コロナウイルスに負けないぞシリーズ、12回目です。
ここしばらく、外国物の手を借りてのブログでしたので、今回こそはと信じたいのですが、如何せん、無国籍(産地不明)の木彫です。籔内佐斗司風にも見えますが、どこの、誰の作品かわかりません。
高 36.8㎝ x 幅 23.7㎝ x 奥 9.5cm
鉢巻きをしている男ですね。
なかなか意思が堅そう。
親指を立て、合わせていますすが、何か意味があるのでしょうか?
どうやら、裸の様です(^^;)
後ろ姿は、静かなたたずまい。
頭には巻いているのは、やはり鉢巻きでしょう。
下の方を見て納得!
正座をしています。
ということは、この木彫男は日本製。
しかも、祈っているのですね。
うーん、それにしても大胆な姿。
後ろ姿は滑稽(^.^)
本人はいたってまじめなのでしょうが。
裸で鉢巻きをしめ、正座する男・・・・大胆にして実直、しかも滑稽な姿での祈りが、コロナウイルスのような得体のしれない相手には有効なのかもしれません。
内面の意思、感情などがよく表現されていますね。
そうは言っても、現代彫刻ではありませんから、何かの目的で作られたんでしょうよね。
さすが遅生さんです。
目の付け所がちがいます(^-^;
このような、裸で鉢巻きをしめ、正座した実直な男に真剣に祈られたら、コロナウィルスも退散することでしょう!
裸になれない自分にかわって、祈ってくれているような(^.^)
それほど古くはなく、かといって現代彫刻でもない・・・・中途半端な品が日の目をみる(ブログに出せる)のは、こんな世の中だから!?(^^;)