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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

年上の人

2005年06月16日 | お出かけ
saraku050616

町会の人とランチして来た。
私より20歳近く年上のご婦人である。
少し前にご近所に引っ越して来られ
その時私が町会の班長をしていたので
何かと話しているうちに仲良しになった。

ご婦人の名前は「輝江さん」
不動産屋さんを経営されていて、町会でも豪邸に住む筆頭。
バブルの時は朝起きるとお金が儲かったと笑い話をされる。
それが屈託なく豪快で、庶民的で、包容力があって面白い。

初め年上だから敬語を使っていたら、ため口でいいと言われた。
それからは友達同士のため口会話。
輝江さんも妹が出来たようで嬉しいと言う。
よく電話がかかってきて、おしゃべりしていた。

ランチの約束は「春になったら・・」と言うことで
ずいぶん前に決めていたけれど、お互い日にちが合わなかったり
忙しかったりで今日になってしまった。

朝、輝江さんちへ迎えに行って、「何が食べたい?」って聞くと
「和食」と言った。
地元で30年近く住んでいれば、食事処は知らないところがない。
今日は輝江さんとの「初ランチ」だから、静かなところがいいと
しばらく行っていなかったお店へレッツゴー。
「季節の花かご弁当」を注文して、そこで2時間。
色とりどりのお料理を頂きながら話が盛り上がる。

saraku050616

私の友人はたいてい子供のがらみだから
同年代の人が多い。
それがこんなに年上の人は初めてだ。
それでも共通の話題が多くて
他愛もないおしゃべりがとても楽しい。
きっと輝江さんは肝っ玉母さんだから、
母のような雰囲気なのかもしれない。

私が6歳の時、輝江さんは結婚されている。
昔の話を聞くのは楽しい。
日本の高度成長から、バブル時代、そして氷河期。
たくさんのことを経験されて、ひたすらご主人さまと働いて
趣味も持たなかったと。

tea050616

お茶は我が家でと言うことで、ご招待した。
プチシューにお紅茶飲みながら話は続く。
バブル時代の実態を初めてリアルに聞いた。
大阪は商人の町。
「儲かりまっか?」・・・と聞かれて。
「ボチボチでんねん」・・・と言う商人。
どこまで行っても謙虚だ。
でも実態はそうなんだ~!と社会勉強をしたようだ。

「またランチ行こう」って言ってくれた。
デジカメの撮り方を教えてと頼まれた。
約束しても実行までなかなかの二人でけれど・・・。




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