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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

宝塚歌劇・暁のローマ

2006年06月13日 | 観劇・ライブ
Takara0606131

宝塚歌劇・月組公演の「暁のローマ」を観て来ました。

シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を原作に
ロック音楽を散りばめたミュージカルです。
ローマ帝国の黎明期の壮大な歴史がよみがえりました。

物語はカサエル(シーダー)、ブルータス、アントニウス
またブルータスの友人カシウス、初代ローマ皇帝となるオクタヴィアヌスなど
カサエルの暗殺を企てる男たちの物語です。

それに妻や母や愛人たちという女性の横糸を差し入れて
愛のタペストリーを織り上げてゆく。
女たちの視点で見たローマ帝国の黎明期が描かれていました。

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君主制か、民主制か。
強い男か、誠実な男か。

あの有名なカサエル(シーダー)のセリフ
「ブルータス、おまえもか」を聞くと
ああこの物語だったのかと納得する人も多いはずです。

カサエルに轟 悠、ブルータスには瀬奈じゅんを起用。

巡りゆく男と女の世界史がポップなロック・チューンに乗せて
観客をひととき楽しませてくれました。


第2部のレビューは「レ・ビジュー・ブリアン」
= きらめく宝石の詩 =

琥珀       追憶
真珠       清楚
ダイヤモンド   歓喜
ルビー      嫉妬

宝石の持つイメージをテーマに、人生の大切な瞬間を
ドラマチック描いた豪華なレビューでした。
宝塚には打ってつけのテーマだと思いました。

今日は宝塚が大好きな猫姫さまと
有給休暇を取った娘と三人で行きました。
3時公演。
宝塚まで高速道路を使うと車で40分です。

Takara0606134

それに今日はとてもいい席が取れました。
SS席のチケットをゲットしたのは初めてです。
猫姫さまと私と娘の座った1階の2列目の63番、64番、65番は
ほぼ中央に近い前から2列目の席です。

ここだとタカラジャンヌが銀橋に出てきた時、彼女たちの
額に光る汗やアクセサリーのデザインや
衣装の細部やシャドーやフェイスカラーアクセントの色まで見えます。

銀橋とはオーケストラボックスよりさらに客席に出ているエプロンステージで
宝塚ならではの舞台装置です。
ここは本舞台同様
もうひとつの舞台として使い、ここで歌い、踊り、お芝居をします。

銀橋から前列(一番前)はもうタカラジェンヌが手の届くところにいます。
1メートルもありません。

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今日のSS席、2列目は臨場感あふれる迫力でした。
ショーのフィナーレのパレードで
タカラジェンヌがずらーっと銀橋に並ぶ場面は豪華絢爛です。

このチケットを取ってくれた猫姫さまに感謝しました。
やっぱり猫姫さまの宝塚での存在は凄いです。

月組には先日お茶会に行った「龍 真咲さん」と
もう一人、私のお目当てのタカラジェンヌがいます。
だから観ていてとても楽しかったです。

もう一人のタカラジェンヌのことは明日のブログに書きますね。
どうかお楽しみくださいね。




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