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横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

記憶の断片

2021-07-25 13:57:26 | 発達や学習が心配
夏休みです!

オリンピックも始まりました。

オリンピック、と言えば、ちょっと前に悲しいニュースも。



人の「記憶」って不思議です。

いったん覚えてもすぐ忘れてしまう・・・

そして、何十年も前の記憶がふっとよみがえる

自分では「忘れたはず」のものが「脳のタンスの引き出しの奥底にたたんでしまわれて」いて、

意図していないときに突然表にでてくる。

「忘れているもの」は長い間使われていないものだったり、

自分の中では「価値の低いもの」だったり、

「思い出したくない」ために「封印」してあったり・・・・。



たぶん、「みょうが」?初めて育ててみたのでこれが食べる部分かと(笑)

本当につらくて、自分に耐える力がなく、だれかからの援助が少なかったりしたときの記憶は、

何度も思い出して不快な気分になるときもあれば、

「封印」して「見えないように」「見ないように」して、

感情の平静さを保とうとすることもあるのでは、と思います。

逃げることも助けを求めることも戦うこともできないとき

相手があって、そちらに否定的な強い感情が起こるときもあれば、

絶望的な気持ちになることも。

「封印」は、自分を守るため、生きるために必要の手段の一つだと思います。

自分を振り返ってみて

絶対にだれかを傷つけたことがないかと言えば、

そんなことはないし、いまだにたくさん後悔しています。

自分が傷ついてしまったときは、

前に進むエネルギーが削がれてしまい、何をしてもうまくいかなく感じていました。

そんなときに「そうだったのね。」とただそれだけ言われただけで

気持ちが少し軽くなったことがあります。

だれかに気持ちを話すようになれるときは、

気持ちが深刻に落ち切っていないときかな・・・。



こんなこと、だれかに言って本当に真剣に受け止めてもらえるのかな?

自分に非があるのではないか・・・

言ったことで自分が責められてしまうのではないか

・・・そう感じていたら、「身近」な人より少し自分から距離のある人に話してみたら

気持ちが楽になるかもしれません。

学校から離れている「夏休み」。

気持ちがすっきりしていないことがあったら、

自分自身で「消化」できないことがあったら

話して大丈夫な人に今言える範囲で話す。

奥深くまで出すエネルギーが足りなかったら自分の心のほんの表面だけでも。



そんなことをここ数日考えています。



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7月はどんどん進む・・・雑感

2021-07-23 10:35:36 | 発達や学習が心配
もう3週目なんですね。

そして、横浜は何と来週から夏休み!

昨年の夏は、本当に暑い中、登校していて2週間のみの夏休みでした。

「ふつう」の夏休みってなんだったんだろう?

今年は、蔓延防止の期間も8月まで延び、

心から「やったー感」のない夏休みになりそうです・・・。



目の運動のため、簡単なロケットを作ってみました。



2本のストローを左右の手でゆっくりひっぱると


こんな感じで上に進みます。

そのとき、中心の円を両目で見るようにします。

頭は動かさない方が目が動きます。



作り方はとっても簡単。



紙コップに色紙やシールをはって

上に穴をあけ、タコ糸(長いと座ったまま動かせます)を通し、

持ちてに短く切ったストローを付けるだけ!

するすると上がる感じや、すーっと落ちてくる感覚がいいみたいです。

勉強の合間に「頭を動かさず、視線だけ〇を見つめて」

目の筋肉を柔らかくしたり、気分転換したり・・・。



「引きこもり先生」最終回。

ハッピーエンドになったけれど、

STEPルームの子どもたちの進路がどうなったか、

すごく気になります。

義務教育の間は、「学校」がいろいろな学習形態を用意して、

そこに通える子どもたちは、学習する機会がもらえます。

高校もいろいろな選択肢が増え、以前よりはるかに行きやすい場ができてきたとはいえ、

本当に繊細で、傷つきやすい優しい子どもたちの居場所、所属場所って

どうしたらいいのだろう・・・。

でも、なにはともあれ、「学校が好きになった子どもたち」が

「心のよりどころ」がほしくなったときに「行く場所」や

「頼れる人」ができたことが、このドラマでは大事なところだったのかな、と

思いました。

大人にも、必要ですよね・・・そんな場所と人。

夏休み、学校に行く機会が減って家にいる時間が長くなると

きつくなってくる子と逆に楽になる子がいるかな・・・・。

きつい子たちの夏休みの居場所が必要ですね・・・・。


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教育相談のみも行っています。支援者の相談もいたします。






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子どもが「心の話」をする。

2021-07-04 15:42:31 | 発達や学習が心配
一昨日、昨日と横浜はどしゃぶり。

今も雨が降り続いています。

今週は、ずっと雨が続きそうです・・・・。ちょっと気分も

「ドラゴン桜」が終わってしまったけれど、

ぜんぜん違う趣のNHK「引きこもり先生」第4回を見ました。

残念ながら1.2回は見ていないのでネットで検索していたらなんと

ウィキペディアにありました!

11年間引きこもっていた男性が中学校の教室に入れない子

のための教室(STEPルーム)の非常勤講師になる話です。

再度見ても涙が止まりません!

見ている人の「立場」(当事者・中学生・保護者・先生・カウンセラー・・・・)

によって感じ方がいろいろなんだろうと思います。

いろんな場面・登場人物のセリフが心に入ってくるのですが、特に

STEPルームの若い先生の言葉で

「子どもたち、(ひきこもり)先生には、いろいろ話すんですね・・・

私には、あまり話をしてくれない・・・」

から

子どもは直観で「大人がどこまで真剣か、そして安心できる人か」見抜く。

たぶん、傷ついた経験がある子はなおさら大人をみる力が強いのでは、と感じました。

子どもが「できごと」でなく、「気持ち」を伝えてくれるのって

知り合ってすぐではなくてしばらく様子をみてから。

子どもなりの表現だから、大人にわかりにくいこともあるけれど

「伝えたい・伝えよう」という気持ちはとっても純粋で真剣。

そんなときは、他のことはさておいて大人も「真剣」に聴く。

話した後、何か行動を起こしてほしいこともあるし、

ただ聞いてもらいたいときもある。

ドラマでは、少し誇張もあるように感じられるけど、

実際にいろいろなことが子どもに起こっているのも事実です。

「うれしいこともつらいことも言葉にしにくいことも」



最近自分の中で、「アドバイスする」ことが「聴く」ことに勝っていないか、

少しもやもやしていたので

心を「整える」きっかけをくれたドラマでした。

今週いきなり「最終回」なんだけれど、どう収まるのかな・・・・。

STEPルームの先生もきっとだんだんに子どもたちから信頼されていくんだろうな。

若い先生には、「時間がある」、と応援もしています!


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