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緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

リノベーションされた旅館にて

2021年11月28日 | 家族
コロナ感染も今は落ち着いているので、ここぞとばかりに90歳を越えた義母に会いに長野県まで向かいました。前夜は松本十帖に宿泊。浅間温泉の歴史ある閉じた旅館をエリアごとリノベーションしたホテル。沢山の本に囲まれたスペース。一部に子供コーナーがありました。あらっ・・中に入ると・・なんと、元お風呂。お食事はアメリカ出身のシェフ。長野から新潟にかけての食材で作られた料理アパタイザー人参のミルフィーユ(秀逸! . . . 本文を読む
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Hope for the best, and prepare for the worst;最善を目指して最悪に備える

2021年11月21日 | 医療
物事の進み方には幅があります。最も良い場合から最悪までの幅・・体がきつくなった時まだ大丈夫と思いたいのはやまやまですが大丈夫でも最悪に備えてこそセイフティネットが機能するというもの。最悪の事態は想像するだけでも辛いものですが・・(Melk HagelslagによるPixabayからの画像 )2017年9月の記事からーーーーーーーーーーーーーーーHope for the best, and . . . 本文を読む
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ゲノム遺伝子検査がもたらしていること

2021年11月14日 | 医療
がん領域の医療は、診断はがん、がんではなかった手術をする、しない抗がん剤治療を開始、休薬、やめるというように、白黒ついたものでした。診断はがんだった再発がわかった抗がん治療を終了しなければいけないそういった情報はがん診療コミュニケーションの領域では、「bad news(悪い知らせ)の伝え方」として、どのように患者さんに伝えるかが、医師に求められるコミュニケーションの課題でした。この白黒・・これが変 . . . 本文を読む
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情報の眼鏡で見ないこと:ゴッホの絵に思う

2021年11月07日 | つれづれ
2014年12月の年末。結婚25年は旅行をしようと当時ロンドンにいた子供とパリで落ち合いレンタカーで南フランスに行きました。南仏のアルル。夜のカフェテラスで有名なゴッホが通っていたカフェの中の様子。冒頭の写真には、このカフェのアイドル犬も映っています。跳ね橋は、今も残っています。アルルからサン・レミ・ド・プロバンスへ。ここには、ヴァン・ゴッホ通りというゴッホが沢山の絵を書いた道が保存されていて、そ . . . 本文を読む
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