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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

悲観的な性格な人ほど長生きする!?

2020-05-28 05:28:55 | 健康

脳科学者中野信子氏の著書「空気を読む脳」のなかでアメリカの

大学での長寿者の研究結果が掲載されていた、10歳前後の児童1

528人を対象に性格を分析、その後の人生で5年から10年おき

にインタビュー、80年間の研究した結果が出てるという。

 

その結果定期的な医療検査や適度な運動、サプリメントの摂取は長

寿に関係なく、真面目で悲観的な性格を持っていることが長寿との

相関が高いという、逆に長寿でなかった人に共通するのは陽気で楽

観的な性格。

 

今一つ納得できないけれど真面目で悲観的な性格というのはある意

味リスクをきちんと見極めそれを回避できる能力があるからなのか?

悲観とは防御ということなのか?もしかしたら日本人の長生きの秘

密は性格にあるのかもしれない。

 

 


コロナ離婚が増えると言われてるが

2020-05-26 05:50:05 | 夫婦

「夫婦とは安らぎの関係ではなくタフに生きぬくための一組だ」

人工知能研究者の黒川伊保子氏がコロナ離婚について書かれた

コラムの一節である。

 

コロナ自粛で夫婦が一緒に過ごす時間が多くなった、特に30

代、40代の夫婦の日常は一変したのではないだろうか、家庭

全体は妻のテリトリー、家の中で肩身の狭い思いをしてる男性

も多いはず、黒川氏がいうように、この年代は人生で一番すれ

ちがってる時期、一日中夫婦がいるなんてありえない時期かも

しれない。

 

逆に熟年夫婦は今回の非常時もふだんの日常とそれほど変わっ

ない、私自身、定年後は妻と過ごす時間が多いというよりほ

んど一緒である。

 

夫婦が互いにストレスを感じるのは生理的に自然なこと、特に

0代、40代の夫婦のリスクが高くコロナ離婚は確実に増え

と黒川氏は指摘しているが果たしてそうだろうか?ただ冒頭

の「夫婦とは安らぎの関係ではなくタフにいき抜くための一組

だ」を肝に銘じて意思の疎通を図ることは年代関係なく大切な

気がする。


物の貸し借りと人間関係

2020-05-20 05:45:38 | 人間関係

善意はときとして人間関係をこじらせる、インターネットの掲示

板「発言小町」 にこんな投稿があった、投稿者は主婦、大好きな

村上春樹の本4冊を友人に貸したところ、返ってきたのは1年後。

 

 

ページは茶色のシミで汚れ、また雨の日に落とし2倍に膨らんだ

本、またCDを貸したらケースは傷だらけ、歌詞カードはヨレヨレ

ひどい話である。

 

 

親しき仲にも礼儀ありで新品で返すのが常識かもしれない、物の

貸し借り、金銭でも同様であるが嫌な顔をすれば友人関係にひび

が入りやすいが、貸したくなければ相手に断る勇気も必要だろう、

そしてほどほどの距離感を保つ人間関係こそ基本だと思う。


最高の褒め言葉とは

2020-05-19 05:49:06 | 言葉

言われて嬉しい褒め言葉、例えば、信頼してます、尊敬してま

す、価値観が一緒です等、人それぞれ違うかもしれない。

 

脚本家の大石静さんがいわれて嬉しいという最高の褒め言葉は

「大石さんは明日も会いたくなるような人ですね」今日会って

も、また明日も会いたくなる、そんな風に思われるのが理想だ

と数年前雑誌のインタビューで語ってた、その言葉がいまだに

象に残ってる。

 

現実には男女の関係で恋愛初期にはありうるかもしれないが、

般的には同性、異性でもそこまで思える人に巡りあうことは

稀有なことである、だからこそ「〇〇さんは明日も明日も会い

たくなるような人ですね」と言われることは最高の褒め言葉

ような気がする。


定年をどう生きるか

2020-05-15 05:36:46 | 定年後の生活

「人間の価値は生産性にではなく生きることにあるということ、

とにかく朝目が覚めたら、今日という日を今日のためだけに生

きる、できるのはこれだけです、定年後であろうと、人生どの

段階にあっても今だけを生きると考えて生きるしかないのです」

 

この言葉は「嫌われる勇気」の著者岸見一郎氏が「定年をどう

生きるか」のなかで書かれてる一節である、私も定年後10年

目、定年退職すると所属先はなく誰からも注目されず、会社関

係のつきあいもほぼ消滅するものである。

 

ただ定年後は職業的な業務はしなくなっただけで生きる作業は同

じである、ライフスタイルは変わるけれど自分と向き合う時間は

たっぷりある、そう考えると人の価値は存在、生きることにある

と思っている。


謝ることはむつかしい

2020-05-11 05:44:27 | 言葉

ありがとうと感謝の言葉をいうよりも、ごめんさいと謝ることは

むつかしい、なぜなら自分の過ちを認めなくてはならない、人間

はなかなか自分に非があると思いたがらないものだ。

 

最近企業などの不祥事などの謝罪会見を見ると謝ることのむつか

しさを感じる、特に企業のトップや政治家となると普段謝ること

になれてないせいか、とりあえず謝る、深々と頭を下げまずは謝

ると言う感じである、原因追及、非に対しての謝罪、再発防止に

ついての言及があっていいはずなのに誠実さが感じられない。

 

根底に苦悩と誠実さがない謝罪は人の心を動かさないことは明白

である、わたしたちの人間関係でも誠実さのない謝罪は相手の心

に伝わらない、ありがとうとごめんなさいはコミュニケーション

の潤滑油、むつかしいかもしれないが謝る気持ちは日常生活の

中でも大切だと思っている。


シニア女性の悩みはひとつではない

2020-05-07 05:36:59 | 生き方

婦人公論の特集「女の悩みの処方箋」のなかの読者アンケートで

平均年齢64歳のシニア女性を対象にした「いまあなたが悩んで

いることを教えて」という興味深い記事が掲載されていた、1位

から5位までの悩みと具体例をみると妻、母、子、嫁などさまざ

まな立場で悩みを抱えており、悩みがひとつではない、まさにシ

ニア女性の心の叫びを感じる内容である。

 

 

そして悩みの相談相手は友人、夫、子供、気分転換は友人とのお

しゃべり(愚痴)、読書、美味しいものを食べるという回答の順

になってるのもわかるような気がする。

 

1位 自分の体調

2位 介護

3位 気持ちの落ち込み

4位 夫婦の関係

5位 家族の体に不調

 

■ 義父と母を立て続けに見送り肩の荷が下りた矢先、今度は自分

 の体調がすぐれず病院通いの日々、ようやく自由になれたと思っ

 たのに(71歳主婦)

 

■ 2年以上家庭内別居中の夫がいまだ毎日のように私にいやがら

 せをしてくる、娘は私たち夫婦の不和が原因で精神的に病んでし

 まいこのままでは私もうつ病になりそう(62歳パート)

 

■ 夫が認知症、介護施設に預けているが月平均23万円もかかり

 出費がかさんで大変!(84歳主婦)

 

 そしてこんな質問が最後にありました

 

「願いが叶う絵馬があるとしたら何を書きますか?」

 

■ポックリ寺があるなら参拝したい、嫁の世話には絶対なりたくない

  ので

 (69歳無職)

 

■ 夫の病気がうそであってほしい、ずっと一緒にいさせてください

 (66歳主婦)

 

■ すぐにでもおひとりさまになれる経済力がほしい

 (58歳主婦)

 

 


続・病院の待合室での人間観察

2020-05-04 05:50:32 | 病院

今は亡き母の付き添いで訪れていた大学病院、いつ行っても混雑

していた、世の中にはこんなに病人がいることに驚く、そして診

察までの時間、会計の時間、調剤薬局での待ち時間、いずれも長

い、予約時間どうりに診察が始まらない 、いつものことだから我

慢するしかなかった。

 

 

待合室の長椅子はほぼ満席、94歳の母にとっては長い待ち時間

は体力的にきつい、子供もいれば老人もいる、居眠りをしてる人

家族できて看護師さんから入院病棟に案内されてる人、イライラ

して貧乏ゆすりをしてる人、遠方から来て電車の時間を気にして

る人、診察室から笑顔で出てくる人、そんな中、近くで70代と

思われる女性が隣の人と話してるのが聞こえてきた。

 

 

数か月前にこの病院に入院したときのことのようだ、「入院した

のに子供が見舞いに一度も来ないんだよ、寂しかったね、それで

もね気持ちが落ち込んでる時、毎日看護師さんが今日は顔色がい

いですね、寒くなったねと言った何気ない一言が薬よりも何より

も効いてうれしかったね…」という内容であった。

 

 

何の病気でどれだけ入院したのかはわからないが、病気でつらく

寂しい思いの時、ずっと見守ってくれる看護師さんの一言に救わ

れたのかもしれない。

 

 

母も私も心が温まるような気がした、病院の待合室は人間観察が

できる場所でもある、そして色んな光景に遭遇することがあるも

のだ。


積極的にひきこもる

2020-05-03 05:52:30 | 生き方

「当たり前だった日常が失われてしまった、友人にも会えず多く

の人が今の状態に苦痛を感じている、ただこれを一人で過ごす貴

重な時間ととらえ積極的にひきこもることを意識して欲しい」

 

これは精神科医の斎藤環氏が若者に向けたコラムのなかの一節で

ある、私はこの積極的にひきこもるという言葉は若者に限らず、

私たち高齢者にもいえることだと思う。

 

「人との接触8割削減」いま盛んと言われてることであるが、私

自身定年後の日常生活を振り返ってみると、正直人間関係は8割

削減である、特に会いたい人もいないし、だから人間関係でのス

トレスはない、快適ではないもののそれなりに充実してる。

 

自分で自分を楽しませる、特に齢を重ねるとひとりでいる時間の

楽しみかた、孤独とのつきあいかたを身につけておいたほうがい

い、閉塞感のある今の状況を受け入れ積極的にひきこもる、そん

な生活の中で一瞬でも一日でも、ああ楽しかったと思えることが

あったら、それでいいと思っている。


年金生活妻たちの本音

2020-05-02 05:43:37 | 年金生活

定年退職して年金生活、出勤時間や退社時間の束縛から解放され

人間関係を含めたストレスがすっきりした、自分のための時間が

できた、夫婦が一緒にいる時間が増えて遊びに出掛ける回数がふ

えた、孫の子守りができてうれしいという夫たちの声がある一方、

金生活になり定年後の暮らしが悪くなったという本音ともいえ

妻たちの声を集めてみた。

 

■ ボーナスもない年金だけの生活で経済的に大変

 

■限られた年金生活のため化粧品、服飾関係のお金は我慢するよ

になった

 

■夫が家にいるので自分の時間がなくなってしまった

 

■主人が家にいるようになってから食事の時間などが自由にならず

お金に関しても細かく追及するのでうんざり

 

 

■なかなか節約が長続きしない、身につかない

 

■主婦には定年がない、夫が亡くなったときが、ある意味で定年だ

と思っている