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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

巣立ちを見守る

2006年06月07日 | 日記
Tsubame2

毎年この季節になるとワクワクすることがあります。
嬉しい訪問者に会えることです。
見上げればこんなにも可愛い子たちがいて
私をとっても喜ばせてくれます。


大阪市内のど真ん中の大きな交差点に面したところに
つばめが巣を作っているのを見つけて十数年になります。
この交差点は夜でも車の往来の激しいところです。


Tsubame1

タバコ屋さんの軒下と1軒おいて
薬屋さんの軒下につばめの巣があります。
今年はタバコ屋さんの軒下の巣には
つばめは帰って来なかったけれど
薬屋さんの軒下には2羽のつばめが帰って来て
5羽の子つばめを孵しました。


Tsubame3

桜が散り始めた頃、大阪に帰って来たつばめの夫婦。
薬屋さんの軒下で卵を産み、ひなを孵し、一生懸命子育てです。
親つばめが餌を運んでくるのを待つ表情は可愛いでしょう?
5羽ともにそれぞれの表情があって面白い。
写真を見て思わず笑顔になります。


Tsubame4

今年の子つばめは元気です。
「ピイピイピイ」とよく鳴きます。
きっと兄弟、姉妹で何か話をしているのでしょうか?
つばめ言葉がわかるといいのになぁ・・・と見ていました。
本当に可愛らしい表情です。


Tsubame5

親つばめの姿を見つけると、このように大きな口を開けます。
右から2番目の子は食欲ないのかな?
きっと性格のおとなしい子かもしれません。
一番左端の子は思いっきり欲しい欲しいと言っているようです。
この子の表情は最高です。


Tsubame6

さあ・・・親つばめが餌を持って帰って来ました。
一番右端の子に餌を与えました。
右から2番目の子は親つばめが帰って来ても反応がない。
老婆心ながらちょっと心配になってきました。
一番左端の子はやっぱり凄い食欲があるみたいです。
のどぼとけまで見える勢いで鳴いています。


Tsubame7

今年のつばめの夫婦はとっても子だくさんで
5羽の子つばめを育てました。
親つばめのいない時には、もう巣から出たりしています。
親つばめだと大きな口をあけるのに兄弟、姉妹なら無反応です。
さすがにわかっているのですね。


そのうちに親つばめに教えてもらって空を飛ぶことでしょう。
巣立ちが近いようです。


街を行き来する人たちは足を止めて見上げています。
もう少しだけ温かい心で見守ってあげたいと思います。


軒下の子つばめを見ているだけでほのぼのとしてくる。
今年もつばめのファミリーに会えてよかった。



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