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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

マイ・リトル・ブライド

2005-05-23 22:01:19 | 韓国ドラマ・映画
私も何本か楽しんだ韓流シネマ・フェスティバルは今週の金曜日の@マイ・リトル・ブライドで終了だ。

去年のGWに韓国へ行った際ミョンドンの映画館でこの映画を観た時は、まさかこんなに早くこの映画が日本で公開されるとは思いもしなかった。

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明洞で観たコメディ@オリン シンプ (幼い新婦)
心に残る映画や何か考えさせる映画ばかりでは肩が凝る。2時間だけでも楽しく過ごせればもう充分!

隣同士に住む大学生キム・レウォンと女子高生ムン・グニョンが祖父同士の約束で結婚することになってしまうというコメディ
お互いに恋人(大学生キム・レウォンにはには女の先輩が、高校生のムン・グニョンには同じ高校の野球部の先輩)がいるが、
ムン・グニョンのおじいちゃんはそんなことに構ってはいられないのだ。どんどんどんどん話はすすみ、(両親は止めているんだが、止めていないんだが判らないし)結局結婚式を挙げ、トントン拍子で結婚生活が始まってしまうのだ。
高校生が結婚してどうすると思うのだが、高校の校長はおじいちゃんの後輩だから問題ないとかいっており、(多分そう言っていたと思う)
もう話の展開からして無理が山盛りなのだが、楽しいので許そう。

この映画の一番のポイントは、なんといってもムン・グニョンとキム・レウォンが並んだ時に夜の匂いを感じさせるものが一つもないことだろう。
これは演技の良し悪しにも関係なく、歳が若い、顔が可愛いといったことにも左右されないと思う。
最近は中学生くらいでも妙に色っぽい子はいるし、色気は顔の美醜に関係ないことは誰でも判る話だ。話の展開に無理があるのだから、そんな匂いがちょっとでもしたら、居心地が悪くてもう観ていられない。それが暢気に笑って2時間過ごせるのは、すべてキャスティングのお陰といっても過言でないはず。

韓国映画やドラマを観始めて一番最初に感じたことは@韓国俳優は動いてこそということだった。
写真ではどうかと思う俳優も、一度動き始めると本当にしっくりとその場面に収まることが多いのだ。主演のキム・レウォンも写真ではちょっと首を傾げるショットがあるのだが、動く姿はもう好青年そのものだ。そして時折見せる笑顔が(いつもでなくこの時折がポイントだ)なんとも観ている者に安心感を感じさせるのだろう。この映画に危うい感じは必要ない。この主演二人の安心感がこの映画を気持ちのいいものにしているのだ。

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学校を卒業し勤め始めた頃は「信じられない」が口癖だった。
今では何があっても動じないようになったと思うが、それでも想定外の出来事が起こるとかなり疲れる。
そんな時は、何が起こるかどんな結末か見る前から分かっている、楽しい映画を観るに限る。
韓国で観た時は言葉が分からなくてもかなり楽しめた。
しかしこの映画、旅先で楽しむにはよかったが、仕事帰りに観るにはちょっと幼すぎるのが難点だ。日本語字幕で内容を再確認はしたいが、映画館に足を運ぶのは照れてしまう。
何しろ韓国版「奥様は18歳」なのだから。

マイ・リトル・ブライド