[この記事は Jonathan Beri、プロダクト マネージャーによる Google Developers Blog の 5 月 28 日の記事 "Add Google to your iOS Apps with CocoaPods" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

Google は 5 月 28 日、iOS で Google SDK を入手する主要 チャネルを CocoaPods とすることを発表いたしました。 CocoaPods は人気の高い無料の iOS 向けの依存関係マネージャーで、ライブラリやフレームワークを Xcode にインポートするプロセスを大幅に簡素化し、Google のさまざまなライブラリの依存関係を管理することができるようになります。

これまで、他の iOS 開発者が制作した Pod に加え、徐々に増えつつある Google 公式 Pod も存在するなか、適切な SDK を探し出すことは難しい状況にありました。今回のアナウンスにより、 Google Cloud MessagingGoogle Maps SDK for iOS などの主要なライブラリは、公の CocoaPods サービス上で見つけることができるようになりました。今後、新しい iOS SDK は Pod としてパッケージ化・ドキュメント化され、cocoapods.org で公開されます。Google Pod の完全なリストとすべてのサポート ドキュメントは developer.google.com/ios/cocoapods でご確認いただけます。

もしまだ CocoaPods を使ったことがなければ、ぜひお試しください。GoogleAnalytics を Podfile に追加すれば、新規ユーザー数をカウントすることができます。pod install で AdMob 広告をアプリに追加することもできます。デモ プロジェクトを簡単に起動できる CocoaPods プラグイン、pod try もぜひお試し下さい。

さまざまな iOS 開発 Tips や、Google の iOS SDK の詳細については、 Todd KerpelmanRoute 85 video series をご覧ください。皆さんが Google の機能を盛り込んだすばらしい iOS アプリを作成してくださることを楽しみにしています。

Posted by Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team