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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ニューヨーク恋物語の裏話

2005年06月17日 | 私の想い
minatomirai050618

「ニューヨーク恋物語・第7章」を書き上げた。
これでよかったのかと、今、自問自答している。
この章が最後のセックスシーンだ。
第4章・横浜編で描いた時の描写より
かなりハード・コアな表現をした。


「ニューヨーク恋物語」は第7章と最終章が軸になる。
毎週1章ずつ連載しているが、これをイッキに放出するなら
きっと第7章と最終章が見せ場だと思う。
ふたつの章は形は違うが、最後までドキドキしながら読む。
作者の私でさえドキドキなのだから、読者はきっと驚く。


私のギャラリーを見てくださっている方の年齢層は広い。
娘の同級生や友人、私と同年代の方、そして私より年配の方。
年に開きがあるから、この第7章の感じ方はそれぞれに違う。
それを読者はどこまで受け入れてくれるだろうか?


ノートに殴り書きしたものはもっと激しかった。
けれどキーボードを叩きながら肉付けしていくうちに
モザイク掛けたいような表現はかなりカットした。


大人のラブストーリーを描きたかったから
この章は少女コミックのような表現だけはやめようと思った。
ベットでのシーンは最後だから、二人を燃え尽きさせたかった。
読者にも不完全燃焼を起こさせてはいけない。
そう思っての表現である。


すでに物語の半分が終わっている。
読者も作者もそれぞれの心の中に
「大沢と今日子」の像が出来上がってしまっている。
真摯な気持ちで、お互いを大切にしながら愛し合っている。
そんなことをすでにわかってくれているから安心して書けた。


それに2年以上ギャラリーを開いて
私の毎日の更新を見て、掲示板のレスを見て、ブログの日常を見て
私という人間を形づけてくれている。
ネットのマドンナはバーチャルな世界の女だけれど
その向こうに生身の私が息づている。
私が面白半分で書くか否かはみんな理解してくれている。


だから「表現は表現」として受け入れてくださると信じた。
決して単なる「官能小説」とは取らないで
若い二人の一途なほど純粋な恋物語だと思ってくださると信じた。
だからここまで際どく表現することが出来た。
これは私の賭けでもある。
けれどやはり反応は怖い。


次週からはまた切ない遠距離恋愛に入る。
きっと読者も切なく感じることだろう。
私自身も早く一緒にさせてやりたいと思っている。
ニューヨークの空の下で一緒に暮らさせてやりたいと。


第7章を「特番」として読んで頂きたい。
ここを通過すれば、また切なさ売りもので書いていくつもりだ。
最後まで見守ってくださって
これからも「大沢と今日子」を応援して頂けたら嬉しい。


「ニューヨーク恋物語」に関して、ブログにコメントくださったり
またBBSにカキコくださったり、メールで細かく感想くださる方々には
心から感謝している。
たくさんの励ましと、期待の中で後半の「大沢と今日子」を
より素敵に表現出来るようにシミュレーションしながら描いている。




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