[go: nahoru, domu]

この記事は Mike Cloonan による Google Ads Developer Blog の記事 "Standalone Gmail campaigns becoming read only in Google Ads" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2021 年 7 月 8 日より、すべてのスタンドアロン Gmail キャンペーンが読み取り専用になりました。この日以降、新しいキャンペーンの作成、または既存キャンペーンでの広告グループの作成はできなくなりました。この変更は、Google Ads と AdWords API だけでなく、Google 広告アカウントの管理に利用する他のすべてのインターフェースにも適用されます。

具体的に影響を受けるキャンペーンのタイプは、AdvertisingChannelSubTypeDISPLAY_GMAIL_AD のものです。この場合、以下の操作は失敗し、エラーは OPERATION_NOT_PERMITTED_FOR_CONTEXT、トリガーは DISPLAY_GMAIL_AD となります。
  • 新しい Gmail キャンペーンの作成
  • 新しい Gmail 広告グループの作成
  • Gmail 広告の作成または更新
既存キャンペーンのデータは引き続き利用できます。

API ユーザーが引き続き Gmail をターゲットにするための一般的な回避策はありません。今後も Gmail をターゲットにしたい場合は、キャンペーンに Gmail 広告が含まれている、Google 広告ウェブ インターフェースファインド キャンペーンを利用できます。

ご質問やサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。




- Google Ads API チーム、Mike Cloonan
Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事は Ian Ballantyne による Google Ads Developer Blog の記事 "Gmail on standard Shopping campaigns" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2020 年 3 月 4 日の週より、Google ディスプレイ ネットワークを対象とした標準ショッピング キャンペーンのショッピング広告(商品ショッピング広告とショーケース ショッピング広告の両方)が、YouTube と Google Discover に加えて Gmail にも表示されるようになります。つまり、以下の構成で、レポート情報に YouTube と Google Discover に加えて Gmail も含まれるようになります。
広告主が標準ショッピング キャンペーンで Gmail、YouTube、Google Discover をオプトインおよびオプトアウトできるようにするには、以下の設定を有効化または無効化する必要があります。
  • Google Ads API - 標準ショッピング キャンペーンの NetworkSettings を変更し、target_content_networktrue(オプトイン)または false(オプトアウト)に設定します。
  • AdWords API - 標準ショッピング キャンペーンの NetworkSetting を変更し、targetContentNetworktrue または false に設定します。
ご質問やサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。


Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事は Nadine Sundquist, AdWords API Team による Google Ads Developer Blog の記事 "Upgrade to Gmail ads from Gmail template ads" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2018 年 8 月 15 日より、ID が 464(Gmail 単一プロモーション テンプレート)、466(Gmail マルチプロダクト テンプレート)、497(Gmail マルチ CTA テンプレート)の TemplateAds を作成すると、AdError.Reason.USER_DOES_NOT_HAVE_ACCESS_TO_TEMPLATE エラーが発生します。これらのテンプレート広告は非推奨となっていますが、上記の ID を持つ既存のテンプレート広告は、この日以降も配信が継続されます。

Gmail 広告を使いたい方は、v201802 で新しく導入された GmailAd を利用できます。今後は、非推奨の Gmail テンプレート広告の代わりに、こちらの新しい広告タイプをご利用ください。

次に、いくつかの移行のヒントを示します。
  • AdvertisingChannelTypeDISPLAYAdvertisingChannelSubTypeDISPLAY_GMAIL_AD にして、停止したキャンペーンで新しい GmailAds を作成します。
  • MediaService を使って、イメージのアップロードまたは既存メディア ID の取得を行います。
  • 広告の準備ができた段階で新しいキャンペーンを有効化し、Gmail テンプレート広告キャンペーンと合わせて開催します。
  • 新しい Gmail キャンペーンが問題なく動作したら、Gmail テンプレート広告キャンペーンを停止して削除します。
実装の例については、広告グループに Gmail 広告を追加するサンプルをご覧ください。クライアント ライブラリは、JavaPHPPythonRubyPerlC#VB.NET の各言語がサポートされており、それぞれサンプルが用意されています。

アップグレードの際に疑問に思うことがありましたら、AdWords API フォーラムからご連絡ください。

Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations

この記事は G Suite デベロッパー アドボケート、Wesley Chun@wescpyによる Google Apps Developer Blog の記事 "G Suite Developers Blog: Gmail add-ons framework now available to all developers" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

メールは今でも企業における運営の中心的役割を担っています。今年、企業のワークフローを加速させる Gmail アドオンのプレビュー版を公開したのはそのためです。それ以来、すばらしいアプリケーションを構築するパートナーが登場しています。そして本日より(英語版記事公開当時)、Gmail アドオンのプレビュー版がすべてのデベロッパーに解放されます。これで、誰でも Gmail アドオンを開発できるようになります。

Gmail アドオンを使うと、アプリの機能を Gmail に組み込み、Gmail を拡張してすばやいアクションを実行させることができるようになります。Gmail アドオンは、単純なテキスト ダイアログ、イメージ、リンク、ボタン、フォームなどを含めることができるネイティブ UI コンテキスト カードを使って構築されており、必要なときに表示されます。そのため、ユーザーはクリックするだけでアプリに組み込まれたさまざまな機能を使うことができます。

Gmail アドオンは簡単に作成でき、一度アドオンのコードを書くだけで、ウェブでもモバイルでも動作します。また、豊富なウィジェット パレットから選択してカスタム UI を作成することもできます。たとえば、メッセージの内容に応じてカードを表示させるアドオンを作ることができます。動画では、メールの領収書を照合して経費の報告を簡単にできるようにするアドオンの作り方を紹介していますので、ぜひご覧ください。

動画を見ると、アプリの中核機能に 3 つのコンポーネントがあることがわかります。最初のコンポーネントは、すべての Gmail アドオンのエントリ ポイントとなる getContextualAddOn() です。データはここで収集され、Gmail UI 内でカードが作成されて表示されます。アドオンは受信トレイにあるメールの領収書の経費報告を処理するので、 createExpensesCard() がメッセージを解析して関連するデータを取り出し、フォームに表示してユーザーがデータを送信する前に確認または更新できるようにします。最後の submitForm() では、データを取得して Google スプレッドシートの「expenses」スプレッドシートに新しい行を追加し、データを書き込みます。これは、編集したり、上司の承認を得るために送信することができます。

Gmail アドオンを試してみるには、ドキュメントをご確認ください。アドオンを作成するのはどのようなものかを確認したい方は、順を追って ExpenseIt を構築できるコードラボをご覧ください。現時点では、アドオンを公開することはできませんが、このフォームに記入すると、公開機能がオープンされたときに通知を受け取ることができます。皆さんの Gmail アドオンのリリースを楽しみにしています。

Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

この記事は Thijs van As、Gmail プロダクト マネージャーによる G Suite Developers Blog の記事 "Bring the power of your apps into Gmail with Add-ons" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

タスクが完了したときほどの満足感は、そう得られるものではありません。しかし、仕事ではそううまく片付かないこともあります。短い 1 日の中に、見込み客のフォローアップ、サポート チケットの記録、請求書の送付など、たくさんのやるべきことが詰め込まれています。こういった作業をサポートする優れたアプリはありますが、依然としてメールがタスク管理の「集中司令所」になっているため、ほとんどのユーザーは各作業と受信トレイを行き来しています。

本日(*原文公開当時)、この問題を解決するために、Gmail アドオンの Developer Preview が導入されました。これは、G Suite ユーザーがどの端末でも Gmail から 1 タップで直接アプリの機能にアクセスできるようにする新たな方法です。

Gmail アドオンなら、一度統合機能を作成すればどこにでもデプロイできます。

ユーザーの時間を節約する

アドオンは状況に応じて Gmail から呼び出され、アプリやサービスの機能を提供します。アドオンは強力なフレームワーク上に構築されており、デベロッパーはメールの内容に基づいたワークフローを簡単に呼び出すことができます。たとえば、見込み客からメールを受け取った Gmail ユーザーがその連絡先を CRM ソリューションに追加したい場合を考えてみましょう。Gmail アドオンを使うと、ユーザーは Gmail を離れることなく連絡先に関する必要な情報を入力し、CRM システムのアカウントを検索できます。この作業を行うために、タブで移動してコピーや貼り付けを行ったり、さまざまなモバイルアプリを使い分ける必要はなくなります。

一度書けば、どこでも実行 

Gmail アドオンでは、デベロッパーが統合機能を一度作成すればウェブ、Android、iOS の Gmail ですぐにネイティブ実行できます。一度インストールすれば、ユーザーのすべての端末でアドオンが Gmail に表示されます。そのため、ウェブやモバイル用に別々の統合機能を書くという無駄な時間がなくなり、ユーザーが一番必要としているときに、アプリのもっとも強力な機能を直接提供することに集中できるようになります。Gmail アドオンは、新しくデザインされた「カード」システムを使った Apps Script で作成されています。これを使うと、さまざまな UI コンポーネントを簡単に組み合わせることができるので、デベロッパーは Gmail にネイティブで組み込まれているような快適なユーザー エクスペリエンスを提供できます。また、最初からクロスプラットフォームに対応した統合機能になっているので、チームの時間を節約できます。

今すぐ Developer Preview に申し込めば可能になること 

Gmail ユーザーは、今年中に G Suite マーケット プレイスからアドオンをインストールできるようになる予定ですが、だからといって我々がパートナーとのアドオン開発をやめたわけではありません。

Gmail ユーザーはタスクの種類にかかわらず、そのジョブに最適なアドオンを簡単に見つけることができます。Gmail から直接シームレスに ProsperWorks や Intuit を利用する様子をご覧ください。

  • Intuit QuickBooks: Intuit アドオンを使うと、Gmail ユーザーである QuickBooks の小規模ビジネス顧客は、Gmail の中だけで請求書の作成や送信、ステータスの確認を行うことができます。 
  • ProsperWorks: ProsperWorks アドオンを使うと、Gmail ユーザーは簡単にメールスレッド上の連絡先情報と CRM に格納されている情報を突き合わせることができます。 
  • Salesforce: Salesforce アドオンを使うと、Gmail ユーザーは Gmail アプリ内で既存の契約の検索や新しい契約の追加を行うことができます。また、メールスレッドを既存の 1 つまたは複数の Salesforce 上の案件と関連づけることもできます。 

Salesforce アドオンを使うと、Gmail から簡単に背景情報を取り込んで案件と結びつけることができます。
Developer Preview は、本日よりお申し込みいただけます。デベロッパーの皆さんは、ぜひお申し込みください。アーリー デベロッパー アクセスの招待状は、近日中に送信される予定です。


Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

[この記事は Google Apps Script プロダクト マネージャー、Saurabh Gupta による Google Apps Developers Blog の記事 "Change to Mail Service in Apps Script" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

Apps Script でメールを送信するには、2 つの方法があります。1 つは MailApp の sendEmail メソッドで、もう 1 つは GmailApp の sendEmail メソッドです。この 2 種類のメソッドの違いの 1 つは、MailApp の sendEmail メソッドでは、デベロッパー自身が Gmail ユーザーでなくても使用できることです。たとえば、Google Apps を使っているので、Gmail ではなく Apps Script を代わりに使っているユーザーがいるとします。このユーザーは MailApp でメールを送信することはできますが、GmailApp で送信することはできません。

2016 年 9 月 13 日以降、一般の無料 Google アカウントを利用しているユーザー(コンシューマー)、Google Apps for Education のユーザー、および Google Apps(無償版)のユーザーが Apps Script のメールサービスでメッセージを送信する場合は、Gmail へのアクセスが必須となります。コンシューマーは、Google アカウントで端末にサインインすれば、Gmail を利用することができます。ただし、この場合、Gmail が Google アカウントのプライマリ アドレスになることに注意してください。Google Apps ドメインの管理者(Google Apps for Education および無償版のみが対象)は管理コンソールを使って、ドメイン全体の Gmail を有効にすることができます。

この変更のために、既存のコードを更新する必要はありません。MailApp は引き続き利用できます。ただし、Gmail にサインアップしていることを確認してください。このような変更がデベロッパーに深刻な影響を及ぼす場合があることは承知していますが、デベロッパーの皆様に配慮しながら、変更プロセスを慎重に進めていきます。

Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team