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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

講演会は無事終了

2015年01月31日 21時40分44秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 「3.11震災から4年、現状と課題、私たちの役割と今後」という講演会は50名の予定が60名を超す参加者となり、会場いっぱいになった。私も講演の前に私なりの経験と教訓を報告した。
 10分の時間を少しオーバーして12~13分で終わることが出来た。うまく伝わったか、誤解のないように話すことが出来たか、はなはだ心もとないが、久しぶりに人前で話したのだから勘弁してもらおうと思う。
 災害支援といってもひとりの人間が出来ることはほんの少しである。ささやかなことを誠実に実行することと、少しでも輪を広げること、をモットーとしていたい。同時にいろいろのエピソードを受け止めて、自分の周囲で活かすことも大切だと感じている。

 明日は午前中は団地の会合での司会役、それが終わったら午後一番からの退職者会の新年会にカメラマン役で飛んで行かなければならない。予定が重なってしまったのは致し方ないが、これはちょっとつらい。

人前で話すということ

2015年01月31日 10時47分37秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日とはうって変わって陽射しが暖かく感じる陽気である。昨夜20時36分には横浜では震度1の地震。震源地は茨城県南部で最大深度3、マグニチュード4.7、深さ50キロとの情報であった。
 起きているときですぐに地震とわかったが微かだったのでそのままパソコンの前に座りっぱなしでやり過ごした。地震が多く発生する地点である。

 本日は退職者会で10月末に訪れた大船渡市の市会議員を招いて講演会を行う。私も前段に10分ほど被災地との関わりや教訓の生かし方について報告をすることになった。10分という時間は難しい。5分ならば挨拶ということですぐに住むが、問題提起ということならばやはり15分から20分は欲しくなる。
 しかし私は主役ではなく前座なので10分という時間は守らなければならない。人前で話すのは現役時代はいつものことで慣れていたが、3年経つとやはり緊張はする。
 昨日話す内容をA4で片面1枚に箇条書きにしたが、いくら棒読みに近いしゃべり方をしても12~3分かかってしまう。これから昼までにさらに推敲して削らなければいけない

横浜の大雪注意報は解除

2015年01月30日 19時27分52秒 | 天気と自然災害
 横浜市内に出されていた大雪注意報は14時に解除されていた。
 19時を過ぎた段階で、雨は上がっている。団地内の道路上の雪はすっかり融けてなくなった。芝生には雪がうっすらとまだ残っている。
 路面はぬれているので明日の朝には凍結する可能性が高い。だが路面の水分を排除することはできないので、対策はない。

ベートーベン「Vln.Sonata1、2、3」

2015年01月30日 14時44分52秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日のCDは、一昨日の続き。ヨゼフ・スークのバイオリン、ヤン・パネンカのピアノによるベートーベンのバイオリンソナタの第1番~第3番。作品番号は12-1~12-3とされ、3曲まとめて師であるアントニオ・サリエリに献呈された。
 このサリエリは映画「アマデウス」で随分悪役扱いをされてしまったが、実際は精神病院に入院したことも無く、またモーツアルトの葬儀に参列もし、魔笛やレクイエムの演奏も行っている。そしてベートーベンやシューベルト、リストを育てた教育者でもある。
 第1番は時々演奏される明るい、モーツアルト的な曲である。他の2曲も明るい快活な印象を受ける。

 本日はこの3曲を聞きながら一日を過ごしている。

横浜の雪

2015年01月30日 10時02分51秒 | 天気と自然災害
 昨日の記事でヤフーの天気予報を掲げたが、この予報はまったく外れていた。午後から雪が降るような表示であったが、明け方から雪は降り始めたようだ。
 朝7時で横浜の気温は0.9℃。一番雪が強く降っていた。その時で団地内の最大の積雪は約1センチくらいだったろうか。その後8時半過ぎには雨になり、現在も雨が続いている。霙ではない。18時位までは雪や雨が続くようだ。この程度では駅の周辺などは積もってはいないと思われる。一部では遅延も出ているようで現場では苦労も多いと思われるが、想定されたほどの大きな支障は出ていないようだ。

 雨が柔らかく雪に降り注ぐ、そして確実に融かしていく。

 つい今しがた我が家に書留郵便が届いた。雪の路面と冷たい雨の中、ありがたいものである。多分私のもとの職場でも、深夜から除雪の手配や朝からの雪掻きで大変だったと思われる。学校も休みの日ではないので周囲の雪掻きに追われたのではないだろうか。

      

横浜にも大雪・着雪注意報

2015年01月29日 22時01分20秒 | 読書
 横浜市に17時直前に大雪・乾燥注意報が発令された。20時半に乾燥注意報は解除になったが、大雪注意報は発令されたままである。着雪注意報も発令されている。
 横浜の湾岸部は雨か雪か微妙であるが、横浜でも内陸部は雪であるらしい。関東南部平野部で8センチの積雪と予想されているので、少なくともその程度は積もるようだ。多分湿った雪のようなので、停電・屋根の損傷、樹木の倒壊等々の被害が予想される。横浜市内の都市農業のビニールハウスにも影響が出る可能性が大きい。
 雪ないし霙は昼からという予報もあり、朝の通勤時は問題はなくとも、帰宅は混乱するかもしれない。
 すぐに融けるような雪であることを祈りたい。もっともそんなことを云うと子供からは嫌われてしまう。
 家の前の道路や、団地周辺の道路の雪掻きに精を出さなくては、いけないようだ。

気象庁「大雪に関する関東甲信地方気象情報 第2号」
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/103_01_662_20150129075149.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150129-00010004-wmap-soci

久しぶりに新聞に目をとおした-森達也氏の時評-

2015年01月29日 21時28分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ここ数年、特に退職以降はネットやツイッターでの情報取得ばかりで、丹念に新聞に目をとおしていない。だいたいの新聞記事は斜め読みで済ませている。意味の通らない記事、見出しだけでは意味の通じない乱雑な記事、主語と述語がつながらない記事が多く、新聞記者の質も随分落ちたと、もう20数年前から感じている。あまり新聞やマスコミは信じない方がいいと身に染みている。

 現役の頃に幾度か仕事で記者と会うことがあったが、こちらの意見はほとんど採用されない。採用しないのはそれはそれでやむを得ないのだが、「これこれこういう理由で採用しなかった」との意見表明もない。後日他のことで会ってもその時の言い訳もしない。また、伝えたことに「同感です。」と言明しつつ、記事ではまったく反対の意見表明をしていることも多かった。
 はっきり言って「取材する我々に文句は言わせない」という姿勢がありありとある。あれではまともな記事など書けないし、取材する対象に対して失礼である。どんどん信用を失っている。だからまともに対応することもしなくなっていく。さらに関係記事の乱雑な文章を見るたびに「この記者は信用ならない」ということばかりが浮んでくる。
 A新聞も、それを批判するY新聞もS新聞も何ら水準は変わらない。同じ穴の貉、としか思えないことをさんざん経験させられた。文章になっていな記事を見るにつけ、社内のチェック体制の不備も目につく。全国版の記事でも同様である。
 昔は新聞記事はある意味で、文章のお手本と云われて小学校でも国語の授業などで使われたこともあるが、今の記事はとてもお手本には使えない。

 そんな経験があり、報道記事は斜め読みだけで十分だと思っている。

 ただ、論壇と美術展の紹介などでは時々読むことをそそられる記事がある。最近はそれにも目をとおしていなかったが、たまたま本日2名(森達也氏と高橋源一郎氏)の時評と1名の取材記事(山室信一氏)が目についた。
高橋源一郎氏の記事はA4のスキャナーにはおさまらないので、明日コンビニでスキャンしてからアップしてみる。
 たまにはこんな記事をアップするブログも面白いかもしれないと思った。

   

予報どおりに寒い朝

2015年01月29日 08時44分35秒 | 天気と自然災害
 本日は予報どおり寒い。窓の結露がすごい。1960年代半ばの公団の分譲住宅で南面に3室という今ではとても贅沢な間取りなのだが、冬になると窓の数が多いので拭くのが大変である。贅沢な悩みと云われてしまうが、体力をそれなりに使う。しかし明るいし陽射しがあればとても暖かい。
 もうひとつの難点は夏に南北の風がないこと。ベランダの幅があって夏の強い陽射しは射しこまないが、南北に風が抜けないので室内の空気が澱んでしまい湿気と暑さが増してしまう。贅沢をいえばきりがないとは思うが‥。
 もともと厚着が嫌いで薄着に徹しているが、本日はあまり歩く予定が無いので、厚手のセーターにハーフコートという格好で出かけてみることにした。厚手のセーターはいつも冬の始めに用意するが、1回も着ないで春にまたしまい込むことが多い。折角だから着てほしいといつも云われる。
薄着と云えば、ズボン下というものも穿いたことがない。1着はもっているが箪笥の肥やしにしている。スキーや冬山では当然にもタイツを身につけることがあるが、普段はどうしても嫌である。体が動かしづらい、鎧を着せられたように体の動き自体がぎこちなくなるようで耐えられない。仙台で学生時代を5年間過ごしたが、その時も購入しなかった。
 多少震えるようなことがあっても寒さに耐えていた方がいい。

香月泰男の絵4

2015年01月28日 22時20分18秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 初期の作品ではもっとも有名なものといわれている「兎」(1939)。香月泰男28歳の作品である。1934年以来国画会には入選を続けていたが、第3回文展で特選を受賞し画家として大きな一歩を踏み出した作品である。
 しかも私生活でも充実している時期である。前年に婦美子夫人と結婚し、この年の5月に長男が生まれている。
 画面の矩形による分割、ひっかき線などが特徴の時期であると思われる。また犬や猫、あるいは家族の肖像など題材は身近であるが、ざまざまな技法を試みた時期であるという。
 私はこの絵の特徴は、矩形に区切られた飼育箱を構図に生かしていること、ひっかき線による微妙なグラデーションの表現。そして深い緑色と褐色がかった板の色の上下のバランス、そして兎の背後の黒の三色のバランスだと思っている。
 「かわいい」だけの甘さに堕することなく、冷静に構図や色の配合などを計算し尽くしているように感じる。同時に平面的な兎3頭はひょっとしたら同じ兎の3つの態様を描いたのかもしれない。

寒かった1日

2015年01月28日 20時30分35秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昼間は横浜駅まで出かけて本屋と家電量販店をまわってから喫茶店で読書タイム。しかし暖かい店内でつい30分ほどうとうと。貴重な読書タイムは60分程度で終わってしまった。
 夕刻からのウォーキングはとても寒かった。特に陽が落ちてからは格段に風が冷たく感じた。それでも終盤にはかなり汗をかいてサッパリとした。ウォーキングとしては14000歩。1日の合計は23000歩。
 明日はもっと気温が下がるとの予報。明日は出かけるがそれほど歩くことはなさそうなので少し厚着をして出かけることとしたい。

ベートーベン「Vln.Sonata#4、#5‘spring’、#6」

2015年01月28日 11時42分52秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日のCDは、昨日の続き。ヨゼフ・スークのバイオリン、ヤン・パネンカのピアノによるベートーベンのバイオリンソナタの第4番、第5番‘スプリング’、第6番。
 私は昔から4番、5番、6番は好んでいた。モーツアルト的な要素から次第に脱していく、初期ベートーベンから中期への移行を示すと云われている。確かに第4番、第5番では美しい旋律が主導の曲であるが、第6番になると音の厚みや勇壮な感じに力点が移っていくように思える。
 ベートーベンのバイオリンのソナタは第5番のスプリング、第9番のクロイツェルが有名だが、私は第6番がもっとも好きである。特に第2楽章がいい。

横浜では強風注意報

2015年01月28日 10時33分04秒 | 天気と自然災害
 横浜では昨晩日付が変わる少し前から風が強くなり始めた。今朝は風の音で目が覚めた。我が団地は丘の上にあり、風は強めである。しかも東西に号棟が並んでいるので、東西に風が吹き抜ける。大体が西の富士山が見える方角から、東の港を横断するベイブリッジの見える方向に強く風が抜けていく。多少南北に偏った風も東西の風に変化している。
 朝9時23分に横浜市域は強風注意報が発令された。

 雲量は次第に少なくなり、現在は晴れ、窓越しには心地よい陽射しがある。

 向こう3日間は気温が低く金曜は雪の予報が出ているが、昨日検索画面の天気予報欄には早くも「花粉情報」が掲載されていた。
 神奈川県・東京都は2月5日~10日位から飛び始めるとのこと。私も妻もさいわいにも花粉症ではないが、周囲には苦しんでいる方が多い。なかなか切実である。抗アレルギー剤を多用されている方もいる。
 私は、梅雨の頃に布団を運んだり、押し入れに顔を突っ込むとクシャミと鼻水が止まらなくなる。クシャミが連続して20回も続くともうお手上げである。40年も前に医師から「カビの胞子に対するアレルギー」といわれ「処置は特に無し」とあっさりと云われてそのままにしている。今は室内を改造して押し入れも無くなり、布団の上げ下ろしもしなくなったが、布団干しはもっぱら妻にお任せしている。
 花粉症で仕事が手につかないもどかしさは、それで推察するとこれはつらいものであると充分実感できる。

香月泰男の絵3

2015年01月27日 22時08分54秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 この絵は1940(S15)年の作品。別冊太陽の解説では「下関側から関門海峡を描いたものだが、当時、要塞地帯だったため場所を特定できないように抽象化されている。作業台の上の石は人々の姿の代わりという。この頃の特殊な形態表現への強い関心も示している」と書かれている。

 私はこの絵のテーブルに強く当たっている陽の光と濃い影、遠景の対岸の形態、海の青色に惹かれた。また、唯一の生命体であった痕跡を示す花瓶に挿してある折れた枝が暗い予感を示しているように感じた。
 社会の明るい側面と死への予兆のようなものを嗅ぎ取るのは後世の私どもの思い入れでしかないのだろうか。

春のような陽気

2015年01月27日 20時25分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 春になったような陽気の中、所用があって武蔵小杉駅まで出かけ、帰りには東横線でみなとみらい駅にもどり室内の整理に必要な板を20数枚ほど裁断してもらった。
 出来上がった板はさすがに重い。それを持って自宅まで歩いたが、暖かいというよりも暑いくらいであった。ポロシャツの上に春用の薄手のブレザー1枚でもかなり汗をかいた。
 裁断した板を使って各種用紙類を入れているカラーボックスの棚をそれぞれ2~3段に分けて再度整理を実施。ようやくきれいに片付いた。安価で必要な寸法通りに板を裁断してくれるので随分楽であった。釘も鑢も使わず木工用ボンドだけで出来上がった。

 作業中は午前中にかけたベートーベンのバイオリンソナタの第7番と第8番を繰り返し聴いていた。この2曲、私はあまり聴く機会がなかったが聴き込んでみるとなかなか味わいのある曲であると再認識した。

 明日以降金曜日までは気温が下がり、金曜日は東京・横浜でも雪かもしれないという。


ベートーベン「Vln.Sonata7番&8番」

2015年01月27日 11時17分32秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 昨日に引き続きヨゼフ・スークのバイオリン、ヤン・パネンカのピアノでベートーベンのバイオリンソナタ。本日は第7番と第8番を聴いている。夜までこれを繰り返して聴いてみたい気分。
 ベートーベンのバイオリンソナタというとどちらかというとかたい感じが先行する。金属的な音がする演奏も多い。私にはやはり音の厚みと柔らかさがあるスークの演奏が何と云われようと好きである。
 この7番以降などはかなり弓と弦とが強くぶつかる。アクセントを強く鋭く引き出さないと譜面の要求に応えられないのだが、これまでいくつか私が聴いた演奏では金属的な音がしてしまう。女性の演奏でもしかり。
 そのようなところもこの演奏では柔らかく包み込むように聴こえる。多分評価はいろいろありそうであるが、私の好みなのである。