[go: nahoru, domu]

団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

「高齢者75歳から」に思うこと

2019-07-26 05:34:50 | 老後の生き方

先進諸国では65歳以上を高齢者としてきた経緯がある高齢者

定義、日本老年学会と日本老年医学会が高齢者の定義を65歳

ら75に引き上げるよう提言した。

 

確かに平均寿命が伸び、1956年の日本人の平均寿命は男性63

歳、女性67歳と現在より20歳近く若い、実際65歳になっても

高齢者という自覚がなく、まだまだ若いと思ってる人もいることも

確かである。

 

「パートの仕事、趣味のカルチャースクールに通い、孫の面倒を見

て、友人とランチ、65歳で高齢者なんて思わない」という意見の

高齢女性がいる一方で病気と闘い、介護状態になっている人もいて

健康面の違いも高齢になるほど個人差は大きい。

 

また若者と同じように精力的に外で働きたい人もいれば引退しての

んびり過ごしたい人などさまざまだ、それを一つにまとめ75歳に

延ばすことに違和感を覚える。

 

 現在高齢者で働いてる人たちはこの意見に賛成だろう、実際今回の

提言をした有識者と言われる人たちも高齢者であるが働いてる人た

ちである、そういう人たちがこの問題を論議すれば、おのずと65

では若いとなるのかもしれない。しかしそんな年齢を重視し、高

者とくくることに、私自身あまり意味がないような気がする。

 

 

 


定年後は自分軸の生き方をしたい

2019-07-21 06:16:12 | 定年後の生活

これまでものすごくいやだったものが、別にどうでもいいと思った

り、逆に以前は素晴らしいと思ってたのが、色あせてみえたり

を重ねると過去を見る自分の眼に変化が生まれることがある。

 

また人というのは悪く思われるよりはよく思われたほうがいいのは

明らか、往々にして必要以上によく思われたいと思う傾向がある、

いい人に思われたいというのは他人の評価を求める態度、他人から

いい人だと評価して欲しい、いわゆる他人軸の生き方である。

 

現役時代は私も他人軸の生き方だったかもしれない、しかし定年後

自分軸の生き方、自分の心の声を聞き自分がどうありたいかとい

ことを基準にする生き方をしたいと思っている。


妻が夫にキレル本当の理由

2019-07-20 05:45:32 | 夫婦

以前NHKスペシャル、ニッポンの家族の非常事態!? 「妻が夫

にキレる本当のワケ」という特集番組を興味深く見た。夫にスト

レスを感じる妻が85%もいるという、共稼ぎが増えたため妻の

負担が増える、そのことでストレスが増加してることも原因だと

言われている。

 

さらに深刻なのは夫が自分の悩みに向き合わない、自分の気持ち

を理解してない、本当は不安に思っていることを受け入れて欲し

い、共感して欲しい、これは男女の脳の違いが影響してるという。

 

男性は右脳で感覚的、女性は左脳で論理的、ここが大きな違いで

その証拠に女性はネガティブな記憶はいつまでも覚えており、な

にかあった時そのことが記憶として蘇ってくる。

 

確かに私も経験がある、妻が結婚した当時の厭な思い出をなにか

の折に話すことがよくあったので、番組をみて、このことが男女

の脳の違いかと納得できた。

 

番組では妻の蓄積した不満を和らげるため、感謝の手紙を花と一

緒に奥様にプレゼントしたことにより夫婦円満になる兆しが見え

たりしたが蓄積した不満は時間をかけて和らげることが大切だと

痛感した、やはり妻の不満に真摯に向き合うことこそ夫婦円満の

コツかもしれない。

 

 


定年後は一人で過ごす時間も大切

2019-07-17 20:01:13 | 定年後の生活

私たちは社会的動物ですから社会との関わりを絶つわけにはいか

ない、地域社会で生活して いくために最低限の人づきあいは当然

必要だと思う、ただそれ以上の人間関係は強制される べきもので

はないはずである。

 

 

定年後は、ある意味孤独ともいえる時間に慣れておくことも大切、

くら趣味の友達がいても毎日会うわけではない、夫婦だって一

緒に死ぬわけではない、そう考えると人生の後半期 は孤独になる

時間が圧倒的に多くなるだけに、どこかで孤独に慣れ、一人で過

ごす時間も大切である。

 

 

孤独を楽しむことができれば付き合う必要のない人に気を遣うス

レスからは開放される、そして会いたい人と会う、その判断は

自分自身、この世で信じられる相手は自分自身、自分で自分を信

じることが大切だと思っている。

 


定年後の楽しみ方は人それぞれ

2019-07-14 05:57:53 | 定年後の生活

仕事を辞めると20年から30年と膨大な無為の空白の時間があ

る、そんな第二の人生を歩んでる人のなかにも現役時代同様スケ

ジュール帳がびっしり埋まってないと心穏やかでない人たちがい

る。

 

ジム通いで体力をつけ、ゴルフ、麻雀、カラオケ、地域活動、友

人とのつきあいと予定を入れている、「忙しいほうが生きがいが

ある、何もしてないと生きてる気がしない、忙しい自分をどこか

誇りに感じている」というニュアンスがにじんでる。

 

今でも世間にはどこか、えらい人ほど忙しい、忙しい人ほどえら

いという漠然とした価値観がはびこっているように見える、予定

がびっしりつまっていること、それが自分の価値の表れだと思っ

ているのかもしれない。

 

せっかく手に入れたのんびりした時間、なにもそんなに目の敵の

ようにして時間を埋め尽くさなくても、と思うけど人それぞれの

定年後の人生、価値観、楽しみ方は違うものである。


定年退職後に感じたこと

2019-07-11 05:48:19 | 定年後の生活

今年定年退職を迎え働かないで自宅で過ごしてるかたも多いと思

う、今までと違い決められたレールの上ではなく自ら考えた生活

を送ってるなかで「何をしてもいい自由」「何もしなくてもいい

自由」があることだけは確かである、私自身リタイヤして8年、

じたことを列挙してみた。

 

■定年後は収入は減るけれど時間という財産が手に入る

■健康維持の基本はできるだけやりたくないことはやらない

■平凡な日々のなかに幸福があるものだと気付かせられる

■他人の目を気にせず他人と比較することのない生活がある

 

■家事の手伝い(掃除、料理)は夫婦の会話を多くする

■なんといっても老いていく自分を楽しむこと

■病気も込みという心構えを持つ

■しがらみを捨てると精神的に楽になる

■100人の人がいれば100通りの生きがいがあると思う


定年後は群れずに自分の心に正直に

2019-07-07 06:13:40 | 定年後の生活

人はどうしても群れたがる、どうしてかというと安心するから、

ういう意味では日本は群れ社会である、作家の村上龍さんが

自身のエッセイのなかでこんなエピソードを語ってる。

 

「昔ある居酒屋でサラリーマンの集団8人ほどが隣にいた、上

座の上司と思われる人が大して面白くもないことを言ったら一

斉に全員が笑った、それを聞いて自分にはサラリーマンが無理

だと思った」という内容であるがこの光景は決して珍しいこと

ではない、私も経験がある、だから村上龍さんの気持ちも部下

と思われるサラリーマンの気持ちも正直理解できる。

 

 

群れができればその中に権力構造ができる、立場の強い人、立

場の弱い人、弱い人は強い人になびく、だから心が満たされる

ものではないが疎外されるよりはいい。

 

 

それが生きていくうえでの処世術、しかし定年退職後はやっと

自分自身の価値観を優先できる境遇になったのである、義理や

しがらみにとらわれることはない、群れずに自分の心に正直に

一人で生きることに耐えられる人間でいたいものだ。


私が反面教師から学んだこと

2019-07-06 05:51:53 | 生き方

40年間のサラリーマン生活で多くの人と仕事をともにし、色ん

タイプの上司に仕えた、そして私が思いだす上司はなぜか「こ

んな上司にだけはなりたくない」という人たちである。

 

私が最初の転勤先での上司、結婚して子供が生まれてまもない3

のとき、上には従順、部下にはいばりちらす、話がくどい、

何か問題があると責任を部下に押し付ける、酒癖は悪く、居酒屋

で飲食してたとき近くにいた年配の客に余りの理不尽な言動に一

喝される始末、いわゆるどこの会社や組織にもいるブラック上司

だった。

 

 

しかし今思えば一緒に仕事をした反面教師からの学びは大きかっ

た、「自分が責任者になったときはあんなふうにはならないぞ」

という思いでその後のサラリーマン人生を歩んだことは確かであ

る、尊敬できる上司から学べることも多いけど見方を変えれば嫌

な上司を持つのはある意味ラッキーだったと今では思っている。

 


女性の幸せな節目、つらい節目

2019-07-04 06:02:43 | 幸福

婦人公論の読者アンケートで「あなたの人生の転機は何歳?」と

うテーマで幸せな節目、つらい節目のトップ3が掲載されてい

た。

 

回答者96人の平均年齢が64歳、思い出すと気分が華やかでう

しい気分になる幸せな節目のトップ3は1位子供の結婚、2

孫の誕生、3位自分の再婚、つらい節目のトップ3は1位家族の

死、2位子供の死、3位自分の病気を挙げている、いずれも家族

に関連したことが上位にランクされている。

 

また同様のアンケートで「タイムマシーンで戻るとしたらいつが

い?」での回答では56歳女性は26歳に戻りたい(夫と出会

わなかったことにしたい)、また別の56歳女性は28歳に戻り

たい(結婚するまで姑がどれだけ恐ろしい存在かわからなかった、

姑のいない人と結婚して自分たち家族だけで暮らしたい)

 

そしてもう一つのアンケート「100歳まで生きられるとしたら

何がしたい?」では圧倒的にこの回答が多かった「100歳まで

生きたくない、ピンピンコロリで元気なうちに死にたい」

 

事例を交えて、なかなかユニークな回答が多く女性の本音が垣間

見える記事であった。