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気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オオバン 猛暑の中一羽だけ

2022年07月04日 | オオバン

じりじり太陽が照りつける中、ため池に一羽のオオバンが居残っています。

私の地域では、オオバンは秋冬だけ見られる水鳥です。
数年前に一組のカップルが越夏して3羽のヒナをそだて上げた例がありますが、
今回のオオバンは独り者、他に仲間の姿はなく単独行動です。


外見からは衰弱している様子もなく怪我を負っているようにも見えません。
もりもりと水草を採って食べ、時おり護岸壁にあがって日光浴したりしています。





ここから先は真冬に撮影したオオバンたちです。
機会あるごとに写していますが、秋冬は野鳥が多くブログの出番がありませんでした。





額板(がくばん)の上の方に黒い痣のような模様があったオオバン
「ただの汚れかな?」と思いつつ個体識別に役立てていました。



公園の「水鳥のエサ販売機」付近にいることが多く、近くまで寄ってくる人慣れしたオオバンでした。
最初の2枚の夏のオオバンと比べると、首が短く見えるのは寒さで身を縮めているせいでしょうか?








こちらは別のため池で撮影したカップルらしきオオバンです。
今ごろは北の地域で子育てに励んでいるかもしれません。



オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属



☆☆☆ ニュースになった鳥たち ☆☆☆

猛暑の中、新潟県柏崎市の池に2羽のハクチョウが居残っているそうです。
大きいハクチョウと小柄なハクチョウ、一見すると親子のようにも見えますが。
仲良く過ごすこの2羽は、実は、それぞれ別の種類のハクチョウです。

片翼の一部を失ったオオハクチョウと、それに寄り添うかのようなコハクチョウ
2羽の姿は、観る者の心を揺さぶるものがあるようです。

地元の白鳥愛護会のお話によると、オオハクチョウはこの池にやってきて2年目、左の翼を損傷して飛ぶことができません。
コハクチョウはもう6年目で、その間ずっとこの池にとどまっているとのことです。
今は元気に見えるコハクチョウですが、発見当初は左の翼を怪我して飛べる状態ではなかったとか。

この2羽のハクチョウは、去年も新潟の暑い夏を仲良く乗り越えたそうです。
今年は6月から猛暑となり、例年以上に厳しい夏が予想されますが、無事に秋を迎えられると良いですね。

◆傷付いて北に帰らない白鳥 真夏の日本にいて大丈夫?  新潟放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/02cda9b49097606200310e742e43b26a21df6e8c


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (8)
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