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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ゴッホ展

2005年06月07日 | お出かけ
ハンドルネームで呼び合う仲間たちと「ゴッホ展」へ行って来た。
大阪中ノ島の国立国際美術館で5月31日から始まっている。
ウイークデーだと言うのに館内はとても混雑していた。

roiyaru050607

先ずはリーガロイヤルホテルでランチした。
ちょっとお得な2割引のお食事券があって
今日はそれを使っての嬉しいランチ。
せっかくの2割引だから
美味しいもの食べようと言うことで季節の会席料理。
最近、和食の方が好みに合うというのが一致する意見。

今日も2時間近くおしゃべりしながらランチ。
一週間前にファミレスで会ったばかりなのに、もう新しい話題。
猫さまちの猫のペンギンちゃんが土曜日に交通事故で亡くなった。

猫さまちの猫のペンギンと言うのもトンチンカンな話だが
ハンドルネームの猫さまの飼っている愛猫のペンギンちゃんのこと。
私は日曜日にペンギンちゃんの密葬には行けなかったけれど
女王さまはお参りに行ったらしい。
ペットが亡くなるのはとても哀しいことだ。

動物の話題は尽きなくて、それぞれが自分ちのペット自慢。
昔は子供の話題が中心だったのに、いつの間にやらペットの話題。
私たちも年を取ったものだと思う。

kokuritsu050607

ランチが終わると、国立国際美術館へ行った。
今話題のゴッホ展だ。
ウイークデーの今日でもこんなに混んでいるのに
土・日曜日は凄い人出だろうと思った。
それほど「ゴッホ」のファンは多い。


gogh050607

ゴッホの壮絶な人生に言葉も出なくなる。
精神療養院で
療養中も素晴らしい作品を残している。
激しい発作に見舞われると錯乱状態に陥り
自分で耳を切り取った話はあまりにも有名。
37歳の夏
ピストルを胸に発射して自らの命を絶つ。
なんという短く壮絶な人生なのかと
胸が熱くなる思いがした。

館内にあった「芸術家としての自画像」は
私にはなぜか切なく見えた。
この年に自ら左耳を切り取り、意識不明で病院へ運ばれている。

また同じ年には「夜のカフェテラス」や「種をまく人」
「黄色い家」を描き、その作品は今も世界中の人たちに愛されている。

今回の展覧会はゴッホの作品を「狂気の画家」といった
孤立したのもとしてではなく、美術の歴史の一部として見直そうとする
試みであると言われている。

ゴッホの30点の作品はどれも心に強く響いた。
どうして自らピストルを胸に発射しなければならなかったのか
天才画家の哀しい生涯を作品たちが切なく物語っているようだった。





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