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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

Uちゃんの話

2012-04-30 | 息子keke
今日はUちゃんと食事をした。

Uちゃんは地元の友達だけど、最後に会ったのは5~6年前、自転車でスーパーのはしごをしてた時代に偶然に会ったのだ。
向かい合って食事をするのは何十年ぶりだろう?そんな感じ。

まずは久しぶりに会って、どうしてる?仕事は?両親はどう?と言う話に入って、「実はね」とUちゃんは言うにはアニキが大変なんだ、と言う。

定職につかずに転々としてたのだけど、年も50過ぎて就職が見つからない、本人ももう仕事に就こうという気持がなくて、親に時々小遣いをもらって生活していると言う。

「親が生きているうちはいいけどさ」と言い、私1人になったらどうするんだろう、と言う。
「sakeちゃんのうちは妹さんも家庭を持ってうまく行ってるんでしょう?」と言うから、「いやいやいや。息子が大変なんだ。」と、かくかくしかじか、と今までのあらすじを簡単にまとめる。

Uちゃんは「まだ若いから大丈夫だよ!」と言いながらも、お兄さんの事では何十年も苦労をして来たわけで、とても私の状況を分かってくれた。
「両親から私のお金は渡さないように言われてるから、私の所には来ないけどね。」と言うので、「両親は?」と言うと、やっぱり渡してる、と言う。

昔の私だったら、「渡すから働かないんだよ!」って言う所であるけれど、今はそう言う簡単な問題じゃないってことが痛いほど分かるから、「やっぱりそうだよね、親だものね。」と言う。

どこまで厳しくしていいか、どこまで優しくしていいのか、分からないんだよね、とUちゃんは言う。
「私もそうなんだ。」と私も言う。

「年末から【ひきこもり】とか【うつ】の本も読んだんだけど。それまでの私はとにかく『学校に行け!』それしか無かったんだよね、でも、読んでどうもそうじゃないらしい、何か見守るとか受け止めるって事が大切らしいって事が分かったんだ。」

と、私は言って、「それでも2ヶ月ぐらいは帰ってきて、寝てる子供の顔を見るのもイヤで、家を出たいぐらいだったけれど、この1ヶ月ぐらい毎晩料理を作ってくれるようになって、とても嬉しいんだよ。少し気持が変わったんだ。」と言う話をした。

Uちゃんは、まだ若いから何かきっかけがあれば、きっと変わるよ、と言ってくれた。
うちのアニキとは年が違うから、と言う。

私とUちゃんは、怠けているようで恥かしいけれど、本当に働けないのなら仕方が無いよね、と言う話をした。
一昔前だったら、Uちゃんのお兄さんの話は他人事だっただろう。
kekeもそうなるかもしれない。
だからって、どうしてもダメだったら、生保でも何でも生きていればいいと思う。

でも、「keke君はきっと変わるよ」とまたUちゃんは言った。
「しばらく1年ぐらいはゆっくり考えるといいよ。」


たまたま近くでやっている個展を見に行った。
私は絵はまったく分からない。
でも、詩なんかがついていると、涙が出てきそうになる。

人にはいろんな事情がある。
でも、きっといつか。。。

瀬戸内寂聴の源氏物語

2012-04-30 | 読んだ本
図書館で何冊か本を借りたが、昨日は『源氏物語』にはまる。

私が読んだのは瀬戸内寂聴さんの現代語訳。
本当は全10巻あるらしいけど、そのダイジェスト版で1冊になっている本だ。
タイトルは「瀬戸内寂聴の源氏物語」とある。

私は昔から古典が最高に苦手で、古典で点数を取った記憶が無い。
しかし、噂で源氏物語は面白いと聞いていたし、今まで何人もの女流作家が現代訳をしていることからも、興味はあったのである。

図書館では入り口付近の「今返されたばかりの本コーナー」でうろうろしながら、たまたま読んでみようかなと思いながら、ダイジェスト版ながらも544ページもあるもので気後れしているうちに、電話が鳴って1度外に出たけれど来月の安パトの日取りが決まってない話をしたりして、まだ返し終わってない本があったため、再び図書館の中に入って返却したりして、隣の棚の推薦本の中の与謝野晶子の伝記(児童書の薄い本)をペラペラめくりながら、与謝野晶子も現代訳をしたのであるならば、どんなに情熱的な思いのある本であるにちがいないよ、と気を取り直して借りる事にした。
(と、こうして解釈たれまくるあたりが、源氏物語の影響を受けまくっているのである。)

それでも、私は一度に7~8冊は普通に借りて、その中で読まないまま返す本も普通にあって、おそらくこれは読まないだろうな、なんせこんなにたくさんは読めないし古典だし・・と思っていたのだが、読み始めたら一気に読んでしまいました。

源氏の君と言う人(主人公)がいて、とてもカッコよくてスターなんだけれど、この人があちこちの女の人に手を出すわけです。
でも、「浮気」ではないんです。
いや、定義上は何人もの女と平行に付き合うんだから「浮気」なんだけれども、みんなに想いが深くて、みんなに気配りをして、面倒をみているのです。
中には辟易する女もいるのですが、別れる時には本当に辛くて涙を流すんです。

それで女の方はと言うと、それは同じように初めは戸惑ったり、拒んだり、喜んだり、嫉妬もするんです。そこは現代女性と変わらない。
けれども、それを隠すのです。それを表現する事はタブーだし、とてもみっともないことだし、言ってもどうしようもないのが分かっているから。
でも、源氏と言う人はもともとそう言う感覚があるので、そう言う女の人を見るとますます愛おしくなるわけです。

一言で言ってしまうとそうなるのだけど、他にいろんな人間模様が入ってきて、中には源氏がしばらく放っておくうちに、他の若い男に寝取られてしまった女性もいて、それが好きでそうなった訳ではなかったりするのに、悩んでしまうんです。

男が普通にあちこちの女に通うのに比べて、女は他の男と関係を持つと死にたいぐらい悩むんです。
本当に好きな人は1人しか受け付けられないんでしょうね。

旦那が好きなのに、他の男に無理に押されても悩むし、旦那以外の人を好きになっても悩むのです。
でも、(この物語は)旦那1人から愛される事自体が珍しいので、何をしても悩まないではいられないのが女なんです。
(でも、それが女を生きるってことなのではないかな。)

現代と違う所もあるけれど、男と女の原点かもしれません。
すごく説得力(リアルティ)のある、恋愛手引きのように思います。^^

ちなみに私はベタですが、「紫の上」が一番好きです。^^
源氏から一番愛されて本当に夫婦のように一番身近に居た人です。
最初はちょっとヤキモチ焼いたりむくれたり、ブラックジャックのピノコのような存在なのですが、だんだん成長して、他の愛人さんの娘さんを手元において真剣に育てたり、懐深いイイ女になって、源氏からますます好かれるのです。

だけれども、この源氏物語では最後にこの人が一番不幸だったと表現してます。
スーパースターに一番愛されながら、子供も授かる縁がなく、人の子供を育てながら他の愛人さんに気を配りながら、本当は死ぬまで気をもんだり嫉妬したりするけれど、好きな人の前では笑って、そんな世から離れたいと尼さんになることを何度も願うのですが、死ぬまで叶わなかったのですね。
思うと泣けますね。。

ちなみにモデルは藤原道長だとか。。。
とてもバランス感覚がある人だったと(永井路子さんの)本に書いてあったので、きっとそうなんでしょうね。^^

今がめいっぱい

2012-04-28 | 父の記録と母の思い出
病院の後で父の所に行った。

今日もまたご飯の上におかずを乗せていただいて食べているところである。
まだ30%ぐらい残っているが、腹が満たされているのか、積極的に食べずに茶碗を手に取ったままである。

それでもすぐに食べていることを忘れているので、「まだご飯があるよ」と箸を持たせると食べ始める。

父は目が悪いので、食器の色が他の人と違う。
白いご飯は少しでも見えやすいようにこげ茶の器に入っているのである。
それでも、あまり見えてないようで、父は箸やスプーンを細かくゆすりながらご飯がまだあるかどうかを確認しながら食べるのだが、今日は上にホーレンソウの和え物が乗っていたので白米が見えにくかったようで、「もう(ご飯が)ない。」と言っていた。

父がまだ色の違いが分かるのだな、と私は久しぶりに気付いた。

少し離れたテーブルでは、私よりたぶん上(50代半ばぐらい)のショートヘアの女性が、同じようにお父さんにご飯を食べさせていて、こちらのお父様は自分でスプーンを使って食べることはできない。
この人も私といつも同じこの時間帯に見えていて、お父さんにご飯を食べさせている。

父はまだどうにか自分で箸やスプーンで(器を口につけて駆け込むようになら)食べれるのだが、やがては自分で食べることもできなくなる日が来るのだなぁ、とぼんやり考える。

他にもお母さんに食べさせている息子さん。(この人も私より年上だと思う。)
時々見るけれど、本当にお母さんが大好きで、ずっとご飯を食べさせているのだよね。
時々おでことおでことぶつけるほど、見つめ合って食べさせている。
この人にかぎらず、時々、そう言う男の人っているのよね。
彼らのお母さんを見る優しいまなざしを見ていると、自分の半ば義務のようなクールな態度が恥かしくなる。

帰りに婦長さんに挨拶すると、「実は・・」と言われ「最近ちょっと様子が変わって、トイレもうまくできなくなったり、歌も出てこなくなったんです。」と言う。

「そうですか・・」と話を聞いていると、「あぁ!」と婦長さんは言い、「間違えました!sakeさんですね、sakeさんのお父さんはいつもと変わりないです。H川さんの娘さんと間違えてしまいました!よく似てらっしゃるので。」と言う。

父の同じテーブルにいるH川さんと言う人が、私が父の所に行くたびにニコニコしながら私の顔ばかり見ているので、毎回目のやり場に困っていたが、彼の娘さんと私がそんなに似てたのか。。。

婦長さんは何度も謝るし、私だってそんな大勢の顔と名前を全部覚え切れませんよと言うが、その一方でいつぞやの「りぃ先生」と言い、そんなに明らかに間違えられるほど、私と似てる顔があちこちにいるのか?!と自分で自分にツッコミたくなる今日この頃である。

私も食事が終わって、しばらくは父の隣にいたが、やがて帰ることにした。
今日は「sakeだよ」とも言わなかった。

なんかもう意味が通じないような気がするし、父は食べることやトイレに行くこと、そんな事で日々精一杯で、かえってそれ以外の余計な混乱を生み出すような気がして、もう言わなくてもいいような気がした。

あー、でも妹はちゃんとこう言う時でも一生懸命、届く届かないに限らず何か話しているのかもしれないけれど。


今になって、一緒にカラオケに行けてた頃を思い出す。
あぁあの頃だったら、喜ばせる事ができたんだなって。

でも、そこに囚われる事はない。
父は父でとても自分の人生を楽しんでいたし、私ができることは同じように自分が後悔無いように生きていくことだと思う。

父にとってもkekeにとっても、それが一番よい事だと思う。

空は晴れたし

2012-04-28 | 健康とか病院とか
良かったよー、検査何でもなかった。^^;

腫瘍も幾つかあるけれど2年前から大きくなっていないし、定期的に様子を見ましょうと言うことだ。
何とかと言う値が少し高いけど、半年後にまた検査しましょうでお咎めなしだった。

それから私は女性ホルモンが活発なので「閉経は人より遅くなる」そうである。
あと5~6年は生理とつきあっていくことになるだろうと言われた。

「えっ、あと6年もこれが続きますか!」
と言いながら、私はちょっとうれしかったし、異常でない事がやっぱりうれしかった。

日頃「あの世に行ったら今度はシアワセに暮らしたい」と思っているけれど、元気な証明は心底うれしいし、健康診断でも小・中学校時代に番号順にならんで次々体重計ったりしてたあの意味のないようなアレとははるかに違う。
この年になって健康の太鼓判を押される事は、活力になるんだなぁ。

閉経であるが、遅い人(女性ホルモンが活発な人)は子宮の腫瘍や内膜症のような病気のリスクは高いらしい。
でも悪い事ばかりではなくて、閉経になると(女性ホルモンが急に下がるので)骨密度が急に下がったり、別の病気になりやすくなるリスクがあるので、そちらの年齢は延びるそうである。

私は帰り道、ランランラン♪とスキップをしたくなった。
くどいけれど、この年になって「健康です」と言われることが、一つのステータスのような気がする。

他の事はほぼ、努力してもどうにもなりそうにない事が多い中で「我が身の健康」だけは、体に良いものを食べたり、適度に運動したりして(私はたぶんしないけど)、どうにかなりそうな気がして、無我夢中で安心して追い求められる気がしないかい?


何日かぶりに晴れた空を見ながら「空は晴れたしホイ、オバQ♪」と言うぐらいな気分で私は家路につき、こんな気分なので、このGWは何か外に出ようじゃん!と言う気分でいる。

と言うわけでどなたか、GW中に時間があったら、一緒にカラオケでもしませんか?^^;

ハイソックスの活躍

2012-04-27 | 私の倹約術
今年の過ぎた冬の節約自慢は、靴下(ハイソックス)をとうとう買わなかったこと。

夏は裸足で過ごすのに比べて、冬は関節がいたんでくるので、寒くなると極力靴下を履くようにしているのだが、シーズンの終わり頃になるとかかとに穴があいてくる。

この冬は、捨てるはずの犠牲靴下を大きめに丸く切り、かかとの穴にあてがって縫い付けて頑張って履いた。
我ながら、よくここまで頑張ったと思う。

しかし例年に違わず、シーズンの終わり頃に靴下に異変が起こり、今度は足の裏の指の根元付近の盛り上がっている辺り(てのひらだと鉄棒をするとマメができる辺りの所)が、擦り切れてきた。
それも、二つも三つも穴が開き始めた。
かかとの穴をかがった所も、周りからだんだん切れて来た。

さすがにもうお払い箱にしたい所だけど、私はまたまたくるぶしでチョン切った。
今度はどうしようか?と考えて、ハイソックスの長い方に、袖を通してみた。

アーラ不思議。
袖になるじゃない。^^

私は現在下着のシャツを(長袖3枚、半袖3枚)持っているが、(ブラウスと同じく週に2着づつ)
このハイソックスのかたわれを袖に通すことによって、半袖3枚のシャツが長袖3枚になったのだった。

ハイソックスの活躍は、まだまだ続く。。。


半袖でなくていいから

2012-04-27 | 今の会社
会社のポストを開けると、ハガキが入っていた。

絵画屋さんからのハガキで、今度の週末にこちらに近い会場で絵の展示会をします、と言うものである。

私は社長がここから絵画を2~3点買っていることを知っていたので悩んだ。

・・・が、この状況で買うだろうハズが無い。
せっかく近い所で開催されているのだし、目の保養に良いではないか・・・と思って、そっと机の上に置いた。。。。


そして、週が開けた月曜日。
社長が「これ、買ったからよ、残金も振り込んだから」と言って、領収書を持ってきたのにはたまげた。

まさか、ここで買うとは。。。


と言うのも、業績が悪い!と文句たらたらの会議をしたと言うのを聞いていたからだ。
しかも、営業ノルマまで決めたと言う。。。
それだけの危機を持っているなら、仕事に関係ないものを売ればいいのに・・・・。


それを買ってどうする。。。。

おそらく私が服を買うのと同じ感覚なんだろうけど。

私はたった1枚のハガキを机の上に置いた事で、とても罪の意識を感じ、胸が痛む。



それとはさておき、私は500円で40枚入りの汗とりパットを初めて買うことにしたのは、また夏が近づき、「汗臭いsakeさん」と言う汚名を返上するためである。

私は会社のブラウスは2枚しかなくて、それを春夏秋冬4年間着ているわけなのだが、最近工事の方の人達も「作業着がほしい」と言えないお金にピリピリムードになっていて、私も「あの人たちが買う時に一緒に頼もう」と思っているのに、その機会のないまま、2枚のブラウスを使っている。

去年の夏、nanuさんに「皆さんが夏の作業着を買うのなら、私も半袖のブラウスがないから買ってもいいでしょうか」とわざと社長に聞えるだろう声で言ってみたのだが、「考えとく」と言われて、数日後に「エアコンつければいいだろ」と言われ(社長に買ってもいいですかと言えなかったよう。)、相変わらず、シュンカシュトウ、2枚のブラウスを使い続けている。

かと言って毎日洗濯すると水がもったいないので、私は月火水は同じブラウスを着て、木金は違うブラウスを着て、2枚で1週間こなしている訳です。

で、何が言いたいかと言うと、そんな風にしてたら「汗臭いsakeさん」と言われたので、今年は汗かきパットを買ったんですよ、500円もして使い捨ての。
それで、月火水同じブラウスで行こうと思うわけです。

今年はマジで工事の人たちが作業着を買わなくても、私はブラウスを社長に言って買わせてもらおうと思う。(2枚)

半袖じゃなくていいから。

kekeのプルコギ

2012-04-25 | 息子keke
昨日は家に帰ると、何となく料理の匂いがする予感。

台所の灯りは消えていて、おそるおそる食卓を覗くと料理が置いてある。

「今日はプルコギを作った。」とkekeが言う。
これで、と指差すは私が昔買った「たれとソースの早引き便利帳」と言う本である。

「今日は自分で味付けをしたのか!!」

しかし、kekeは「坦々鍋の味がする」と言い、たれが薄くて皿の底に沈んでいる、と言う。
材料は、豚肉と牛肉のミックスとニンジン、キャベツ(外の方の葉っぱ)ともやし。

「もやしから水っけも出るし・・中華鍋だと水分は出なかったかも。フライパンじゃしょうがないんだよ。」と私は言う。
我が家にも中華鍋はある、が手入れが面倒で使ってなかったのである。
(放っておくとサビそうで)

私はまたパクパク美味しいと連呼しながら食べた。
そして実際においしかった。
「まさか自分で調味料を合わせて作ってみようと思う日がこんなに早く来るとは」感謝感激である。
「どんな調味料だか見てよい?」と言うとウンと言うのでペラペラめくると、しょうゆとかお酢とかごまとかいろいろ入っている。

私は年中こうして美味しい美味しいと連呼するが、これは子供が作ったものだからではないか??
よく孫がカワイイと噂に聞くが、自分の作り出したものがさらに何かを生むから目が離せないのであり、料理も自分の生産物が何かを作り出したから、美味しく感じるのだろうか。
太いニンジンも、細かく切り過ぎたキャベツも、本当はもう少し肉の比重が多くても良いように思うが健康的でいいや辺りも、本当に子供が作ったものは旨い。(写真撮り忘れた)

そして、私はついに「明日はまんなかの水曜日だから私が用意しましょう」と宣言する。

・・が、ここから何を用意するわけでもなく、たぶん何も考えておらず、それなりの時間になっているわけで、いつものパターンになると思われ、「もしかしたらマックになるかもしれない」と宣言しておいた。

今、ビッグマックを買うと何とかクジみたいなのが、ついてくるらしいし。。。。

お昼に天心甘栗

2012-04-24 | 女だから思ったこと
今日は4月24日。
このブログの誕生記念日だったはずである。^^

もう何年間になったか忘れた。
でもたしか今日だった気がする。

それから、誰かの誕生日だったような。。。。
ハッピーバースデー♪

昨日は仕事中もクラクラしてきたような気持になり(貧血ではないかと思っているところに天気も悪かったりして、気のせいかもしれないけれど力が出ない)、冷蔵庫にあるリポビタンDを半分飲んで(もったいないから続きは翌日飲む予定)みた。

そして昼食になり、私は日曜に失敗した炊飯器ピラフ(本当はフライパンで炊くはずだったのだが、ながらビールを飲んでいるうちに面倒になって炊飯器に丸ごと入れて炊いたら、急速モードだったためか、芯が残ってしまって2度炊きと言う情けない顛末、しかも子供にも呆れられ・・)をチンしながら、「これだけじゃいかん、何か栄養を取らなくては」と言う気持になった。

と言っても行くのはコンビニぐらいしかなく、そこでたまたま見つけた天津甘栗(198円)を「きのこの山より栄養がありそうだ」と言う理由で買い、(栗を食べるのなんて10年以上ぶりぐらいだ!)ピラフを食べた後に封を切ると、皮をむけた栗が幾つも入っていた。

そして、その時パッケージに「開封後は必ず冷蔵庫に保存して、その日に食べきってください。」と大きな賞味期限とともに書かれているのに気づいた。

「こんなにたくさん食べれるわけないじゃん!」
と思ったが、そこで社内の誰かに分けると言う発想も無く、夜にkekeと食べようと思うが、kekeもこんなに食べないだろうと思いながら、やっぱり社内の誰かに分けると言う発想も無いまま、パクパク食べ始めた。

自分では信じられない事だが、世の中には最近ポテトチップを箸で食べる人がいらっしゃるそうで、何故かと言うと、マウスやキーボードが汚れるのがイヤだからだそうである。
そう言えば、天心甘栗もそうだなぁなんて思いながら、私はやがて箸で栗をつまみながら、パクパク食べ続け、自分でもピッ【クリ】したが、あんなにあった栗を全部食べてしまったのであった。

それから、ネットで調べたら、栗は「止血作用」があるそうで、もしかしたら体が天心甘栗を求めていたのだろうか。
お陰さまであちらの血も止まった。
また明日はまたどう出るかは分からないけど。

ちなみに天心甘栗はローソンの方である。
セブンイレブンはもともと小袋で100円前後で売っているらしい。(今度はこっちを食べてみたい)

永久の愛

2012-04-23 | 友人
病院に行くと父はお茶碗を持ったまま、じっとしていて、「自分は食事中であること」を忘れているようである。
お腹がすいていれば、そのままひたすら食べるのだろうが、1度満たされてしまうと、食事中であることも忘れてしまうようであった。

相変わらず、出る言葉は意味をなしておらず、良くわからない音声となっている。
もう意味のある会話は困難な状況だ。

でも、逆に考えれば、父は病気の苦しさも、恐怖もないものと思う。
それはそれで良い事かもしれない、と思う。


帰り道に携帯が鳴った。
G子からである。

折り返し電話をしてみると、特に事件があったわけでもない様子。
M君に「sakeちゃんとこの前会った」と言う話をしたら「えぇ!!会ったの?!」と絶句だったと言う。

「それで、M君の事を私に話した事を言ったの?」
「訊かれたら言うつもりだったけど、訊かれなかった。」
(G子曰く「妻に言うなよ、と言われたけど、sakeちゃんは口止めされてない」らしい。)

そして、「GWに3人で会わないか?」と言うので、「やだよ」とハッキリ断った。
「私、オジャマ虫だし、だいたいどう言う顔をして会えばいいか分からないよ、知らないフリはできないし。」と言うと、「M君に知ってる事を言う。」と言う。

「えー、二人で会えばいいじゃん、いいよいいよ私は」と言った。

「M君にどういう気持か訊きたいって言ってたじゃない?」
「えー・・そう言ってたけど・・もう別にいいよ。言って楽しい答えが帰って来そうにないし。」
「keke君のこととか、彼のこととか、仕事のこととか、M君に相談しなくていいの?」

私は「・・・別にいいよぉ・・相談しても、何も変わらないよ、kekeだってこのまま成り行きを見ていくしかないし、ヤツだって何かして何か変わるわけじゃないし、仕事もこのままなるようにしかならないもん。。。」と答えた。

でも、実際本当にその通りではなかろうか。。。
子供、男、会社・・・この中で自分が何かやったらこう変わります!と言うものが、あるだろうか。

「いいじゃない、二人ともGWに時間を作ってくれるんだったら、二人とデートしてくれば。うらやましいわ。」

・・・と言うと、G子はあーあとため息をつき、「でも家に帰るんじゃん。」と言う。

「そうだよ、結局彼らは、私達の一番ほしいものは与えられないのよね、【永久の愛情】ってヤツね。」
「そうなの。」
「私達の本当にほしいのは【永久の愛】なのよ。それはムリなのよ。」

G子がイマイチT男にもM君にも踏み込めないのは、そこなのだ。(と思う。)
踏み込んでも結局傷つくのは自分だと分かっているからである。

私はまだT男の方が脈があるのではないかと思った。M君は家庭は家庭で大切にするタイプだと思っていた。
でも、G子の話ではM君は家に夜中に家の電話に掛けて普通に話をしてくれる、と言う。

「奥さんがそばにいるのに、話すんか?ありえんな。」
「そうだよ。」

そう言えば、いつかもM君と家の電話で1時間ぐらい話したことがあったっけ。
あれと同じつもりなんだろうけど。。。

でも、やっぱり、そう言う事を聞けば聞くほど、私はM君と会う気が失せた。
G子は「sakeちゃんが居てくれたらM君にブレーキが掛かる」と思うのだろうが、そんなの自分でカタをつけるしかないだろうに。
「それじゃ、もう3人で会うことはないんじゃん。」
「そうかも・・」と私は遠慮がちに答えた。他の女を夢中で追いかけている時点で、もう興味が無いのである。(これは女の生理現象なのだろうか。)

「それじゃ、とっちゃうか?」と言うと、否定も肯定もしなかった。
私はそんなG子を否定も肯定もしない。
守ってくれるかもしれない人が居たら、守ってもらいたいと願うのは女として普通のことだと思う。


私は昨日婦人科に行った話をした。
G子はそれで「肩はどうした?」と言った。
「あぁ、あれもだんだんは良くなってるけど、治ってないよ」と言った。

それで「G子はとにかく健康でうらやましいよ。」と言った。
「昨日もね、思い当たるストレスありますか?とか言われたけど、あれもこれもあるでしょ。」と私は苦笑した。

「お互いストレスだけは気をつけよう。こうやって愚痴をこぼしながらまた元気に働こうよ。」と締めくくった。
ちょうど、T子ちゃんが家に帰ってきたようで、やっと話は終わった。

生理不順

2012-04-22 | 女だから思ったこと
来週になっても血が止まらなかったら産婦人科へ行こうという約束を(自分自身に)してたので、土曜もやっているすぐ近くの産婦人科に電話してみると、「ここは全て予約制です」と言う。
それでも「どういう事情ですか」と言うので、これこれこうですと言って少しは優先してもらえるかも?なんて思いながら、次の土曜なら予約できますか?と尋ねるが、「土曜の予約は妊婦さんで埋まっていて難しい」と言う話であった。

自分的には、体重と超音波を計るぐらいのニンプさんより、よっぽど優先順位が高いのでは?と思いつつも諦め、やっぱ婦人科専門の所の方が待たなくていいか、と思い、2年前に子宮がん検診を受けた病院に行った。

やはり去年子宮がん検診を受けなかったことを軽く咎められ(1度引っ掛かっているのだから、ちゃんと受けないとガンになってもおかしくありませんよと言われ)、これからは、ちゃんと受けることを心に誓う。

私は図々しくも「あのぉ~」と言い、「できれば検査を安く済ませたいので、自治体の子宮がん検診を使ってほしいので、検査は来月でもいいですか?それとも早く今した方がいいですか?」と尋ねると、「そりゃ早い方がいいですよ!」と先生は言い、「どのみち、半年後にはまた検査をすることになるので、その時は自治体の子宮がん検診を使いましょう。」と言ってくれた。

そして私も一応了解して検査をすることになった。
ここでラッキーだったのは、この病院に2年前のデータが残っていて、その時と大きく変わった様子はみられないとのことである。
子宮がん検診と言うのは、入口の方の何とかガンの検査と、奥の方の細胞の何とかガンの検査と2種類あり(怖くて名前を調べたくもナイ!)自治体のは入口だけなんだけど、必要があれば奥の方も調べるらしいけれど、その奥の方の検査は痛いそうで、先生は「奥の方の痛い方もやりますか?それとも様子を見て、心配だったらにしますか?」と言うので、痛いのが何よりも怖い私は、様子を見てもらうことにした。
それから腫瘍マーカーと言うのを調べるために血液を採ってもらい、その結果は来週出るそうである。

帰り道からだんだん頭が痛くなり、やたら寒気がする。
自分の体調が悪いのか、暖かかったり寒かったりするから余計寒いのかどっちなのだろう?

早く終わったら父の所に行くつもりで、充分早く終わったのに、私は行かずに布団に横になった。
(もしも風邪なら、父の所には行かない方がかえって良い。)


もう私も50に近い40代だ。
右肩の事を四十肩と書いていたが、五十肩と言うのが正解なのかもしれない。

この体もPCや車と同じように、50年近くなれば消耗するよな、と思い、今はこうやって検査をして何もなかったり、あっても(たぶん)治す方法があったりするけれど、いつかは検査をしても治せなくなる時が来ることを、初めて想像した。
その時はどんな心境だろう。
周りには(この年だったら)そんな思いを抱えた人が何人もいるはずで、それはやはり知る人でしか語れないことなのだ。
どんなに訊きたがっても普通の主婦に、私が母子家庭の母の気持を語れないように。


せめてkekeが働いていてくれていたら、体がどうなっても心は安心なのだが・・・・。


1度止まったと思ったが、また今日は出血。
先生は「思い当たるストレスはありませんか?」と言うが、あると言えばあるし、いつもと変わらないと言えば変わらない。

川上未映子さんの本に「(ストレスはこれが)原因であると知られた場合は、実際的な力を失うらしい」と書いてあり、ここで「この不正出血はストレスです!」とハッキリ診断が出れば、そのストレスはそこに居場所を作れずによそに出て行くものらしい。
頼むから、まだ勘弁してくださいとお願いするしかない。

こう言う時に、「独り」と言うのは不安なものだってことだけはよく分かった。