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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

コメの問題

2024-07-30 21:27:29 | なんということはない日常

コメ取引価格が30年ぶりの高値

冷夏による凶作でコメが品薄になった1993年から1994年。「平成の米騒動」と呼ばれていた事は今日知ったのだが、確かにあの時は大変だった。

今はお米をスーパー等で購入する人が殆どだと思うが、30年前は、スーパーで購入する家庭と米店に配達を頼む家庭が混在していたと思う。両親は「10キロものお米を車に載せて来るのは大変だし、歳をとって運べなくなった時にはやっぱり配達してもらっていた方が便利だから・・」といい、近所の米店に配達をお願いしていた。

30年前のこの時は、配達のお米が10キロから5キロに減り、そしてとうとうタイ米が配達されるようになったのだ。

当時はパートに出ていた母に変わり、定年になった父が母の替わりに家事を担当していたのだが、テレビの情報番組で「タイ米の美味しい炊き方」をチェックし、日本酒を入れたり、昆布を入れたりして炊いていた。ただ、どんなに努力しても独特の匂いは残り、特に「白米以外は認めない」という母は非常にショックを受けていた。父のせいではないのだが、「お父さんが下手だからこんなになる」と随分と厳しい指摘が入っていた。

私はあまり気にしない方なので、毎食キムチと一緒に食べたり、週末はチャーハンにして食べたりしていたが、白米にこだわっていた母は、ご飯のお供で味をごまかすのが許せなかったようで食べるのに苦労していたようだ。

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当時、勤務先で同僚に「お米はどうしているの?」と尋ねたのだが、誰も困っていなかった。何故だろうと更に聞いてみると「田舎から送ってもらっている」「知り合いに分けて貰っている」などとお米を購入せずに貰っている人がかなりな確率でいる事が分かった。とにかく、私の家のように「タイ米の炊飯に困っている」という人は誰も見つからなかった。ただ、「お米を送ってもらう際に『品名:コメ』と書いた荷物が無くなった」という話は聞いたので、コメが足りずに困った状況だったことは確かだったのだろう。

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今、タイ米しか購入できなかったら・・・私は白米にこだわりがないので、毎食のようにカレーを食べるかもしれない・・・・


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