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JPH08294152A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH08294152A
JPH08294152A JP12091295A JP12091295A JPH08294152A JP H08294152 A JPH08294152 A JP H08294152A JP 12091295 A JP12091295 A JP 12091295A JP 12091295 A JP12091295 A JP 12091295A JP H08294152 A JPH08294152 A JP H08294152A
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Yasuhiko Shiina
靖彦 椎名
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、多機能型ページャーにおいて着信
待機以外の他モードの使用中においての着信メッセージ
表示を改善することである。 【構成】 制御部26は、着信処理において、着信待機
モード以外の他のモード、例えば、スケジュール機能モ
ードが選択されてデータ入力が行われている場合に、着
信を検出すると、そのスケジュール入力表示状態から着
信メッセージ表示へ強制的に切り替えることはせず、着
信データの種類に応じてROM27に格納されたアイコ
ンデータの表示内容を表示部29内の一部の表示位置に
点滅表示して着信を報知し、リセットキーが押下される
と、アイコンデータのひ点滅表示を止めて着信データの
内容を所定のウインドウ枠内に表示し、また、リセット
キーが押下されない場合は、アイコンの点滅表示を点灯
表示に移行するといった表示制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能型ページング受
信機に代表される受信装置の表示制御手段に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ページャーは、自動車電話や携帯
電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外
出先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人
が外出中の友人との手軽なコミュニケーションツールと
して利用するケースが急増している。従来のページャー
へのアクセス手段としては、個人の場合には電話があ
り、企業、個別情報提供者の場合にはオペレーションサ
ービス会社、パソコン入力、情報加工会社等がある。
【0003】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号別に送信情報が作成され
て送信される。ページャーとしては数字情報の受信が可
能なNP(ニューメリック・ページャー)型、文字情報
の受信が可能なIP(インフォメーション・ページャ
ー)型等がある。
【0004】また、最近では、ページャーの優れた携帯
性を利用して自己への呼出報知機能、これに伴うメッセ
ージの表示機能の他に、スケジュール管理機能、メモ機
能、電卓機能等、ページング機能に関連しない付加的な
機能を備えた多機能型のものが普及しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多機能型ページャーにあっては、着信待機モ
ード以外の各モードを利用者が使用しても、受信部は間
欠受信状態であるため、例えば、スケジュールモード等
において入力操作中に個別呼出信号を受信する場合があ
った。
【0006】この様な場合、従来のページャーでは、こ
れらの各モードでの表示、又は入力操作を強制的に切り
替えて、個別呼出着信に伴うメッセージの表示を行って
おり、この結果、早期の時点でのメッセージの確認が可
能であるが、逆に、強制的にメッセージ表示に切り替え
られたため、各モードでの入力操作はリセットされ、メ
ッセージ確認後やり直しとなり、多機能型といいつつも
不便な点があった。
【0007】また、着信したメッセージの確認中に新た
に着信があった場合でも上記と同様に、新たに着信した
メッセージに強制的に表示切り替えされるため、先に着
信したメッセージを確認できないまま強制的に表示内容
が新たに着信したメッセージに切り替えられてしまうと
いう欠点があった。本発明の課題は、多機能型ページャ
ーにおいて着信待機以外の他モードの使用中において着
信メッセージの表示を改善することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
データを入力する入力手段と、この入力されたデータを
表示する表示手段と、無線信号を受信する受信手段と、
データ入力に際して前記入力手段から入力される第1の
制御信号により前記表示手段の表示内容を切り替えると
ともに、前記受信手段によって無線信号が受信される
と、前記表示手段の一部に該無線信号の受信を報知する
内容を表示させる表示制御手段と、を具備したことを特
徴としている。
【0009】また、この場合、請求項2に記載するのよ
うに、前記表示制御手段は、前記入力手段から入力され
る第2の制御信号により、前記受信した無線信号による
表示内容を前記表示手段に表示させるようにしてもよ
い。
【0010】さらに、請求項3に記載するように、前記
表示制御手段は、前記無線信号の種類を検出する手段
と、この無線信号の種類に応じて前記受信を報知する内
容を記憶した記憶手段を備え、無線信号の種類に応じ
て、受信を報知する内容を前記表示部に表示させるよう
にしてもよい。
【0011】さらにまた、請求項4に記載するように、
前記受信を報知する内容とは、無線信号の種類を特定す
るイラストデータであり、前記表示制御手段は、この無
線信号の種類に応じてイラストデータを前記表示手段に
表示することが有効である。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば受信装置におい
て、表示制御手段により、データ入力に際して入力手段
から入力される第1の制御信号により前記表示手段の表
示内容が切り替えられるとともに、受信手段によって無
線信号が受信されると、表示手段の一部に該無線信号の
受信を報知する内容が表示される。
【0013】したがって、呼出信号の受信により着信待
機モード以外の他モードで入力中のデータあるいは表示
中のデータを無効にすることを回避することができ、操
作性を向上することができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、前記表示制
御手段は、前記入力手段から入力される第2の制御信号
により、前記受信した無線信号による表示内容を前記表
示手段に表示させることにより、前記他モード中に受信
した着信データの内容を確実に伝達することができる。
【0015】請求項3、4記載の発明によれば、前記表
示制御手段は、前記無線信号の種類を検出する手段と、
この無線信号の種類に応じて前記受信を報知する内容を
記憶した記憶手段を備え、無線信号の種類に応じて、受
信を報知する内容を前記表示部に表示させ、更に、受信
報知する内容とは、無線信号の種類を特定するイラスト
データであり、前記表示制御手段は、この無線信号の種
類に応じてイラストデータを前記表示手段に表示するこ
とにより、受信者は、各モードの入力操作中にメッセー
ジの着信があった際、すぐ確認が必要なメッセージか否
か等を直ちに判断して適切に対応することができ、送信
者の意図を確実に伝達することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図12を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。図1〜図12は、本発明を適用し
た多機能型ページャーの一実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明する。図1は、本実施例のページャー1
の外観図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は右
側面図である。
【0017】ページャー1は、ケース本体2と蓋部3に
より構成されており、図1(a)、(b)は共に蓋部3
を開いた状態を示している。すなわち、蓋部3はここで
は図示しない支軸により回動自在に設けられており、こ
の蓋部3の内面側には、液晶表示パネル4が設けられて
いる。この液晶パネル4は、例えば、横119ドット×
縦31ドットで横5ドット×縦7ドットの文字を横20
文字×縦4文字の計80文字分表示できるドットマトリ
クスタイプのものであり、必要に応じて点灯されるEL
(Electroluminescence )からなるバックライトを備え
るものである。また、図中の4aは、後述する着信デー
タの種類に応じたイラストデータであるアイコンデータ
を表示するアイコン表示枠の設定位置を示している。
【0018】また、この蓋部3を閉じた状態で液晶パネ
ル4と当接されるケース本体2の内面側には、「メニュ
ー」キー、「機能」キー、「英数」キー、「記号」キ
ー、「ポーズ」キー、「空白」キー、「削除」キー、
「挿入」キー、「登録」キー、「サーチ」キー及び上下
左右方向へのカーソルキーから構成されるファンクショ
ンキー5、「0」〜「9」キー、「*」キー及び「#」
キーから構成される数値キー6、ダイヤル送信キー7が
配設され、これらは携帯時等で蓋部3を閉じた状態では
保護されるようになっている。
【0019】数値キー6は、数字の他に、ファンクショ
ンキー5との組み合せ操作によりかな文字やアルファベ
ット等も入力可能となっており、電話番号と名前と対応
させて記憶させ、必要に応じて選択的に表示させる電話
番号バンク機能、さらに数値キー6及びファンクション
キー5を用いて数値計算を行う電卓機能をも有するもの
とする。
【0020】また、蓋部3を閉じた状態でも操作できる
ように送信指示用のダイヤル送信キー7が設けられ、こ
のダイヤル送信キー7の近傍に呼出し状態等を点滅して
示すLED8が配設されている。さらに、ケース本体2
の右側面には、ダイヤルトーン信号の出力部も兼ねたス
ピーカ9と、IR送受信部10とが設けられている。こ
のIR送受信部10は、同様の他のページャー1あるい
は他の赤外線通信機能を備えている電子機器とデータを
赤外線信号によって送・受信を行うためのものであり、
内部にはフォトトランジスタ等で構成される赤外線受光
部とLEDランプ等で構成される赤外線発光部とを備え
ている。
【0021】また、図示しないケース本体2の左側面に
は、ページャー1の電源をON/OFFするための電源
スイッチ、呼出し状態の報知を停止させるためのリセッ
トキー等が設けられている。次に、上記ケース本体2及
び蓋部3内に設けられる回路のブロック構成について図
2により説明する。
【0022】図2において、ページャー1は、アンテナ
21、受信部22、デコーダ部23、ID−ROM2
4、キー入力部25、制御部26、ROM27、RAM
28、表示部29、スピーカ30、LED31及びバイ
ブレータ32により構成されている。
【0023】アンテナ21は、図示しない送信基地局か
ら無線で送信される個別呼出信号を受信して受信部22
に出力する。受信部22は、デコーダ部23から入力さ
れる間欠信号により制御され、アンテナ21から入力さ
れる個別呼出信号を間欠受信し、受信信号を復調した
後、デコーダ部23に出力する。
【0024】デコーダ部23は、受信部22で復調され
た個別呼出信号とID−ROM24に記憶されているア
ドレスデータとを照合し、一致した場合に、個別呼出信
号の後に受信されるメッセージデータを制御部27に出
力する。
【0025】ID−ROM24は、通常メッセージデー
タやサービス情報を受信するための当該ページャー1に
割り当てられるフレームやアドレス等個々に設定される
データを記憶し、デコーダ部23の制御部の下に記憶し
ているフレームやアドレス等のデータをデコーダ部23
に出力する。
【0026】キー入力部25は、上記ファンクションキ
ー5、数値キー6及びダイヤル送信キー7により構成さ
れており、上記各操作に伴う信号を制御部27に出力す
る。制御部26は、CPU(Central Processing Unit
)、タイマーやキー入力部25における入力操作を保
持する入力レジスタ等から構成され、ROM27に格納
されている各種制御プログラムに基づいてデコーダ部2
3から入力されるメッセージデータを入力レジスタに格
納するとともに、入力部25から入力される制御信号に
応じてページャー1内の各回路部を制御する。
【0027】また、制御部26は、後述する受信処理に
おいて、着信待機モード以外の他のモード、例えば、当
該ページャー1の利用者のスケジュールを登録、管理す
るスケジュール管理機能モードが選択されて所定のキー
操作によりデータ入力が行われている場合に、着信を検
出すると、そのスケジュール入力表示状態から着信メッ
セージ表示へ強制的に切り替えず、着信データ内に含ま
れるファンクションデータ等の種類に応じてROM27
に格納されたアイコンデータの表示内容を表示部29内
の一部の表示位置に点滅表示して、このデータの着信を
報知し、リセットキーが押下されると、処理中のデータ
を一時的にRAM28に格納し、アイコンデータの点滅
表示を止めてウインドウを開き、着信データの内容を所
定のウインドウ枠内に表示し、また、リセットキーが押
下されない場合は、アイコンの点滅表示を点灯表示に移
行し、着信データの未確認を指示するといった表示制御
を行う。
【0028】また、制御部26は、上記着信データの種
類を識別する際に送信者を特定するバンクコードデータ
を検出すると、着信データの種類を示すアイコンデータ
をROM27内のから読み出すとともに、その送信者を
特定する似顔絵アイコンデータをRAM28内のTEL
バンクメモリから読み出して表示部29に表示する表示
制御を行う。
【0029】ROM(Read Only Memory)27は、制御
部26により実行される着信処理プログラムや各種制御
プログラムを格納するとともに、図3に示すアイコンデ
ータテーブルを格納し、このテーブルにはトーンオン
リ、通常メッセージ等、着信メッセージデータの種類に
対応するアイコンデータの表示内容が設定されている。
RAM(Random Accesss Memory )28は、着信処理に
際し制御部26により処理中のデータを一時的に格納す
るメモリエリア、呼出に際し着信したデータを番地毎に
格納するメッセージメモリエリアを形成するとともに、
図4に示すTELバンクメモリを格納し、バンクコー
ド、電話番号、名前、イラストデータとして送信者を特
定する似顔絵アイコンを対応付けて設定している。
【0030】表示部29は、上記液晶表示パネル4によ
り構成され、選択されたモードによりキー入力部25か
ら入力される各種入力データを表示するとともに、上記
制御部26の着信処理に際して行われる表示制御によ
り、着信データの種類を示すアイコンデータを所定表示
位置に点滅、点灯表示し、着信データ内容を所定表示位
置のウインドウ枠内に表示する。
【0031】スピーカ30は、制御部26により制御さ
れ、入力された送信メッセージを変換したDTMF信号
に基づく発信音を発生するとともに、着信を報知する所
定の着信音を発生する。バイブレータ31は、制御部2
6により制御され、着信を報知する振動を発生する。L
ED32は、制御部26により制御され、着信を報知す
る点滅表示を行う。
【0032】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例のページャー1により実行される着信処理について図
5に示すフローチャートに基づいて説明する。ページャ
ー1は、本体にある電源スイッチがONされ(ステップ
S1)、例えば、図1に示されるファンクションキー5
の内「メニュー」キー、カーソルキーを操作して図6に
示すようにスケジュール管理モードが選択されて所定の
キー操作によりデータ入力やデータ表示の操作制御が行
われている際に同時に、デコーダ部23から入力される
呼出検出信号の有無をチェックする(ステップS2)。
呼出検出信号が入力されると、その着信データを取り込
み(ステップS3)、現在、当該ページャー1が着信待
機モードのみであるか否かを判別する(ステップS
4)。
【0033】着信待機モードではなく上記スケジュール
管理モードの場合は、その着信データの内容を、この着
信データに含まれるファンクションデータを読むことで
解析し、その内容に応じたアイコンデータをROM27
内のアイコンデータテーブルに格納されたアイコンデー
タ表示内容を選択して読み出し(ステップS5)、リセ
ットキーの押下を待つ時間を設定するタイマーをスター
トさせる(ステップS6)。
【0034】そして、読み出したアイコンデータの表示
内容を、図7に示すように、液晶表示パネル4の右上の
表示位置にアイコン表示枠4aを設定して点滅表示させ
ることにより、着信があったことを報知する(ステップ
S7)。図7のアイコン表示例では、着信データの種類
が通常メッセージであることを表示している。
【0035】次いで、リセットキー押下の検出を待ち
(ステップS8)、リセットキーが押下されると、タイ
マーをリセットし、このスケジュール管理モードにおい
て今まで入力されたデータを一時、RAM28の所定の
メモリエリアに格納し、アイコンの点滅表示を消去し
て、図8に示すようにウインドウ枠内4bに着信データ
に基づく内容を表示させ(ステップS9)、本処理を終
了する。
【0036】また、ステップS8において、リセットキ
ーの押下が検出されない場合は、タイマーのタイムアッ
プを待ち(ステップS10)、このタイムアップ待ちの
時は、アイコン点滅表示を継続し、タイムアップを確認
するとアイコンの点滅表示を点灯表示に移行させて(ス
テップS11)、この着信したデータが格納されるメッ
セージメモリエリアの番地に未確認フラグを立てて、着
信した内容に対応するイラストデータであるアイコン表
示を継続させて、本処理を終了する。
【0037】また、上記ステップS2において、デコー
ダ部23から着信検出信号が入力されない場合は、キー
入力部25からの各種キー入力操作に基づく各モードの
動作制御を行って(ステップS12)、呼出検出信号の
入力チェックに戻る。
【0038】また、上記ステップS4において、現在の
モードが着信待機モードのみである場合は、リセットキ
ーの押下を待つ時間を設定するタイマーをスタートさせ
(ステップS13)、着信したことをスピーカ30から
の着信音、バイブレータ31による振動、あるいはLE
D32の点滅表示により報知する(ステップS14)。
次いで、リセットキー押下の検出を待ち(ステップS1
5)、リセットキーが押下されると、タイマーをリセッ
トし、着信データに基づく内容を液晶表示パネル4の表
示領域いっぱいに表示させて(ステップS16)、本処
理を終了する。また、ステップS15でリセットキーが
押下されない場合は、タイマーのタイムアップを待って
(ステップS17)、上記着信報知動作を継続し、タイ
ムアップを確認すると、この着信したデータが格納され
るメッセージメモリエリアの番地に未確認フラグを立て
て、着信報知動作を停止して着信待機モードに戻り(ス
テップS18)、本処理を終了する。
【0039】上記図9に示したアイコン表示内容は、着
信データに含まれるファンクションデータ等の種類に応
じて異なり、例えば、緊急呼出しで、かつ送信者を特定
するバンクコードを受信した場合は、図9に示すよう
に、アイコン表示枠4aには、緊急呼出しであることを
表示するアイコンと送信者の似顔絵アイコンが表示され
る。
【0040】また、過去に着信して未確認のままメモリ
に格納した着信データを重ねてアイコン表示させること
も可能であり、この様な場合、図10に示すように、複
数のアイコン表示枠4aを重ねて設定することができ
る。
【0041】さらに、上記図8に示した着信データに基
づく表示内容をウインドウ表示枠4bに表示中に、新た
な着信が検出された場合は、図11に示すように、ウイ
ンドウ表示枠4bの上にアイコン表示枠4aを設定し
て、着信データ種類に基づくアイコンデータを点滅表示
させて新たな着信を報知することも可能である。
【0042】そして、この図11の表示状態において、
リセットキーが押下されたことを検出した場合は、図1
2に示すように、ウインドウ表示枠4bの上に新たなウ
インドウ表示枠4cを設定して、新たに受信した着信デ
ータに基づく表示内容を表示させることができる。
【0043】以上のように、本実施例の多機能型ページ
ャー1による着信処理では、着信待機モード以外の他の
モード中に、着信を検出した場合は、そのモードの表示
状態を強制的に切り替えず、アイコン表示枠を設定して
着信データの種類に基づくアイコンデータを点滅表示し
て着信を報知するとともに、アイコン点滅表示中にリセ
ットキーが押下されたことを検出してウインドウ表示枠
を設定して着信データに基づく表示内容を表示させるよ
うにしたため、他モードで入力中のデータあるいは表示
中のデータを無効にすることを回避することができ、操
作性を向上することができる。
【0044】また、着信メッセージの種類(通常メッセ
ージ、緊急呼出し、グループコール、シークレットメッ
セージ等)に応じたアイコンと、送信者を特定する似顔
絵アイコン等のイラストデータを表示させるようにした
ため、受信者は、すぐ確認が必要なメッセージか否か等
を直ちに判断して適切に対応することができ、送信者の
意図を確実に伝達することができる。
【0045】さらに、アイコン表示枠の表示形態及び着
信メッセージを表示するウインドウ表示枠の表示形態
を、図10〜図12に示したように、例えば、最新の着
信データから順次重ねて表示させることを可能としたた
め、先に受信した着信メッセージと新たに受信した着信
メッセージの確認と表示切り替えを容易にしている。
【0046】その結果、多機能型ページャー等に代表さ
れる受信装置における着信待機モード以外のモードを有
効に利用することができ、搭載機能の利便性を向上させ
ることができるとともに、着信データの伝達機能をも向
上することができる。
【0047】また、本発明は、上記実施例にのみ限定さ
れず要旨を変更しない範囲で、適宜変形して実施でき
る。例えば、本発明は、公衆回線を利用したページャー
に限らず、無線通信機能を有する各種タイプの受信装置
に適用される。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、呼出信号
の受信により着信待機モード以外の他モードで入力中の
データあるいは表示中のデータを無効にすることを回避
することができ、操作性を向上することができる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、前記他モー
ド中に受信した着信データの内容を確実に伝達すること
ができる。
【0050】請求項3、4記載の発明によれば、受信者
は、各モードでの入力操作中にメッセージの着信があっ
た際、すぐ確認が必要なメッセージか否か等を直ちに判
断して適切に対応することができ、送信者の意図を確実
に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したの多機能型ページャーの外観
図。
【図2】図1の多機能型ページャー内部の回路ブロック
構成図。
【図3】図2のROM内に格納されたアイコンデータテ
ーブルの構成例を示す図。
【図4】図2のRAM内に格納されたTELバンクメモ
リの構成例を示す図。
【図5】本実施例の多機能型ページャーにより実行され
る受信処理のフローチャート。
【図6】本実施例の多機能型ページャーをスケジューラ
ー機能モードで使用中の表示部におけるデータ表示例を
示す図。
【図7】図6の表示状態で着信を検出した場合のアイコ
ン表示例を示す図。
【図8】図7のアイコン表示状態から着信メッセージの
表示内容を表示した状態を示す図。
【図9】図6の表示状態で着信を検出した場合のその他
のアイコン表示例を示す図。
【図10】図6の表示状態で複数のアイコン表示枠を重
ね表示した状態を示す図。
【図11】図8の表示状態で新たな着信を検出した場合
のアイコン表示例を示す図。
【図12】図11のアイコン表示状態から着信メッセー
ジの表示内容を表示した状態を示す図。
【符号の説明】
1 多機能型ページャー 2 ケース本体 3 蓋部 4 液晶表示パネル 5 ファンクションキー 6 数値キー 7 ダイヤル送信キー 21 アンテナ 22 受信部 23 デコーダ部 24 ID−ROM 25 キー入力部 26 制御部 27 ROM 28 RAM 29 表示部 30 スピーカ 31 バイブレータ 32 LED

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力する入力手段と、 この入力されたデータを表示する表示手段と、 無線信号を受信する受信手段と、 データ入力に際して前記入力手段から入力される第1の
    制御信号により前記表示手段の表示内容を切り替えると
    ともに、前記受信手段によって無線信号が受信される
    と、前記表示手段の一部に該無線信号の受信を報知する
    内容を表示させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、前記入力手段から入
    力される第2の制御信号により、前記受信した無線信号
    による表示内容を前記表示手段に表示することを特徴と
    する請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、前記無線信号の種類
    を検出する手段と、この無線信号の種類に応じて前記受
    信を報知する内容を記憶した記憶手段を備え、無線信号
    の種類に応じて、受信を報知する内容を前記表示部に表
    示することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記受信を報知する内容とは、無線信号の
    種類を特定するイラストデータであり、前記表示制御手
    段は、この無線信号の種類に応じてイラストデータを前
    記表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の
    受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6272319B1 (en) 1998-01-14 2001-08-07 Nec Corporation Radio selective calling receiver
US6489977B2 (en) 1998-04-07 2002-12-03 Nec Corporation Received information display method
JP2008022463A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Kyocera Corp 携帯端末装置および携帯端末装置における通信報知制御方法並びに通信報知制御プログラム

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