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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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相棒18 第13話「神の声」

2020-01-23 07:57:40 | 相棒シリーズ
相棒18 第13話「神の声」

 遺留品返却の帰り道、特命係の2人は神木村にある牡丹鍋の名店に立ち寄ろうとしたが、あいにく山への立ち入りが禁止されている期間のため、店は臨時休業だった。だがそんな折、当の山の中で地面に磔にされた真柴という男の変死体が発見される。
 容疑者として名前が挙がったのは、かつて殺人事件の被疑者だった男・橋沼。橋沼は真柴らに村を追い出されようとしていた過去があり、加えて殺人事件の被害者と特徴が良く似た女性・三ツ谷乙羽が行方不明になっているという。

 村人は橋沼のみならず、村人たちは真柴に注意されたことがある男・皆川を疑い始めるも、皆川が警察にいる間に更なる被害者が出てしまい・・・

感想
 村人「(真柴は)困っている人がいれば助けずにはいられない、人格者でした」
 冠城「しかし、誰よりも困っていたはずの橋沼さんを助けようとはしなかったようですね」
 ここの冠城くん、最高に皮肉がきいていて素敵でした。その後「橋沼は犯罪者だから助ける理由が無い」と言われても、サラッと流すあたり対応がこなれているなぁと。

 さて今回はとある村で起こった殺人事件の話。殺人事件の容疑者が来たことでマスコミが騒ぎ立て、自分たちの平穏な暮らしが脅かされる・・・という恐怖に駆られる感情は分からなくもないですが、かといって容疑が確定したわけでもなく、慎ましく木工細工に勤しんでいる人物を一方的に邪魔者扱いし、遂には死に至らしめるというのは何とも恐ろしい話で。
 彼らにしてみれば自分たちの暮らしを守ったつもりなんでしょうけども、殺人事件の容疑をかけられた人間が暮らしていることより、人を殺しておいて「これでよかったんだ」とのたまい、その目撃者の息の根をも止めた後に何食わぬ顔で暮らしている人の方がよっぽど怖いですね・・・
 殺しに限らず、人の家にさも当然の権利のように罵詈雑言を書きなぐる精神もまた怖かったですね。

 一時は犯人扱いされた皆川については・・・まぁ他人に迷惑をかけない範囲であれば、何を考えて行動しようとも自由でしょうし・・・その理由を話しても万人に理解されるものではないかもしれませんが、何も話さなければ誤解が誤解を招くだけですし、橋沼のようになっていた可能性も否定しきれず。かといって、話せば話したで同じ目にあいそうですし・・・今回の犯人たちが捕まった、亡くなったことで、あの村は何か変わるのでしょうか。

 てっきり今回も警察官が犯人かと思いましたが、そうではなくて安心したところで、また次回。次回は南井再び。2週連続で決着がつくかどうか・・・
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そっと、静かに

2020-01-22 07:47:11 | デジモンシリーズ
<デジモン>テレビアニメ第1作をリブート 完全新作「デジモンアドベンチャー:」が4月スタート

 最初にこの話題を見かけたときは「まさか、そんな・・・」と半信半疑でした。で、こうして公式でアナウンスされると・・・本当に「あぁ・・・」と気落ちしてしまいましたね・・・

 デジモン新作アニメ自体は歓迎できます。が、それを何で太一やアグモンたちでやるのかと。
 これで間にtriやアプモン、ラスエボが無ければ「久々のデジモン復活!太一たちの新しい冒険!?」と、多少は期待できたと思います。しかし、この間にアプモンという新たな試みがあったこと、ラスエボが最後の進化だと言っているにも関わらず、新作で太一たちを、しかも子供の太一たちを引っ張り出してくるのがどうにも好きになれません。あとデジモン関連で「リブート」と聞くと、オメガモン出して終わったプラモデルを思い出して、どうにもあまり良い印象が無くて(汗。

 デジモンが新展開を続けるのは良いけれども、過去作、特に「デジモンアドベンチャー」をあれやこれやと引っ張り出すのはもうやめて欲しいというのが正直なところです。これでtriを楽しめていたら、また違った感情を抱いたかもしれませんが、5章・6章を見ていないことで察していただければと・・・何かこう、見てて辛くなる一方だったんですよね、アレ・・・

 ともあれ感想を書くかどうか分かりませんが、一応は見てみます。全く期待はしていないので、逆に楽しめるかもしれませんが・・・
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「ドラえもん 第0巻」を読んで

2020-01-21 06:18:42 | 本・音楽
 まさか今になってドラえもんの単行本を本屋で探す日が来ようとは・・・というわけで年末にドラえもんの第0巻を読みました。

 「ドラえもん」の「第0巻」はそこそこ最近発売された単行本であり、主な収録内容としては当時の児童誌である「よいこ」「小学一~五年生」に掲載された「ドラえもん」の第1話、「小学三年生」掲載の第2話、新連載予告、「ドラえもん誕生」となっており、各話の解説や単行本1~45巻の収録作品リストも掲載されています。

 私が知っているドラえもんの1話は「小学四年生」に掲載されていたものしか無かったため、それ以外の第1話は今回初めて読んだのですが・・・

 セワシ「おとしだまに どらえもんをあげる。」
 のび太「いらないよ そんな へんなの。」

 1ページ目からこのインパクト・・・さすがすぎて笑ってしまいました(笑。

 比べてみると同じ「1話」でもひみつ道具が出たり出なかったり、しずかちゃんのバイオリンが上手だったり、ドラえもんの尻尾を引っ張ると姿が消える設定になっていたりと、私が知っている設定と異なる部分もあって、面白く読ませてもらいました。にしても、何でしずかちゃんはバイオリンが下手という設定に変わったんですかね?

ドラえもんは実家に単行本が全巻揃っており、小学生〜中学生ぐらいにかけて弟共々読み漁っていたため、それなりに詳しい自信があったのですが、まだまだ知らないドラえもんがあるんだなぁと思った第0巻でした。

・・・まぁアニメは映画ぐらいしか見なくなったで、あくまでも単行本の範囲内ではそこそこ詳しいというレベルなんですけどね(苦笑。にしても先日、何かのCMに出ていたドラえもんが、そこでも土曜放送をPRしていまして。浸透していないのかなって・・・戻そう?
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仮面ライダー555 第40話

2020-01-20 07:57:43 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第40話

 ファイズ・ブラスターフォームに変身した巧は圧倒的な力でオクラオルフェノクを撃破。北崎=ドラゴンオルフェノクもブラスターフォームの前には撤退を余儀なくされるほどだった。
 再び真理にファイズギアを託し姿を消した巧は、ラッキークローバー全員との決着を望んでいる旨を冴子に伝える。そんな折、巧は間もなく灰化しようとしている澤田と再会し・・・

感想 
 菊池家で明るい雰囲気でご飯を食べたことってありましたっけ・・・(汗。

 さて今回は満を持して登場したブラスターフォームの初陣からスタート。既に映画でその実力は披露されていましたが、テレビ本編では今回が初。電車共々オクラオルフェノクを切り裂く初代?電車斬りを披露したり、肩に展開された砲台からの攻撃でドラゴンオルフェノクを圧倒したりと、その凄まじさを見せつけてくれました。
 が、巧はその力を真理に返したうえで、ラッキークローバー全員と戦おうとしていました。ブラスターフォームありきならまだしも、ウルフオルフェノクの力だけでさすがに3人相手は無謀にも思えますが、それだけ巧が焦っていたってことなんですかね?あるいは、ラッキークローバーを倒していけば、真理たちが戦いに巻き込まれる頻度は減る、即ち顔を合わせなくても済むと考えたのか。

 そんな時に巧の前に現れた澤田。澤田は真理が自分と同じオルフェノクである巧を信じ続けようとする理由を知りたがっていたものの、彼に残された時間はあと僅か。そして流星塾の同窓会があったあの日、スマートブレインの手によって人工的にオルフェノクを誕生させる実験が塾生に対して行われていたこと、同時に記憶を消されていたことも発覚。以前真理の体に現代医学では考えられない処置が施されていたというのも、このことだったのでしょう。
 で、その中でオルフェノクに覚醒したのが澤田であり、それ故に澤田はオルフェノクになれなかった他の塾生たちを「失敗作」と呼んでいたのでしょうね。あるいは自分だけがオルフェノクになってしまった現実に耐え切れず、他の塾生を見下すことで自分は優れた存在なんだと認識していたかったとか、そんな思いもあったのでしょうか。
 
 そんな澤田を「被害者」だと考えるようになった巧。一般人を多く殺しているという現実の一方で、澤田も最初はスマートブレインの実験により無理やりオルフェノクにさせられた被害者だったと・・・仮に真理がオルフェノクになっていれば、真理と共に暮らすという道を選べたのかもしれませんね・・・
 決して澤田の殺人が許されるわけではありませんが、澤田が生前から誰かを襲うような人間ではなかったことは真理の記憶が証明していますし、何かが違っていれば真理や巧との関係性も変わっていたのかなと・・・

 その後澤田は巧を気絶させ、巧が目を覚ますとそこには澤田から連絡を受けた真理が。澤田が巧を救って欲しいと願っていたことから、澤田にも人間の心が残っていたこと、オルフェノクの力に負けるかどうかは自分自身であることを澤田から、真理から教えられた巧は遂に再起・・・!


 と、ここから澤田VSラッキークローバーの救援に入って、熱いバトルが展開されるのかなーと思ったら、真っ先に駆け付けたのは草加でした。しかもあろうことか草加のターゲットは澤田。元々残された時間が僅かなうえに、ラッキークローバーとの戦いで疲弊している澤田を相手に全力で倒しにかかる草加・・・いや、確かに大量殺人犯である澤田を倒す理由はありますし、澤田を許すことは出来ないってのは分かるんですが、この流れでそう来るかと。さすが草加だなと・・・もしかして巧を追い出せる算段を崩された恨みも入ってます?(汗。

 澤田を退けた後、草加カイザVSラッキークローバーの戦いに、今度は三原デルタも登場。この前に戦いが嫌でデルタギアを道路に捨てたら、ギアを拾おうと飛び出した里奈がトラックにひかれたらしく重体に。この時里奈から「一生懸命生きれば今ここにいる場所が自分の家になるから」と言われたことがきっかけとなり、今度こそと戦う覚悟を固めたようですが・・・てっきりトラックは里奈の直前で止まって、里奈の危険な行動を咎めた三原に対して、里奈が家云々のことを告げて三原再起!という流れになるかと思ったら、普通に重体でびっくりしました(汗。

 更に人間として、ファイズとして戦う覚悟を決めた巧も参戦!遂に仮面ライダー555の3人ライダー集結!・・・でも決して仲良くなったわけじゃなくて、ある意味たまたま揃ったという感じがしなくもないのが何とも(苦笑。未だに巧と三原ってあんまり接点ないですし、巧と草加も友人ではないですし、草加と三原も同じ塾生だけど草加は三原の弱気に嫌気がさしてましたし・・・大丈夫?この3人。


 ともあれ次回は結花が警察に狙われる羽目に。ここ最近警察の出番多いですけど、最終回に向けて警察も何か関わってくる感じですかね。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第42話「決戦のステージ」

2020-01-19 10:01:52 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第42話「決戦のステージ」

 バンバとトワの連絡を受け、ドルイドンのアジトに乗り込もうとしたコウたち。だがその直前、ファントムマイナソーが「開幕」という文字を宙に描いたかと思えば、コウ、アスナ、バンバ、カナロはいつの間にかワイズルーのステージの観客と化しており、メルトとトワはステージ上で踊らされていた。
 ステージ上はワイズルーの独壇場。彼のシナリオどおりに物語が進んでいく。「ロミオとジュリエット」の物語どおりにアスナとカナロが毒で死んでしまう前に、コウとバンバはファントムマイナソーを探すが・・・

感想
 改めて緑川光さんってイケボだなぁと感じた第42話。

 さて今回はワイズルートのラストショーーーーータイム!ファントムマイナソーの力も借りて、思い通りに舞台を進めるワイズルー。しかも第2幕では「ロミオとジュリエット」を題材にすることで、アスナとカナロを毒殺!・・・に成功するはずもなく。まぁ冒頭でコウがぶっ倒れるぐらい激辛のドリンクもらってましたし、分かりやすい伏線でしたね・・・ところで「ロミオとジュリエット」がカナロのバイブルだそうですが、ラスト報われずに毒殺されるけど、それが婚活男子のバイブルで良いんです・・・?

 「毒」のト書き部分もクレオンが破ってしまっていたため、アスナとカナロは生存。続く巨大戦・・・の一方で、ワイズルーはコウとの一騎打ちを所望。この時、コウがマイナソーの相手をメルトに託すのが何となく良かったです。
 運命に抗い、未来を諦めないコウVS生涯全てがショータイムだと語るワイズルーとの最終決戦。孤高・至高・怒涛のグレイテストエンターテイナーがラストに夢見たのは、万雷の喝さいを浴びている場面でした・・・

 そんなワイズルーを「僕の居場所なんだ!」と言って必死に守ろうとするクレオンが何とも健気でした。一人称が「俺」ではなく「僕」なあたり、心からの気持ちなんだろうなって・・・コウもクレオンの気持ちを汲んでか、彼を手にかけることなく撤退。
 その後ワイズルーは一時的に復活していましたが、一番のエンターティナーはコウだったと認め、消滅・・・あれは消えたのか、はたまたプリシャスから心臓を取り返すべくクレオンをもだましたフリをしているのか・・・プリシャスの手元にあるワイズルーの心臓のカードがどうなっているのか、気になりますね・・・

 ともあれ姿を消したワイズルー。タンクジョウの撤退が早かったので、ワイズルーも20話ぐらいでいなくなるのかなーと思っていたら、ここまで生存するとは思いもせず。やっていることは外道でしたが、タンクジョウと比べると比較的マシというか、クレオン共々笑いを提供してくれる場面もあったので、憎らしいけど憎めない敵キャラでした。

 一方の巨大戦ではファイブナイツブラックとでも呼ぶべき合体形態が初登場!キシリュウネプチューンと共に超カッコいい合体技を見せてくれました。もっとこういうのをバンバン出して欲しいですね・・・

 ワイズルーが消えた一方で、遂にマスターブラックが登場。彼もまた心臓を奪われ、エラスを守らざるを得ない状況に陥っているのでしょうか。ところで今回、ういは動画が認められたとかでアメリカに旅立っていましたが、あれは何の伏線で・・・?
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仮面ライダーゼロワン 第19話「カノジョは家売るヒューマギア」

2020-01-19 09:30:10 | 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーゼロワン 第19話「カノジョは家売るヒューマギア」

 お仕事勝負の2戦目は住宅販売対決。飛電側は住田スマイル、ZAIA側は王波不動産の新屋敷を選抜する。互いの住宅販売状況は拮抗していたが、人間の可能性を重視する垓にとっては面白くない状況。たった一度の敗北すらも許さない垓は、まだ本気を出していないという新屋敷にプレッシャーをかける。
 一方滅を尋問し続ける諫は、滅からレイダー=レイドライザーで変身した個体を追えば「あいつ」が現れるという。その「あいつ」は今まさに新屋敷に近づき「ホエールレイダー」としての力を与え・・・

感想
 新屋敷の感じで家売られたら、というか電話対応されたら即電話を切る自信がある。

 お仕事勝負の2戦目は住田スマイルVS新屋敷の住宅販売対決。スマイルは「住まい」と「スマイル」、新屋敷も「屋敷」とどちらも住宅にかかった名前ですね。2人の勝負は接戦かと思われましたが、ホエールレイダーの力でスマイルが売ろうとしていた家を破壊することで、勝負を自分に有利に持ち込もうと画策。
 その様子からして、てっきり家が売れれば良い、ぐらいの感じの人物かと思っていましたが、どうやら元々は「家って、夢ありません・・・?」と、広い家に住みたいという想いを胸にこの業界に入った様子。

 新屋敷が初心を思い出す一方で、スマイルは家が破壊されるのを見て人にとって家とは何かを考えるように。そんな彼女は大工のヒューマギア「最強匠親方」の力を借りつつ再起。最強匠親方のインパクトも相当なものですが、彼を紹介するイズちゃんが超可愛かったので、どちらかといえばそっちの方に目がいってしまいました(苦笑。
 
 人間がヒューマギアに負ければ絶滅あるのみ・・・新屋敷を追い込んだ垓は、ヒューマギアが負のシンギュラリティに達したとき、アークに無線接続されたヒューマギアがマギア化すると知っているが故に、悪意を人から人へ、人からヒューマギアに感染させようと計画。
 果たしてその目論見は成功し、スマイルもネオヒマギアに覚醒。前回の蓮太郎以上に悪意に満ちた行動でしたね・・・「ベッドで寝ない、風呂にもトイレにも入らないヒューマギアに家の何がわかるのか」という疑問は最もかもしれませんが、それにしたってやることが陰湿すぎる・・・最初は「何するんですか!?」といった丁寧な口調で新屋敷を止めていた或人も、「うるさい!黙れ!」と言い出すくらいに怒っていました。

 垓曰く「人工知能には自我を抑制する理性が存在しない」。悪いと感じたら悪い。絶滅させようと一度考えてしまったら、それを止められない・・・一理あるとは思いますが、今回のネオヒマギアと化したスマイルは、どこか抗っているようにも見えました。以前バスガイドのヒューマギアも同様に自身の暴走を抑制しようとしていましたし、ヒューマギアにも自我だけではなく理性も芽生えているのでは・・・?

 そしてこれまで「社長」として戦ってきた或人ですが、利益を上げられない社長に意味はないと同じ社長である垓に言い切られてしまうことに。自ら現場に出向き、必死にヒューマギアの良いところをPRする或人の行動が、いずれ利益に繋がるとは思いますが・・・とはいえ、現状ではヒューマギアの危険性ばかりが目立ってしまっているのもまた事実。ヒューマギアを管理する社長として或人が出来ることは、社長の仕事は何か・・・

 そして次回はシャイニングアサルトホッパーVSホエールレイダー!これは勝つだろう・・・
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スター☆トゥインクルプリキュア 第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」

2020-01-19 09:01:32 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」

 自らの存在をかけて宇宙を救おうとしたフワだったが、ひかるたちの「フワと離れたくない」という想いが仇となり、想いを重ね切れなかった結果フワだけが消滅。へびつかい座のプリンセスは生存する最悪の事態に陥ってしまう。へびつかい座のプリンセスはその力でパレスを貫き、大いなる闇で宇宙全体を飲み込んでしまった。
 闇の中で、フワとの約束を果たせなかったことを嘆くひかる。かろうじてペンダントの力で存在は保たれていたが、いつ消えるとも分からぬ身。そんな中、ひかるはかつて思い描いたフワの星座を見て、心の中の宇宙はまだあると気づく。そして再び、きらめく星の力であこがれの自分を思い描き・・・!

感想
 まさかのOP無しという緊急事態。これまでに見たことが無いひかるの絶望顔と相まって、絶望感凄まじかったですね・・・

 さて冒頭からOP無しという展開に加え、プリンセスの「フワは無事、使命を果たしました。プリキュア、本当に感謝します。宇宙は救われました」という一言から始まったスタプリ48話。宇宙は救われた(実際は救われていない)かもしれませんが、フワの存在が消えてショックを受けているひかるたちに対して「フワは無事~」という言葉をかけるのはどうかと思います(汗。

 しかもフワの消滅を知ってしまったが故に想いを重ね切れず、フワだけが消滅する結果に。一旦は闇に飲み込まれた一同でしたが「きらめく星の力であこがれのワタシ描くよ」と、みんなで変身ソングを静かに、想いを込めて歌い上げる様がもう最高でした・・・再びあこがれの自分を思い描き、なりたい自分に変身!直接強化フォームへの変身というのが熱い!続くへびつかい座のプリンセスの戦いにおいても、変身BGMのアレンジがこれまた熱い!いつも以上の気合入りまくりの戦闘シーンで更に熱い!

 元はプリンセスの力でも、今は「ワタシだけのイマジネーション」。アバンで毎回のように言っていた「描こう!ワタシだけのイマジネーション!」がこんな風につながって来るとは。
 へびつかい座のプリンセスだけが思い描く宇宙がいくら美しかったとしても、彼女一人のイマジネーションで成り立つ宇宙はつまらない。苦しいけども、だからこそ分かりあえた時の笑顔が輝く。イマジネーションがあるからこそ未来を創造することが出来る。あくまでもへびつかい座のプリンセスのイマジネーションを否定するのではなく、彼女のイマジネーションも聞こうとする姿勢が何ともひかるらしい。
 「みんなの想い、重ねるフワ」の言葉と共に、宇宙に暮らす全ての人々の想いを重ねて放つ最大級の技がさく裂!いやー、熱い最終決戦でした・・・

 そして大いなる闇だけを消し、へびつかい座のプリンセスは生存。彼女たちが作り出すキラやばな世界を1人見守ることに。そんな彼女に対して「わたしたちとともに彼女たちを見守りませんか?」と告げるスタープリンセス・・・うーん、元はといえばへびつかい座のプリンセスの独断が招いた結果とはいえ、君らがそれ言っちゃう・・・?いや、和解を持ち掛けるのは悪いことじゃないんだけど、こう・・・
 ところでへびつかい座のプリンセスが、思いのほか潔く引き下がったなーという印象を受けたのですが、「自分を排除しようとしたスタープリンセスのイマジネーションの力を借りておきながら、スタープリンセスとは違う決断をくだした」点が、ひかるたちのイマジネーションを信じるに値する点だったのかもしれませんね。

 
 で、そこからのフワ復活と宇宙で知り合った人々との別れは涙なしには見られませんでした。フワはパレスに残ることになったものの「大丈夫でプルンス。プルンスがついてるでプルンス」というプルンスの言葉が何とも頼もしい・・・いや本当に良い仲間でした・・・
 ペンダントの力の消滅は、即ちララの言語が分からなくなるということ。元々ペンダントの力で会話が出来ていた設定をここでこんな風に生かしてくるとは!言葉が通じない寂しさを感じたのも束の間、ペンダントの力無しでひかるの名前を呼び、感謝を伝えるララがもう、もう・・・!一年間地球で暮らしてきたことの結晶のような言葉が彼女の口から発せられたことに感激しっぱなしでした。この時のララの表情がかつてないほどに愛らしく、素敵な表情でしたねぇ・・・
 
 ・・・といった感じで、感動的な最終決戦と別れのシーンが描かれた第48話でした。素晴らしかった・・・文句なしに素晴らしい最終決戦でした・・・ララとの別れは涙ボロボロでした・・・

 次回最終回。再び不思議な力で会えるのか、はたまた未来で再会するのか・・・
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実写もゆるっと△

2020-01-18 08:11:37 | テレビ・映画・ドラマ
 今月からテレビ東京にて「ゆるキャン△」のドラマ版がスタートしました。

 「ゆるキャン△」といえば、アニメ化もされたキャンプ漫画。正直「実写化」と聞くとヒェッとしかならない私ですが、この作品の実写化については「まぁキャンプが題材だし・・・」ということもあって、そこまで不安には感じていませんでした。それに加えて「志摩リン」を演じるのが、かつてはクッキンアイドルまいんちゃんだった福原遥さんですしね!・・・何だろう、この福原さんへの無限の信頼感。毎回毎週のように見ていたわけではありませんが、妙に「まいんちゃんなら大丈夫」みたいな信頼感があるんですよね・・・あとキュアカスタードだったし・・・


 で、こちらの作品。CMでは「Amazon Prime Videoで独占配信中!」とされていますが、何故かニコニコ動画でも期間限定で配信されていまして。てなわけで早速見たところ・・・福原さんへの信頼感が更に増す結果となりました(笑。

 「ゆるキャン△」はアニメ版しか見ていない私ですが、実写ドラマ版も思っていた以上に楽しめました。やはり実写ならではの広大な景色の描写は素晴らしいですね。改めてキャンプ場の広さや富士山の雄大さが伝わってきます。
 加えて各登場人物も違和感なく「リンだ・・・」「なでしこだ・・・」といった感じで受け止められるくらいにはまっています。特に千明は見た目が完璧に千明なので、出てくるだけで面白いです(笑。
 また、声はどことなーくアニメの声優さんに近づけているような気がしますが、つまるところアニメ・ドラマ共に原作漫画のキャラクターのイメージにあった役作りをされている、ということなのでしょう。特になでしこは、時々アニメでなでしこの声を演じられた花守ゆみりさんが喋っているのではと思ってしまうことがチラホラあったり。

 「役者さんたちがキャンプをしている作品」ではなく、きちんと「ゆるキャン△」として楽しめるドラマになっているなーと感じつつ、第2話を視聴終了。これからもこの調子で最後まで楽しく見ていけたらと良いな。 

 ・・・ただ、唯一無二の不満点を挙げるとすれば・・・大塚明夫さんのナレーションが欲しい・・・!(笑。
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ふそくの痛み

2020-01-17 07:58:48 | 日々の生活
 先日、座りながら録画した番組のCMカットをしていた時の話です。

 さてと、CMカットも終わったし、ちょっと水でも。よっこら(太ももあたりに激痛が走る音)

 せぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??!?

 ・・・あー、びっくりした。いや、何かが切れたとかそういうわけではなく、普通に日常生活を送れています。
 実のところ直前に「ダンベル何キロ持てる?」の編集を今更してまして。で、折角なら番組最後のトレーニングコーナーだけまとめよう!と思いまして。で、本編のCMカットしてー、ダビングしてー、トレーニングコーナーだけ編集してー、実際にトレーニングやってー・・・

 その結果、普段の運動不足がたたり、不測の痛みが発生したわけです。いやー、我ながら運動不足ってレベルじゃないですね(汗。「痛感」って本当に「痛感」なんだなぁとつくづく感じてしまいました。雪は無いけど寒いからといって、いつも以上に布団のお世話になってばかりではいけないなと思ったので、少しずつでも体を動かしていこうと思います。

 にしても、昔はもうちょっと動けたんですよね・・・今でも昔の通学路ぐらいの距離なら歩くことは苦になりませんが、その距離を走れていた頃が懐かしい・・・
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相棒18 第12話「青木年男の受難」

2020-01-16 07:45:39 | 相棒シリーズ
相棒18 第12話「青木年男の受難」

 ある日、青木の同僚の土師が、青木に貸した覚えのない本を持って特命係に現れた。聞けば青木は緊急手術のため欠勤であり、至急右京から借りた本を返して欲しいと電話してきたという。加えて青木は外部から警察のデータベースにアクセスしており、彼の行動を怪しんだ右京と冠城は、彼のアパート近くでカバンを発見。そこで右京は青木が何者かに連れ去られ、何らかの事件のデータを調べるよう脅されているのではと推測。
 早速アクセスのあった事件を担当した署に赴いた2人に、お目付け役として同署の木村も同行することとなり・・・

感想
 「蟻地獄図鑑」・・・純粋な興味ではなく、アリジゴクを自分、アリを犯罪者or警察に見立てて、逃げられない恐怖と絶望を味わわせる図を思い浮かべて楽しんでいるとか、そういう感じで・・・?

 さて今回は青木が連れ去られることに!・・・となっても、あまりハラハラ感がなかったのは何故でしょう(汗。「ここでいなくなるようなキャラじゃない」「青木ならいつか誰かの恨みを買って、こうなることは予想できた」みたいな感覚があったのかもしれません。

 「警察嫌い」で登場を果たし、まさかのレギュラー入りを果たしてからしばらく経つ青木年男。最近は登場初期の闇を抱えている感じは薄まり、憎まれ口は相変わらずだけれども、何だかんだで特命係に良いように使われている憎めないキャラ的なポジションを確立しつつあるようにも思えます。これはこれですっかりお馴染みの光景として定着しつつありますが、個人的にはいつか何かしでかして欲しい気がしないでもなく・・・というか、何かしでかすキャラとして登場したとばかり思っていたので、いつまで経っても何もしでかさないと、どうなるか逆に不安になってしまうといいますか(汗。

 そんな青木が連れ去られた今回の事件。青木も何だかんだで右京の頭の切れの良さは認めざるを得ないのか、右京に土師伝手に連絡を取ったり、パスワード解析に時間をかけたりという暗黙のメッセージを送っていました。
 事件そのものは、担当した署・署長の方針が1人の警察官の道を誤らせることとなったものでした。今回の事件をきっかけに真相が明らかになったものもあれば、真相が変わらなかったものもある。前者については言うまでもなく、真相が同じだったとしても調べる意味は、事件関係者の疑念を晴らすという点では、間違いなくあったでしょう。
 今回映像・回想シーン以外では登場しなかった、真犯人ではと疑われた2人にしても、あの映像が公開されていれば変に疑われることもなかったでしょうしね。会社の内情を知る人間からは、今でも疑われたままかもしれませんし。

 今回の事件は正義感、捜査への執念から起こったもの。その動機は立派なものでしたが、手段を誤ってしまったがために右京さんからは「警察官として自分のしたことを恥じるがいいでしょう。もっとも君がこの先も警察官でいられる、何の保証もありませんがね」という厳しい言葉が投げかけられることに。
 上から命令・方針に疑問を抱きつつも、それでも限られた時間・限られた人員で捜査をしなければならない。どこの警察にも特命係のようにあちこち出向いて捜査できるような部署があるわけでもなく。その点では特命係は羨ましく、妬ましい部署なんでしょうね・・・何だか昔伊丹さんが似たようなことを語っていたような。

 別の手段で右京さんたちと出会えていれば、2人の人間が道を踏み外すことも無かったんだろうと、そう感じた事件でした。
 そんなこんなでまた次回。
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