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緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

研究用語で定義が曖昧なBSCは緩和ケアと同義語ではないのです

2017年07月30日 | 医療
2012年BSCの記事を書きました。 言葉は難しい・・BSChttp://blog.goo.ne.jp/e3693/e/4ba07e2f937e4e37beb53b327ef0c3eb   でも、未だに抗がん治療医の方々の話にBSCという言葉はよく耳にします。「もう、抗がん剤は副作用の方が強くでるようになってきたので、効果以上に体に負担をかけてしまうようになっています。これからは、 . . . 本文を読む
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今年も45人の小学生が来てくれました!がんを通して健康をしろう!!

2017年07月24日 | 教育
今年も、帝京サマースクールを7月22日に開催しました。2人に一人ががんになる時代。病理体験で、がんを観察!ごつごつ、ばらばら、塊って、子どもたちのキーワード。でも、がんになっても対処できます!体に負担をかけない腹腔鏡体験。おまけを切り落として実感!!(写真)手術室には見学では、麻酔科医、看護師など手術をする外科医以外にも沢山のヒトに会いました。これは安全にできるよう取られている体制。ダビンチロボッ . . . 本文を読む
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大会が終わって・・・

2017年07月17日 | 医療
緩和医療学会の専門医制度 暫定指導医は、2009年~2011年4月の3年間に認定されました。これは、10年後には更新なしで、なくなります。なので・・・ 今年から専門医より緩やかな認定医の募集がはじまります。でも、症例5例、筆記試験ありなので、どうせなら、専門医を受けたいという医師が多いです。症例20例、筆記試験あり、面接試験あり。私は、今の専門医の先生方が増えるまで、立ち上げの時の専門医委員会に . . . 本文を読む
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川村優希さんの、AYA世代「今を生きる」メッセージ

2017年07月09日 | 医療
(写真は、大会公認アンバサダー佐伯先生の撮影で、川村優希さんのご了解のもと、アップさせて頂いています)九州の豪雨、いかがでしょうか。被害に合われた方、お亡くなりになられた方、心からお見舞い申し上げます。どうか、これ以上被害が広がりませんように。6月24日(土)パシフィコ横浜では、市民参加セッションを開催しました。「拝啓 若者たちへ〜AYA世代の今を“生きる”ことを考えよう」 . . . 本文を読む
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私が緩和ケア医である理由

2017年07月02日 | 医療
先週の6月24日、第22回日本緩和医療学会学術大会での大会長講演に、多くの方にご参加頂き、心から感謝申し上げます。市民の方から、抄録を読みたいとご連絡を頂き、つたないものではありますが・・・本当に、ありがとうございます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー私が緩和ケア医である理由 大学時代、バレエの夢を諦められずにいたころ、膝の靭帯を切った。自分の中の空白を見ないように生きていくことを覚えた。卒 . . . 本文を読む
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