被術対象の鼻の外鼻孔を通して挿入可能な遠位部分を有し、
    更に、非拡張形態及び拡張形態を有する拡張器と、
    前記ハンドピースに取付けられ又は結合されたトリガ装置を有し、前記トリガ装置は、前記拡張器をその非拡張形態と拡張形態との間で移動させるのに使用される、器具。
27. 前記拡張器は、バルーンを含む、請求項２６記載の器具。
28. 前記バルーンは、ポンプ装置によって膨らまされたりすぼまされたりし、
    前記トリガ装置は、前記ポンプ装置が膨らまし流体を前記バルーンに送り込んだり引き出したりするのに使用される、請求項２７記載の器具。
29. 前記ポンプ装置は、シリンダ及びプランジャを有し、
    前記トリガ装置は、前記プランジャが前記シリンダ内で往復動するようにするのに使用可能である、請求項２８記載の器具。
30. 前記バルーンは、圧縮された膨らまし流体の供給源に連結され、
    前記トリガ装置は、圧縮された膨らまし流体を前記バルーンに流入させるのに使用可能である、請求項２７記載の器具。
31. 前記トリガ装置は、前記ハンドピースを掴んだ手と同一の手で操作可能である、請求項２６記載の器具。
32. 前記拡張器は、引込み位置から前進位置まで更に移動可能であり、
    更に、前記ハンドピースに設けられ又は結合された、前記器具を移動させるための装置を有する、請求項２６記載の器具。