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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活15万円で暮らせる!?

2024-07-12 05:31:11 | 老後の生き方

あるマネー雑誌で月15万円の年金生活という記事が掲載されて

いた、67歳の夫66歳の妻と二人暮らし、夫の厚生年金13

万円、妻の国民年金5万円合計18万円の年金収入、現在働い

てない、1ヵ月の支出を見ると確かに15万円を切ってる。 

 

一般的に夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦だけの無職世帯の

平均支出は月約27万円、衣食住や光熱費のほか税金、社会保

険料、医療費や交際費なども含む、一方収入は公的年金を中心

に計22万円弱、約5万円を貯金を取り崩す等で補ってる。

 

今回の月15万円の支出の事例をよく見ると支出のなかでウエ

イトとして高い社会保険料(市県民税、固定資産税、国保、介

護保険)が欠落している、それと支出のなかで食費が4万円、

光熱費が1万円とかなり節約されてる、又持ち家で住宅ローン

は完済してる、自動車は所有してないことも影響してると思わ

れる。

 

ただ単月だけの収支しか見てないが現実問題として耐久消費財

(家電製品、家具)の交換やリフォーム等の出費もかかるし、

冠婚葬祭費用や交際費、孫への小遣い等も考えると社会保険料

も含め月15万円で生活するのは難しいような気がする。

 


シニア女性の生きかたと幸福感

2024-07-11 05:32:48 | 老後の生き方

幸福感は人それぞれの感じ方の問題で、人生を楽しくするのも

つまらなくするのも、ある意味自分の責任かもしれない、だか

らこそ老後の人生は自由に生きたいものだ、そんな自由と幸福

を感じて生きているシニア女性の声を集めてみた。

 

■定年後夫が家事に協力的になったことでお互いを尊重するよ

うになった(68歳)

 

■好きな人と結婚して子供を授かった、今は思いどうりの人生

を送ってる(61歳)

 

■父は「誰のおかげで食べていけると思っているんだ」とよく

言ってた、私はそれがイヤで大人になったら自分で働こうと強

く思った、そして育児をしながら定年まで勤めあげ今は夫と年

金で穏やかに暮らしている(72歳)

 

■義父母、両親、夫を見送り自分の事だけをかんがえればいい

なんて幸せ(75歳)

 

■認知症で目が離せなかった夫や親の介護から解放され、すべ

ての時間が自分のために使えるようになった(83歳)


定年後の静かな世界

2024-07-10 05:29:35 | 老後の生き方

定年退職して13年、人と会うことも激減、行動範囲も大幅に

縮小し時間だけが過ぎていく毎日、一日一日にメリハリはない

ものの世間の波風から離れ自然に穏やかになったのを痛感して

る毎日である。

 

物欲もあまり関係なく人にも執着しない、かつての人間関係も

お互いが面倒だと思ったりして連絡が途絶えると自然に関係は

消滅してしまうのが現実、とっくに人間関係のピークは過ぎた

のかもしれない、だからどこかで偶然会ったり奇跡的に再会し

ないかぎり復活することはない。

 

 ただ私自身定年後のこんな静かな世界を求めていたのかもしれ

ない、何をしてもいい自由、何もしなくてもいい自由、至福な

時間というわけでもないが、私にとっては気分が落ち着く心地

のいい定年後の静かな世界である。


人生なるようにしかならない

2024-07-09 05:22:02 | 老後の生き方

いい人生を送るにはマイナス思考は厳禁、もし病気になったらど

うしよう、歩けなくなったらどうしよう、認知症になったらどう

しよう。

 

プラスの想像はそんなに出来ないのにマイナスの想像となると次

から次と出てくる、介護状態になるかもしれない、でも要介護は

死ぬことと違い誰にでも訪れるものではない。

 

だったらその時になったら考えればいい、悪い想像が頭の中を不

安だらけにして暮らすと本当にいい生活などできない、人生なる

ようにしかならない、そう考えよう。

 


幸福な人とはどんな人?

2024-07-08 05:28:01 | 老後の生き方

何をもって幸福とするかの価値観は人それぞれである、お金が

あれば幸福、お金がなければ不幸という人もいる反面、どんな

贅沢な暮らしをしてもその人の心が満たされてなかったら、そ

んなものは幸福でないという意見もある。

 

例えばロシアのウクライナ侵攻でのウクライナの住民を考える

とわかりやすいかもしれない、戦時下の過酷な状況で家族を失

い、家を失い、いつ終わるかわからない戦争に耐え忍んでる人

たちのことを思うと、今ある自分の悩みなんて小さなものなん

だと痛感する人は多いだろう。

 

そう考えると幸福な人というのはどういう人かというと、歩け

る、手足が動く、眼が見える、耳が聴こえる、三食食べれる等

自分の身近にささやかな歓びを感じる人かもしれない、それは

ささやかな歓びであるけれど最大の歓びであるといえるような

気がする。

 


国民年金だけでは生活できない

2024-07-07 05:32:29 | 老後の生き方

現在65歳以上の高齢者は3623万人、そのなかで一人暮ら

しの男性は190万人、女性は400万もいるが10万円未満

の年金受給者が5割を占めている、一人暮らしの女性の場合は

配偶者との死別、離婚、独身の3パターンがあるが年金受給額

が10万円未満でも働いて収入があったり、資産が多いケース

もあるので年金だけで生活が困窮してるとは一概に判断できな

いかもしれない。

 

公的年金制度が設立したのは1942年、当時の平均寿命は男

女とも50歳、さらにサラリーマンよりも自営業者の比率が高

い時代だった、さらに自営業者のほとんどが農業人口だったの

でサラリーマンと違い定年もない、いつまでも働けるし平均寿

命も50歳程度なら年金はプラスアルファ程度でいいだろうと

いうことで制度設計された。

 

ところが今では平均寿命が男性81歳、女性87歳と長寿化す

ると国民年金が満額でも年間81万円では生活できない、働く

か年金プラス資産の取り崩して生きていかなければならない、

だから国民年金しか加入しなかった人の老後は年金だけに依存

できないだけに厳しいと言える。


人間関係で仕事が嫌になった時

2024-07-06 05:33:47 | 人間関係

仕事がいやになり会社を辞めたいと思う理由の一番は人間関係だ

と言われてる、会社の人間関係を思うと相性が悪いことだってあ

る、人間なんてそれぞれ違う、みんな同じタイプで気持ちが通じ

合って仲良くなれると思ったら大間違いである。

 

人間関係は努力してもどうにもならないことだってある、そんな

時は仕事におけるモチベ―ションは第一に賃金を得ることだと割

り切るしかない、そして仕事をしっかりすることである。

 

さらに仕事をしているから自分の好きなことができる、これを我

慢すればあれも買える、旅行にも行ける等楽しいことを考えるこ

とが大切、仕事のために人生があるんじゃなくて人生を楽しむた

めに仕事があるのだという気持ちはリタイヤして13年経った今

も私自身間違ってなかったと思っている。

 

 


要介護状態80歳男性の年金生活は月12万円

2024-07-05 05:23:18 | 老後の生き方

雑誌プレジデントの特集「介護とお金の大問題」の中で80歳

男性の生活についての記事に注目した、男性は元自営で建材店

を営んでいた、現在75歳の妻と二人暮らしである、収入源は

年金であるが二人とも国民年金のみで12万円、支出は13万

8千円、毎月1万8千円の赤字である。

 

8年前に事故で骨折して要介護3の状態のため介助が必要で訪

問サービスを受けている、公的介護の自己負担が2万円、介護

保険外の自己負担が1万円(通院時のタクシー代)週2回の入

浴介助をうけてるがそれ以上の出費は厳しい、食費は二人で月

4万円、衣料品は数年買ったことがないというほど切り詰めた

生活を送っている。

 

預金が800万円あったが毎月取り崩しており在宅介護が無理

になったら介護施設を検討せざるを得ない、やはり国民年金し

かない年金生活、さらに介護状態になったことで暗転、綱渡り

の家計で不安を抱えた日々、私たち高齢者にとって介護とお金

の問題は決して対岸の火事ではない。

 


長い人生不安はあるけれど

2024-07-04 05:33:56 | 老後の生き方

人生は長い旅、しかし明日のことは誰もわからない、明日がく

るかもわからない、長い旅のなかで何が起こるかわからないの

が人生だ、例えば一寸先は闇という言葉がある、今がよくても、

ある日状況が変わって悪くなることである。

 

特に齢を重ねると不安がつきまとう、健康やお金の問題は深刻

である、もし自分や家族が入院するような病気になったら、夫

婦のどちらかが認知症になったら、介護状態になったら、大震

災などの災害がきたらどうしよう、考えたらキリがない。

 

でも一寸先は闇ということはいつか闇がくるということで、闇

がくるまでは光が射しているということだ、それまではその光

の中の日常を淡々と歩けばいい、もし闇がきたらその時こそ真

剣に考えよう、どこかで好転することを祈りながら精一杯生き

るしかない。

 


人と会わない今が幸せという60代女性

2024-07-03 05:34:08 | シニア女性

読売新聞の「人生案内」相談者は60代女性、学生時代、会社

勤めも40年間の専業主婦生活も常に友人にも健康にも恵まれ

何不自由なく生きてきた、一人娘は他県でくらしており、孫の

成長も楽しみだという、なんて恵まれた人だろうか、そんな人

がなぜ相談?と思いきやこの3年コロナ禍で外出も控え友人

も会えずつまらない生活と思ったら、なんて心地いいと感じ

る、かえって今までのランチの付き合いなど煩わしかったと

づいた。

 

旅行もショッピングも不要、家で庭に花を眺めるだけで幸せ、

しかしこのまま人と会わない生活でいいのだろうか?、ある意

味贅沢な相談である、この相談についての回答は、今心地よく

感じている日々は咎められるものではない、買い物や会食が減

った分、手にしたのは今日まで生きてこられたことへの感謝の

気持ちと孫を愛しく思う心です、素晴らしいことだという肯定

する回答であった。

 

コロナ禍が終息したら友人から誘いがあり、会えば懐かしいか

もしれない、しかし自分と向き合う時間が多い中で相談者の気

持ちは明らかに変化してしまった、もしかしたら現実のつきあ

いは終わったのかもしれない、だから会わないで終わる人間関

係があってもいいはずである、その代わり相手が残してくれた

心の宝をいつまでも大切にしたほうが賢明だと私は思う。