2019年10月初旬 近郊の山で出会ったツツドリの幼鳥と思われるトケン類です。
食欲旺盛で 次々と大きな毛虫やイモムシを捕食していました。
フィールドには私一人だけ ツツドリも警戒心が薄く近くの枝にゆったり止まってくれました。
余裕があったので カメラ内蔵のテレコンをONにして撮り比べてみました。
↑ 一枚目は望遠端400mm×1.4
食欲旺盛で 次々と大きな毛虫やイモムシを捕食していました。
フィールドには私一人だけ ツツドリも警戒心が薄く近くの枝にゆったり止まってくれました。
余裕があったので カメラ内蔵のテレコンをONにして撮り比べてみました。
↑ 一枚目は望遠端400mm×1.4
↓ 400mm
↑ 400mm
↑ 400mm×1.4
胸・腹部の横斑、下尾筒の色味や細かな横斑などから 当時はツツドリと判断したのですが、
いま改めて見返すと自信が揺らいできます・・・ 昨年も今年もまだトケン類を見ていません。
やはり図鑑やネットだけでなく 実際にフィールドでじかに野鳥を観察して経験値を積まないと
識別眼は養われないものだなぁ~、とつくづく思います。
でっかいアオムシ捕まえた♩
ツツドリ(筒鳥)Himalayan Cuckoo 全長約33㎝
カッコウ目カッコウ科カッコウ属
◆バードリサーチさえずりナビ ツツドリ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/43
カッコウと同じく他の鳥の巣に「托卵」する夏鳥 ♪ポポ ポポ ポポ♪ ・・・
と単調な鳴き声が筒を叩く音に聞こえることから名がついたという説があります。
カッコウの仲間のホトトギスの漢字表記「杜鵑」を音読みして「トケン」
ホトトギスの仲間の鳥=カッコウ科の鳥たちは「トケン類」と呼ばれます。
センダイムシクイやメボソムシクイなどムシクイ類の巣に托卵することが多いそうです。
13cmほどの小さなムシクイたちが全長30㎝を超えるツツドリの雛を育て上げるとは
にわかには信じがたい話です。
同じ日に同じ山で観られたムシクイ =エゾムシクイ
ムシクイ類の識別も難しく 苦手分野のひとつ。
トケン類と同じく観察例をひとつでも増やして識別眼を養いたいです。
センダイムシクイの特徴である頭央線がありません。
メボソムシクイなのか、エゾムシクイなのか??? こちらも自信がないので保留です。
※ 森の下のヒデびたきさん からコメント欄にて
「メボソムシクイはもう少し緑色が強いので、茶色っぽい色合いからするとエゾムシクイでは?」
と教えていただきました。 ↑ 上の三枚の写真はエゾムシクイといたします。
チョリチョリ チョリチョリ チョリチョリとは鳴いていなかった、と当時のノートに記入
私自身も、もしかしたらエゾムシクイかもしれない?と思った記憶があります。
(メボソムシクイのさえずりの特徴= チョリチョリ チョリチョリ・・・)
今回、ベテランのヒデびたきさんにご助言いただき、自信が持てました。
森の下のヒデびたきさん、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
最後まで見ていただきありがとうございました。