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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

オペラ座の怪人

2007年09月29日 | 観劇・ライブ
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私は「恋愛映画」が好きです。
それも悲恋の物語
哀しい結末のラブストーリーが好きです。


初めて哀しい恋愛映画を観たのは
吉永小百合と浜田光夫の「愛と死をみつめて」


河野実(マコ)と、軟骨肉腫に冒され
21年の生涯を閉じた大島みち子(ミコ)との3年間の
文通を書籍化した物語です。


当時12歳の私がスクリーンで観たのだから
私も結構、おませな少女だったようです。


次は、オリヴィア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」
当時、高校生だった私は
ジュリエット役のオリヴィア・ハッセーの美しさと
二人の許されぬ恋に、切なさと憤りを感じた。
シェイクスピアの名作です。


「ある愛の詩」は大学生の時に観ました。(1970年)
大富豪の息子・オリバーと、庶民の娘・ジェ二―との悲恋物語で
結婚はしたものの、結末はジェニーが白血病で死んでしまう。


この時、この映画から「愛とは決して後悔しないこと」という
言葉が流行った。


フランシス・レイのサウンドトラック盤の美しい曲は、今でも心に残っている。


「マディソン郡の橋」は主婦になってから観た映画。
原作「マディソン郡の橋」は全米で250万部を売ったベストセラー。


母の葬儀のために集った子供たちが母の遺品の中から
日記を見つけ、母の過去を知り、日記の回想シーンから始まる。


家族の留守中に、男と知り合い
たった4日間に永遠の愛を見出した男と女の物語。
1995年当時は、まだ「不倫」という言葉も流行ではなかった。


今年6月に観た映画、田村正和と伊東美咲の「ラストラブ」
これも田村が癌に侵され、ラストシーンは田村の死で終わった。


どうも私は「死に別れ」のストーリーが好きなのか
自分がWeb(HP)で書いた連載小説、「ニューヨーク恋物語」でも
主人公の女性を交通事故死させている。


毎週、読者の気持ちを引っ張って、引っ張って、ハッピーエンドを期待させ
最終回には、急転直下、主人公の女性を身ごもらせたまま
胎児と共に死なせ、当時、冷血人間のように思われた節もある。



さて、ここからが今日の本題です。
今日の日記はちょっと長いですが
週末ですからこの続きをお付き合い頂けますか?


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劇団四季の京都劇場・柿落とし公演の舞台を初めて観て
衝撃を受け、その物語のツボにすっぽりハマってしまったのが
劇団四季のミュージカル、「オペラ座の怪人」です。(2002年)
以後、オペラ座の怪人との縁が未だに続いています。


映画「オペラ座の怪人」で話題になったのがあのシャンデリア。
重さ2.3トン 2万個のスワロースキーのクリスタルは1億5000万円。 
制作費のほとんどがこのシャンデリアにかけられたという。 
その巨大なシャンデリアが落下するシーンは
まさに圧巻の映画でした。(2004年)


クライマックスに近い場面の
舞台で歌った「ポイント・オブ・ノー・リターン」の曲は官能的だった。
「オペラ座の怪人」のファンの多くはこの曲に魂を揺さぶられる。


♪もう引き返すことはできない これが最後の一線
♪もう橋は渡ってしまった あとは橋が燃え落ちるのを見ていよう
♪私たちはもう 引き返すことはできない


この時、怪人とクリスティーヌの心はひとつになったと私は確信した。
ひとつのクライマックスシーン。


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宝塚歌劇でも「ファントム」を観ました。(2006年)
春野寿美礼のファントムは物悲しくて、涙をそそりました。
ファントムがクリスティーヌを地下へ誘い、船を漕いでいくシーンは
劇団四季のミュージカルでも映画でも宝塚でも哀しくて忘れられません。


今、大阪四季劇場では「オペラ座の怪人」が上演されています。
先日(8月31日)「オペラ座の怪人」を観て来ました。
劇団四季・京都劇場の柿落とし公演を観た時の感動が
よみがえってきました。
「生」で観たこと、久しぶりに鳥肌が立ちました。(笑)


そして先日、2008年1月に大阪梅田芸術劇場で上演される
大沢たかおのミュージカル「ファントム」のチケットをゲットしました。


同じ物語、あらすじも結末もわかっていながら、なぜ私は観たいのだろう。
なぜこれほどまで「オペラ座の怪人」に執着するのだろう。


でもマドンナさん、まさか
今、ニューヨーク・ブロードウェイで上演されている「オペラ座の怪人」を
観に行きたいなんて、無茶なことは言わないでしょうね。(笑)


では、最後にクライマックシーンを♪
「マドンナさん、これのどこがいいの?」って言われますか?
それはもう1億5000万円のスワロースキーのシャンデリアですから。(笑)






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中秋の名月

2007年09月25日 | イベント・行事
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今夜は「中秋の名月」ですね。
みなさんのところからは、十五夜お月さまは観えていますか?
私の住む大阪からは、きれいなお月さまが観えています。


あなたも私も、彼も彼女も、今夜は同じ月を観ながら
共に美しいと感じることができることを幸せに思います。


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お月さまにお供えするために、里芋の煮物を作りました。
今日はお月さまが主役なので、里芋だけの煮物です。
少し秋らしくなったので、今夜は栗ご飯を炊きました。
栗ご飯も今年の初物なので、今夜はお月さまにお供えしました。


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3年ほど前からお月見には
榮太樓總本鋪の「月見うさぎ」という
可愛らしいお饅頭をお月さまにお供えしています。
月見うさぎの真ん中の黄色いのは
しぐれ菓子でお月さまに見立ててあるそうです。


あとは従来の「月見だんご」です。
やっぱり月見だんごも美味しいですね。


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ススキに季節の花を添えて
お膳に、月見だんごと、月見うさぎと、栗ご飯と、里芋の煮物を載せました。
「芋名月」にふさわしいお供えができました。


名月はどこまでも美しく煌々と輝いています。
「マドンナさん十五夜お月さまの写真は?」って?
それは私のHPの今日の夢ギャラリーにアップしました。
2007年、私の撮った「中秋の名月」を見てくださると嬉しいです。


       かぐや姫

 残された 時間わずかの 君と僕
   名月の下 愛に溺れて (マドンナ)

 満月の夜
 月からの使者が来て君を連れてゆく

 君を想う心は月にも負けないのに
 君はなぜ僕を置いて帰るのか

 かぐや姫だと知りつつ愛した男の
 幕切れ哀しい夢芝居
  
マドンナの夢ギャラリー 9月25日の作品から

  



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五木ひろし 流行歌100年

2007年09月21日 | 観劇・ライブ
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19日に、息子の高校時代のクラスメイトのお母さまから電話。
とっても久しぶりで、何かと思えば、急に
「ねぇ、ねぇ、明日、新歌舞伎座の五木ひろしに行かない?」ときた。


「五木ひろしィ~~??」 (私、内心気が乗らない)
「そうなの。一緒に行こうとしていた人が急に都合が悪くて」
「五木ひろしィ~~??」 (私、まだ内心気が乗らない)
「そうなの。お弁当もついているの」
「お弁当? ついてるの?」 (私、気持ち乗って来た)
「そうなの。11時半開演で、お弁当付きなのよ」
「行く、行く、行く」 (お弁当付きだものね)


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ということで、前日に急に決まって、お弁当に釣られて
新歌舞伎座の「五木ひろし 流行歌100年」に行ってきました。


年齢層は高くて、友人と二人で言いました。
「私たち、ここでは乙女だわ」 (図々しい?)


気分よくして、着席して、中(昼)休憩の時に
私の気持ちを落札した新歌舞伎座のお弁当を食べながら
友人とおしゃべりして、楽しい一日を過ごして来ました。


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五木ひろしの歌ばかりだと思っていたのが
日本の流行歌100年の歴史を紐解いて歌いました。
大正、昭和、平成の時代に
多くの日本人の心の歌とされた名曲を50曲。


第1部では、作詞家、西条八十(詩人)の歌を中心に歌いました。
大正から昭和30年までの歌で
倍賞千恵子が、戦前、戦中、戦後の時代の歴史的背景を語り
年代ごとに歌われていきました。


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「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」や「青い山脈」を聴きながら
友人と二人で、こんな歌、私たちの親に聴かせてあげたかったね。
なんて、母が口ずさんでいたことを思い出したりしました。


第2部では、恋歌から始まって、春夏秋冬の歌を歌い
そして今年8月に亡くなられた、阿久 悠さんのヒットメロディー。
最後には五木ひろしのデビュー曲から新曲までを歌いました。


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久しぶりの歌謡曲(流行歌)。
お弁当に釣られて行った五木ひろしなのに
食べたお弁当のことを忘れるほど、流行歌100年は心に残った。


久しぶりに友人と会えて
会えなかった空白の時間を埋めるように話もしました。
御堂筋のイチョウが青々と、清々しい秋晴れの一日でした。


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空の日

2007年09月20日 | イベント・行事
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今日9月20日は「空の日」です。


1992年9月20日に「空の日」が設けられ
それにちなんで毎年9月に、全国の空港で
「空の日」のイベントが行われています。
関西でも9月1・2日に関空、9月15日に伊丹で行われました。


1日に関空へ行き、そして今度は伊丹の
「2007・空の日エアポートフェスティバル」に行ってきました。


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伊丹は、北ターミナルがJAL、南ターミナルがANA
オリジナルグッズのチャリティーバザーが大人気です。


JALやANAのロゴ入りのグッズが毎年販売されます。
もう入手不可能なレアもののグッズが放出されるのはこの時だけ。
そこにマニアたちが群がって買いあさる。
ANAでは今年グッズ1種類につき、1点のみの販売となりました。


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11時のチャリティーバザー開始に
毎年1番のりの人は7時頃に来て
4時間も並んでレアなグッズをゲットします。
私も9時半に並びました。
そして楽しみにしていたJALやANAのオリジナルグッズを買いました。


展望デッキでは、子供たちも楽しく遊べるように
大道芸や紙芝居や模擬店などもたくさんありました。
ほとんどが親子連れで来ています。


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子供たちはクイズに答えて景品をもらったり
買い物をすると抽選補助券をくれて福引きができたり
展望デッキはいつになく盛り上がっていました。


ランチは模擬店でもできたけれど
南ターミナルにあるANAの見えるレストラン「収穫祭」で食べました。


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ここは大好きなレストランで
写真を撮りに来ると食事をしなくても
ここでお茶して、滑走路にいる飛行機を眺めたりしています。
そんな時間は私にとって至福の時です。


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もう5年にもなりますが
私が行く関空や伊丹の「空の日」のイベント
その日はなぜか、毎年秋晴れの一日なのですよ。

今年も私の中の「空の日」は思い出深いものとなりました。


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岸和田だんじり祭り(試験曳き)

2007年09月14日 | イベント・行事
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秋祭りの季節ですね。
大阪は「岸和田だんじり祭り」がいよいよ始まります。
15日宵宮、16日本宮です。


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14日に「岸和田だんじり祭り」の試験曳きに行ってきました。
試験曳きでも本番同様の
「やりまわし」が行われ、迫力満点でした。
勇壮な男たちの祭りに、息を呑みました。


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岸和田のだんじり(地車)は
京都の祇園祭や、飛騨高山祭りのように
街のあちこちの曲がり角をゆっくり回るのではなく
加速をつけて、直角に曲がり切ります。


重さ4トン以上もあるだんじり(地車)に、加速をつけて曲がるのは
容易なことではありません。
祭りの2日間、だんじりは、決められた曳行路を何周も何周も駆け巡り
そして曲がり角ごとに、「やりまわし」を行います。


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だんじりに乗って、太鼓を叩いたり、笛を吹く人。
綱を引く人、前と後ろで舵を取る人
だんじりの屋根に乗り華麗に舞う人
綱元の息がピッタリ合った「やりまわし」は壮観です。


町ごとの仲間意識と絆が強くなければ
素晴らしい「やりまわし」は披露できないでしょう。


カンカン場のスペシャルシートから
終始、ハラハラ・ドキドキしながら観ていました。
「カンカン場」は、だんじりを見物する有名な名所です。

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また、「やりまわし」とは岸和田の方言で
「やって(走っていって、突っ込んでいって)回す」という意味だそうです。
まさに男の祭りですね。


2日間の見物客は、毎年50万人とも60万人とも伝えられます。
宵宮(15日)本宮(16日)共に、秋晴れであることを祈りましょう。


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