今日のフォト。 朝日劇場、入り口。
劇団九州男３月公演・朝日劇場、３月２日昼の部。
第１部、顔見世ミニショーは、劇九群舞から。 ♪はぐれコキリコ。
はるさん、桃色衣装で。 ♪あいあい傘。（石川さゆり）
翔一郎くんと要さん、手と手をとって。 ♪津軽のじょっぱり。
座長と、要さん＆翔一郎くん＆マキさん＆たくやくんで賑やかに。
ライトが消えたら、うちわ、電飾でした。 ♪春夏秋冬屋形船。
第２部、お芝居は、「子別れざんげ」
聖菜ちゃんが子役で、良太郎座長が父親役。
ラスト、２人の芝居に、泣かされました。
お芝居の後の 口上ご挨拶。
第３部、舞踊ショーは、あいやいやさかいやさか～♪と、劇九群舞。
たくやくん、翔一郎くん、剛くんで。 ♪はぐれ雲どこへ。
マキさん、傘を持って。 ♪京おんな。
香おりさん、飲んじゃえ飲んじゃえ。 ♪酒供養。
長身の剛くん、全身で撮ってみた。 ♪奏（かなで）
伸吾さん、舞踊では狼？ ♪白夜の狼。
いきなり・・・ ウ・イ・ン・ク・・・。
♪逢いたくて逢いたくてたまらない。
狙いを定めて。LOVE ドッきゅん。
撃った後、右袖がライトで赤く染まった。
偶然の演出、こんなのアリなのかと感動した。
この写真の３つ後のコマは、こちらを向いた写真だった。
使用したカメラは、１秒間に７枚の連写が効く。
選んだ写真は、目線のないもの。
このポーズ、この角度の写真では、身長１７４ｃｍ
そこそこガッチリした、体格に見えるが
女形になると、どうしてあんなに華奢（きゃしゃ）に見えるのか。
座長がハートを贈る。 ♪バンザイ～好きでよかった～。
この曲の後、くっさまと親子トークが始まる。
くっさまは、いつも面白い。
翔一郎くん、赤い衣装で。 ♪祭りばやしが聞こえたら。
たくやくん、カッコいい。 ♪IRREGULAR。（郷 ひろみ）
くっさま、歌が上手い。 ♪宗右衛門町ブルース。
客席から登場。 ♪飲んじゃって。
この日の女形（おやま）は、上手く撮れなかった。
下手な写真を ブログに乱発するのは止めようと、２枚だけ選んだ。
最前列の座席に座って、何が嬉しいかというと
床に座った役者を 床を少し入れて撮れるということ。
座った姿勢でも、観客の頭が入らないということ。
これが後ろだと、上半身しか、いえ、顔しか撮れない。
観客の頭、頭、頭に埋まる。
先の黒い衣装の立ち役の写真と、同じ人かと思うほど。
胸は出ていても、その下は華奢（きゃしゃ）。
この写真も、あえて目線のあるものを選ばなかった。
垂直に手を上げているのに、袖がずり落ちない。
指先だけ見せる、色っぽさ。 小指まで女形になりきって。
この写真、１ヶ所だけ加工した。 より完璧な女形の姿を求めて
喉仏をレタッチした。 つまり喉仏を消した。
たった２枚しか載せられなかったけれど、カメラマンの満足する写真。
開いた口が好きだった。
私には、右往左往する姿に見えた。
被っていた、お多福のお面を外した。
同じ写真を 少し拡大してみる。
もっと拡大してみる。
顔は、ホワイトバランスのお陰で自然な色合い、そしてキャッチアイまで入った。
写真をアップ（拡大）すればするほど、イイ男となる。
扇子で、酒を飲んだ。
先の写真に比べて、微妙に赤ら顔。
ライトのお陰で、酔った雰囲気が出た。
今度はお多福に、酒を飲ませる。
先の写真に比べて、少し小首をかしげている。
お多福に愛情を注ぎながら、酒を飲ませる雰囲気。
踊りながら、そこまで計算しているのかと。
ライトのお陰で、少し赤ら顔。
良太郎よ、酔いがまわってきたのか。
この写真を選んだのは、顔、お多福、扇子。
３つの主役・脇役に重なりがない、完璧な写真だったから。
これこそが、評価される写真たる写真。
お多福を自分の顔に近づけて、人目をはばかるような目をする良太郎。
扇子を持った右手が、次にどう動くか、あなたは読めますか？
そう・・・ お多福に、「くちづけ（キス）」をしたのです。
立ち役の舞踊は、完璧。 男だから男の気持ちが分かるのか。
良太郎の舞踊には、ストーリーがある。
そのストーリーに引きづり込まれて、今（現実）を忘れる。
３月２日公演、本当は２スレッドで書きたかったのですが
明日予定している通常ブログがあるので、１スレッドでまとめました。
幕間に食べた、お昼ご飯とお菓子。
実はこの日、写真の友達と一緒に、良ちゃんを、観に行ったのです。
彼女は、生まれて初めて大衆演劇を観るという。
３時間も、退屈しないだろうか、大丈夫だろうかと
心配したけれど、とても楽しんでくれたし喜んでくれた。
二人でテンション、エベレストみたいになって、帰りにだるまで串かつ。
彼女も私も、片時もカメラを離さないというカメラ女子。
カメラという共通の趣味、そして良太郎の素晴らしさもわかってくれた。
素敵なこと（良太郎）を 誰かと共有するって
本当に楽しいし、幸せです。
写友は、「ありがとう、ありがとう」と言ってくれて
私も「ありがとう、ありがとう」の１日でした。