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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ニューヨーク恋物語の裏話

2005年06月03日 | 私の想い
odaiba050604

「ニューヨーク恋物語」を5章まで書いた。
そして土曜日に更新だ。
これまで2章分くらい前倒しにして書いていたのに
やはりそんなことは続かないようだ。
切羽つまらないと出来ない本性が出てきた。
今夜必死でパソコンに向かった。


作家さんが締め切りに追われるとこんな感じなのかと。
夏休みの終わりに全然出来ていない宿題をしているようだ。
そんなことを思いながらキーボードを叩いた。


けれど焦るとなかなか上手く書けないものだ。
BGMを聴きながら、イメージを膨らませて書く。
これがもしノンフィクションならきっとスラスラ出てくるだろう。
自分のことを書けばいいのだから。


前回まではたいてい書くのは電車の中だった。
そしてそれを帰宅してパソコンで手直しする。
母の病院へ行く電車の中は
「ニューヨーク恋物語」を書いているか寝ているかのいずれか。
片道1時間のJRの乗車時間は絶対に無駄にしない私だ。


電車の中で書く時、時々イメージに困る時がある。
携帯電話にニューヨーク恋物語のBGM
「Thank You」を挿入している。
そんな時、それを耳元で聴きながら「大沢と今日子」をイメージする。


BGMを選ぶ時、たくさんの素材屋さんを訪問した。
そして「Thank You」の曲に出会った時、ビビッと来た。
楽しくも感じ、哀しくも感じ
切なくもあり・・・・愛しくもあり・・・
たくさんのことに当てはまりそうだったから選んだ。


最終章までこのBGMにお世話になるつもりだ。
最後には物語とBGMが一体となれば嬉しい。
素材屋さんの「Blue Piano Man」さんには感謝している。


さてさて・・・
今週はやっと書き上げてホッとしている。
そして来週はまた2つ目の佳境を迎える。
だから第5章はあまり盛り上げてはいけないと思いながら
書き始めると二人の恋のイメージが沸いてくる。


この物語の主人公は「大沢と今日子」の二人だ。
どちらの視点からでも描こうと
今日子から見た大沢、大沢から見た今日子を描いた。
けれどやはり私は女だから、今日子びいきである。


最終章を終わった時点で、今日子のイメージを読者によくしたい。
今日子イコール私の理想でもある。
だから少し切ない遠距離の恋愛小説にした。
ラブストーリーには障害が付き物だから。
それが何もなく、毎日デートのハッピーでは読むのも嫌になる。
一週間という期間限定だから、どんなに愛し合っても許される。


「人の不幸は蜜の味」ではないけれど
あまりハッピーだと例え物語でも嫉妬する。
けれど大沢はもうすぐニューヨークへ戻る。


第5章も会社帰りのお台場デートを書いて二人の恋を表現した。
部屋の中だとどうしてもセックス描写をしてしまう。
それが若い二人の自然の成り行きかもしれないが。


読者が楽しく読んでくださると嬉しい。
あるBBSの私のカキコに管理人さんはこうレスしてくれていた。


「マドンナさんらしく超健全のようで
実は結構ふくみがあって、また読み返してみたくなります」


私の思惑通りの感じてもらい方だ。
表現できない影の部分に想像を託してほしいのだ。
いいものを書こうと力が入る。


第5章ではお台場からの夜景の写真を使わせて頂いた
Shinshinさんに感謝して・・・
そして「Thank You」のBGMの「Blue Piano Man」さん感謝して
4日日付で更新するつもりだ。


           <Photo by Shinshinさん>




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