今回の主役は サメビタキ(鮫鶲)Dark-sided flycatcher
ヒタキ科の鳥たちの採餌の特徴はズバリ「フライングキャッチ」!
英名の「~~~Flycatcher」はその採餌の方法に由来しています。
木の枝先から飛んでいる昆虫類を見つけて、飛び立ち、あっという間に捕食する様子は、神技のようです。
枝になっている木の実をホバリングキャッチしながら器用にクチバシでもぎとって食べることもあります。
虫探しに都合の良いお気に入りの枝に何度も繰り返し止まるので、シャッターチャンスも生まれやすいです。
ヒタキ科の鳥たちの採餌の特徴はズバリ「フライングキャッチ」!
英名の「~~~Flycatcher」はその採餌の方法に由来しています。
木の枝先から飛んでいる昆虫類を見つけて、飛び立ち、あっという間に捕食する様子は、神技のようです。
枝になっている木の実をホバリングキャッチしながら器用にクチバシでもぎとって食べることもあります。
虫探しに都合の良いお気に入りの枝に何度も繰り返し止まるので、シャッターチャンスも生まれやすいです。
4枚とも同じ個体ですが光の加減でかなり体色が違って見えます。 2019年10月に撮影
どの写真でも視線は私にむけられず、虫探しに集中していることがわかります。
サメビタキ(鮫鶲)Dark-sided flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属
◆バードリサーチ さえずりナビ サメビタキ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/106
夏鳥として日本に渡ってくるコサメビタキとサメビタキ、姿かたちも鳴き声もよく似ていて識別に迷います。
コサメビタキは低山で繁殖、私が探鳥に行く山でも営巣が確認されています。
私も巣立ち後の幼鳥やあどけなさの残る若鳥を六甲山系で見た経験があります。
今回の写真のサメビタキの方がずっと標高の高い森林で繁殖するそうです。
昨年2020年の秋はエゾビタキとの多くの出会いに恵まれました。
コロナ禍で思うように探鳥に出られない中、とてもありがたいことでした。
数々の貴重な場面をじっくり観察できた上に お気に入りの写真を何枚も撮れました。
その中から 未投稿の二枚を
エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher 全長約15㎝
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属
コサメビタキ、サメビタキは日本で繁殖する「夏鳥」ですが、エゾビタキは春と秋に通過する「旅鳥」です。
エゾ(蝦夷)と聞くと北海道を連想しますが もっと北のカムチャッカや千島などで繁殖するそうです
◆バードリサーチ さえずりナビ エゾビタキ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/108
先日の記事からコサメビタキも一枚
コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属
◆バードリサーチ さえずりナビ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/107
三種ともよく似ていて、識別に迷うこともたびたびです。
いつもお世話になっている大阪南港野鳥園記事はこちら!↓
◆コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別~大阪南港野鳥園
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/topcontents2015/samebitaki_group/samehitaki_group.html
最後まで見ていただきありがとうございました。