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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

穀雨

2018年04月20日 | 



今日のフォト。 4月20日は、二十四節気の「穀雨(こくう)」


穀雨とは、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりの水分と栄養が
ため込まれ、元気に育つよう、天からの贈りものである恵みの雨が
しっとりと降り注いでいる頃のことです。






            









今年は、庭のハナミズキが満開で、私を喜ばせてくれました。









かつては、根性木のヨウシュヤマゴボウが生えていた
玄関の植え込みに、雑草が生えてきました。









母子草。 何となく引き抜けない花です。


私が小学生の頃、この花を押し花にして、栞を作って
本の好きな母に、プレゼントしたことがあります。母の日に。
母はとても喜んでくれて、長い間、栞を使ってくれました。


その時、「母子草」という名前を知っていて
この花を選んで、母に贈った私でした。 
昔のこと、母子草の思い出だけは覚えているのです。









カタバミも生えています。
5弁の花びら、ハート型の葉を3枚持っています。
夕方になると、花が萎みます。









七十二候=穀雨初候。 「葭始生(あしはじめてしょうず)」


水辺の葭が芽吹き始め、山の植物、野の植物が緑一色に輝き始めます。
葭は、すだれや屋根などに形を変えて、人々の生活を手助けしてくれます。


写真は、パンパスグラス。(イネ科)
別名、シロガネヨシ(白銀葭)。









七十二候=穀雨次項。 「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」


暖かくなり、霜も降らなくなり、苗がすくすく育つ頃。
田植えの準備が始まり、活気にあふれる農家の様子が
連想できる言葉です。









七十二候=穀雨末候。 「牡丹華(ぼたんはなさく)」


百花の王である牡丹が咲き始める頃。 美しく存在感があり
堂々としている牡丹。 中国では国の代表花として
牡丹があげられ、たくさんの逸話にも登場します。









旬のもの。 筍(たけのこ)。 筍ご飯。


筍は、タケ類の地下茎から出る幼茎です。
「筍」という漢字は、竹が10日間(一句)で成長するため
「竹の旬」の時期という意味の漢字なのです。









池の水も温かくなり、カメさんが甲羅干しをしていました。
長閑な春の昼下がりです。









今年は季節の花の開花は、1週間~10日ほど早いそうです。
いつの頃からか、「先手、先手」が打てなくなった私。
「後手、後手」となっている上、10日も早いとは。


1日で出来ることって、小さいです。
諦めること、最近、多くなりました。


4月20日は、二十四節気の「穀雨」
地上で生きるものたちが、元気に育つようにと
天から恵みの雨が降って来る。






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