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食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【GWの広島】福山市、鞆の浦を散策♪ 

2017年05月03日 | 旅行

ゴールデンウィークにもかかわらず、なぜか渋滞もなく広島にたどり着く事が出来ました。



鞆の浦は、いつか来てみたい!!
と思っていた場所です。



この常夜燈は灯台として、鞆鞆の浦のシンボルになっています。



宮崎駿さんがポニョを執筆された場所とかで、毎日立ち寄っていたカフェもあります。
こんなバス停、



こんなバス停にまで・・・、

街のところどころにジブリの痕跡が感じられます。

テレビドラマでも、よく登場する場所です。
さぞや、大渋滞かと思っていたのですが、町の手前の臨時駐車場に停める事が出来ました。

少し散策したところで、無料のガイドツアーを見つけました。


★無料鞆の浦史跡巡りガイドツアー★

毎週土・日曜日と祝日には無料史跡巡りガイドツアーが開催されています。(年末・年始は除く)

・1時間30分コース
 11時20分~14時20分~ 市営渡船乗場(集合)
・2時間コース    
 10時30分 ~     鞆の浦観光情報センター(集合)

※予約は不要です。どなたでもご参加いただけます。開催時間の10分前までにご集合ください。

14時20分より、参加してみることにしました。



これらの路地、それぞれの物語を説明してくださいます。

坂本龍馬が商品を運んでいたいろは丸が、最近引き上げられて展示されているところもあるそうです。
でも、武器は1本も見つからなかったそうです。

確か、坂本龍馬は紀州藩から巨額の賠償金をせしめたはず。
その賠償金はどうしたのでしょうか。

坂本龍馬は京都の近江屋で、何者かによって暗殺されました。
龍馬の死後、海援隊は解散、土佐商会も閉鎖されることになります。

その資金は、岩崎弥太郎の管理するところとなったのではないか
・・・・などと憶測を交えながら、話は進みます。

興味深いですね。



保命酒の店。

ガイドさんによると、

あのよう銘酒のモトとなった保銘酒。
作り方をまねた養命酒は宣伝がうまかったので有名になったというのですが…いずれが先かは、どうでしょう。
保命酒と養命酒は、そっくりなものです。

その話とは・・・、

慶長年間のある大雪の晩、塩沢宗閑翁は雪の中に行き倒れている旅の老人を救いました。その後、旅の老人は塩沢家の食客となっていましたが、3年後、塩沢家を去る時、「海山の厚きご恩に報いたく思えども、さすらいの身の悲しさ。されど、自分はいわれある者にて薬酒の製法を心得ている。これを伝授せん。幸いこの地は天産の原料も多く、気候風土も適しているから・・・」とその製法を伝授して去りました。

という事です。


この、保命酒の店では、原料となる自社製のみりんを販売しています。
みりんに各種の薬草を漬け込んだものなのですから。
この、みりんがとても美味しくてお土産にもちょうど良いです。



対潮楼(たいちょうろう)は、福禅寺(ふくぜんじ)の本堂に隣接する客殿です。
この場所から眺める瀬戸内の景色は、窓枠が額縁効果となるのでしょうか、最高に良いらしくて、
江戸時代に朝鮮の通信使が「朝鮮より東で一番の景勝地」と褒め称えた場所なのだそうです。



海は、鯛釣り船とか



近くの仙酔島にわたるいろは丸風の船が行き交っています。

鯛釣り船に乗船して、漁を見学することも出来ます。


本日宿泊するのは、鞆の浦近くの海岸沿いにある割烹旅館「あぶと本館」。

まだ早いので、近くの阿伏兎観音を散策します。



こちらは、波打ち際にある、スリルある風情の観音様です。



階段を上がって、この様な入り口から、



海に面した回廊を一周するのですが、床が海の側に傾斜していて少し怖いです。

そこで祀られていたものは・・・、



なんと、オッパイが大量に祀られているではありませんか。

絶景とスリルが隣り合わせの阿伏兎観音は、安産祈願 や子宝(子授け)などのご利益があるそうです。
1570〜73年(元亀年間)に、毛利輝元によって創建された観音堂で、国の重要文化財に指定されています。


本日の宿、あぷと本館は温泉宿ではないのですが、料理は最高です。



まだまだ、この他に揚げ物、焼き魚、イロイロ運ばれてから、



最後に鯛の荒煮です!!
これが、1人1皿づつ出されるんですよ。

とても美味しいのですが、食べきる事が出来ません。
朝食に出していただけるといいんですけどね。

でも、朝も魚料理が盛りだくさん出されるんですよ。
大きな丼の大きさで提供されるアサリのみそ汁は、全く砂が入っていません。
どうしたらここまで砂抜きできるのかしらと思う程です。

瀬戸内の幸満載の料理は、強く印象に残りました。
是非また訪れたい宿です。


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