のんのんのせかせか日誌ノート

今日の優待シリーズ 14回目は、全国で個別指導塾を手掛ける 明光ネットワーク(4668、東1)です。

明光ネットワークについては、優待新設した 2012年 の 8月権利日から 2名義で取得しており、以降保有しっぱなしです。その頃の記事がこちらにありますが、当時は総合利回り 7.7% もあったんですね。恐るべし。

さて、明光ネットワークの優待は、Quoカード 3,000円ゲットできますが、最大逆日歩でも利益が出るため、クロスで取得する方が多い銘柄ではないでしょうか。実際、2012年 8月では、約 10,000名でしたが、今では 30,000名を超えてきています。そういった事情もあったのか分かりませんが、10/9 (金) の引け後に、株主優待の変更を発表しました。

継続 3年以上保有でないと、来年(2016年8月)からは 3,000円のQuoカードがもらえません。3年未満の方は、1,000円となり、クロス対策か知りませんが、ゲットしにくい価格帯になりましたね。2015年 8月の権利日が過ぎた後に発表したのは、継続保有している私にとってはうれしい限りです。権利後に売った方は、2016年、2017年、2018年、2019年 と保有しないと、3,000円がもらえませんからね。

あと、同時に資本・配当政策の変更も発表しました。ＲＯＥを高めることを目的に、

• ・ 自社株買い (発行済株式の 約 4.17 %)
• ・ 配当性向を段階的に 80% に高める (変更前は、50%)

とするそうです。

今後は、決算の想定利益による株主資本の積上げ額 と ＲＯＥの値を見比べながら、自社株買いをしたり、配当性向の引上げ率を決めていくと思われます。明光ネットワークはある程度成熟した企業なので、ＲＯＥを高めるのは、分子の純利益を高めるよりは、分母の株主資本を調整していくものと思われるため、継続保有するには、ますます魅力的な銘柄になりそうです。第一興商(7458、JQ) のように着実に株価上昇してくれるとうれしいですね。