[go: nahoru, domu]

この記事は Chrome ポリシーおよび不正利用防止チーム、Rebecca Soares、Benjamin Ackerman による Chromium Blog の記事 "Keeping spam off the Chrome Web Store" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。



2011 年に導入された Chrome ウェブストアは、最大のブラウザ拡張機能カタログで、誰でも利用できる 20 万個以上の拡張機能が公開されています。これにより、たくさんのユーザーが Chrome のブラウズ体験をカスタマイズできるようになっており、ニッチなユーティリティから、プラットフォームの機能を使ってビジネスを構築する企業まで、私たちが想像もできなかったさまざまな方法が使われています。

それに対応するため、不正防止システムやレビューを担当する各チームは、Chrome ウェブストアが不正に利用されないようにするための懸命な作業を続けています。デベロッパーの皆さんの多くは、最近レビューにかかる時間が長くなったと感じているはずです。しかし、拡張機能プラットフォームの採用が増えるに連れて、ユーザーをだまして低品質で誤解を招く拡張機能をインストールさせ、手早く利益を得ようとするスパム作成者なども増加しています。私たちは、ユーザーが拡張機能を見つけやすく、必要な情報が提供され、コピーや誤解を招く機能、偽のレビューや評価に惑わされないような Chrome ウェブストアにしたいと考えています。そこで、拡張機能の質を高く保ち、ユーザーが必要な機能を見つけやすくするために、スパムポリシーの一部を改訂します。

  • デベロッパーまたはその関係者は、同じ体験や機能を提供する複数の拡張機能を Chrome ウェブストアに公開してはいけません。 
  • 拡張機能のメタデータは、誤解を招いたり、不適切なフォーマットだったり、説明がなかったり、関係がなかったり、過剰な表現だったり、不適切な表現であったりしてはいけません。これには、拡張機能の説明、デベロッパーの名称、タイトル、アイコン、スクリーンショット、プロモーション イメージが含まれますが、それに限定されません。デベロッパーは、明確でわかりやすい説明を提供する必要があります。アプリの説明に出所不明のユーザーや匿名のユーザーによる推薦を含めることも許可されません。
  • デベロッパーは、いかなる拡張機能についても、Chrome ウェブストア内の配置を操作しようとしてはいけません。これには、詐欺または報酬によるダウンロードやレビュー、評価などの不正な手段を用いた製品の評価やレビュー、インストール数のつり上げが含まれますが、それに限定されません。
  • 他のアプリやテーマ、ウェブページ、拡張機能をインストールまたは起動することだけを目的とした拡張機能は許可されません。
  • 通知を不正に利用してスパム、広告、プロモーション、フィッシング、不要なメッセージなど、ユーザーのブラウズ体験を阻むものを送信する拡張機能、またはそのような不正利用に関与する拡張機能は許可されません。ユーザーに代わってメッセージを送信する拡張機能で、ユーザーが内容や宛先を確認できないものも許可されません。
新しいポリシーは、改訂されたデベロッパー プログラム ポリシーで確認できます。

デベロッパーは、2020 年 8 月 27 日までにこのポリシーに準拠する必要があります。それ以降、改訂されたポリシーに違反する拡張機能は、取り下げおよび無効化される場合があります。この変更や変更の適用方法についての詳細は、スパムポリシーについてのよくある質問をご覧ください。

この記事は Chrome ウェブストア エンジニア、Shumeng Gu による Chromium Blog の記事 "New developer dashboard and registration flow for Chrome Web Store" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Chrome ウェブストアに公開する際のデベロッパー エクスペリエンスに影響する 2 つの大きな変更についてお知らせします。新しいデベロッパー ダッシュボードがデフォルトの画面になり、デベロッパー登録フローも変更されました。

新しいダッシュボードがデフォルトに

先日、デベロッパーの皆さんに試していただけるように、Chrome ウェブストアの新しいデベロッパー ダッシュボードをリリースしました。フィードバックと改善期間を経て、この新しいダッシュボードが優先ダッシュボードになったことをお知らせします。このダッシュボードは、以下のイベントでデフォルトとして表示されます。
  • Chrome ウェブストアのホームページで [Settings] > [Developer Dashboard] をクリックしたとき
  • デベロッパー ダッシュボードへの既存のブックマークやリンクを開いたとき
  • 明示的に chrome.google.com/webstore/developer/dashboard に移動したとき
新しいダッシュボードの左下隅にある小さなダイアログの [Show more…] をクリックし、[opt out] をクリックすることで、デフォルトの動作をオプトアウトできます。



オプトアウトすると、上記のそれぞれの場合に古いダッシュボードが表示されます。古いダッシュボードのバナーにあるリンクをクリックすると、いつでもオプトインし直すことができます。


少数のデベロッパーに影響する特定のユースケースでは、オプトアウトする方が便利な場合もあります。新しいダッシュボードでは、今のところ以下のタスクはサポートされていません。
  • アイテムの譲渡
  • 有償アイテムの編集または公開、アプリ内購入の追加、Chrome ウェブストア決済の使用
  • アイテムの公開鍵の表示
  • スクリーンショットの並び替え
  • 新しいバージョンのアイテムまたはプロモーション タイルのプレビュー
  • 収益統計の表示
詳細や、これらの機能の対応状況については、既知の問題に関するドキュメントをご覧ください。

デベロッパー登録費が早い段階で必要に

Chrome ウェブストアでは、デベロッパー登録の際に $5.00 の料金が請求されます。これまでは、アイテムを一般公開する前にのみ登録費の支払いが求められていました。しかし今後は、すべての Chrome ウェブストア デベロッパーに支払いが求められるようになります。

これによって影響を受ける方について説明します。

  • 以前にアイテムを一般公開したことがあるデベロッパーは、そのときに登録費の支払いを求められています。これに該当するデベロッパーは、再度登録費を支払う必要はなく、何の影響もありません
  • 新規デベロッパーは、Chrome ウェブストアのデベロッパー ダッシュボードを使う前に、登録と、この登録費の支払いが必要になります。
  • 以前に登録したデベロッパーで、まだアイテムを一般公開していない方は、CWS デベロッパー ダッシュボードを使う前にこの登録費を支払う必要があります。一般公開はしておらず、プライベート ドメインまたは信頼するテスターに対して公開している場合も、登録費の支払いが必要です。 注: これは新規デベロッパー登録フローと同じように見えますが、必要なのは登録費を支払ってフローを完了することだけです

Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

この記事は Chrome ポリシーおよび不正利用防止チーム、Swagateeka Panigrahy、Benjamin Ackerman による Chromium Blog の記事 "Taking Action on Deceptive Installation Tactics" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Chrome に関するあらゆる作業で最も重視されているのは、プライバシーとセキュリティ、そして透明性です。10 月、私たちは、初期設定のままでも確実に信頼できる Chrome 拡張機能を実現するための変更について発表しましたが、この取り組みはそれで終わるものではありません。

透明性を実現するための取り組みの一環として、Chrome ウェブストアでの拡張機能の「誤解を生じさせるインストール戦略」に対抗するための新しいポリシーを発表します。Chrome 拡張機能のダウンロードに至る手順は、すべての拡張機能の信頼性に影響します。たった一度の悪い体験だけで、デベロッパーの皆さんが作成した多くのすばらしい拡張機能への興味が損なわれかねません。拡張機能そのものだけでなく、デベロッパーのみなさん、そして熱心なユーザーのみなさんによる健全で活発なエコシステムを創り出すには、拡張機能が行うことを最初から正しく想定してもらうことが必要です。

昨年には、ユーザーの透明性向上を目的として、インライン インストールを非推奨とし、すべての拡張機能のインストールにおいて Chrome ウェブストアを経由することを必須化しました。この変更によって、意図しない拡張機能に関するユーザーからのクレームが 18% 減少しました。しかし、誤解を生じさせる拡張機能のインストール フローに関するフィードバックは、継続的に寄せられています。ユーザーの透明性はエコシステムにとって重要な要素なので、こうした取り組みをさらに進め、次のポリシーに基づいて誤解を生じさせるインストール戦略を採る拡張機能を禁止していきます。

拡張機能は、責任を持ってマーケティングされる必要があります。誤解を生じさせるインストール戦略を採用する拡張機能は、Chrome ウェブストアから削除されます。

誤解を生じさせるインストール戦略には、次のようなものがあります。
  • Chrome ウェブストアの掲載項目の直前にマーケティングに関連する不明瞭または目立たない表示が出る。
  • 配布フローの一部に、誤解を生じさせるインタラクティブ要素がある。これには、拡張機能のインストール以外の結果を暗示させるアクション実行ボタンやフォームなどが含まれる。
  • 拡張機能のメタデータをユーザーから隠す効果を使って、Chrome ウェブストアの掲載項目ウィンドウを調整している。

すべてのインストール トラフィックを確認してください。新しいポリシーについてのよくある質問は、Chrome デベロッパー センターで確認できます。

本日(英語版記事公開当時)、Google の Project Strobe の一環として、ユーザーの保護をさらに強化する追加ポリシーも発表しています。拡張機能では、機能の実装に必要なパーミッションを限定的にリクエストすることが義務づけられる予定です。また、より多くの拡張機能にプライバシー ポリシーを掲示して、ユーザーのデータを安全に扱うことを求める予定です。これらの変更点の詳細については、公式ブログへの投稿Chrome デベロッパー センターのよくある質問をご覧ください。



Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

[この記事は Teresita Perez、Athas Nikolakakos、Chrome ポリシーチームによる Chromium Blog の記事 "Ensuring transparency and choice in the Chrome Web Store" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

2016 年 4 月 15 日付けで、Chrome ウェブストアのユーザー データ ポリシーが更新されました。ユーザーの個人データの取り扱いに関する透明性と選択の原則は、長い間 Google の指針の重要な部分を占めています。Chrome には当初からプライバシー保護機能が含まれており、シークレット モードやプライバシーに関する詳細なプリファレンスなど、ユーザーがブラウザの挙動を自由に設定できるようになっています。今回、Google はユーザー データについてのポリシーを集約・拡張し、Chrome ウェブストアのデベロッパーにも同じ原則が適用されるようにしました。

Chrome では強力な API が提供されており、デベロッパーは魅力的な拡張機能やアプリを作成できます。多くの場合、そのようなサービスを実行するためにはユーザー データへのアクセスが必要になります。新しいユーザー データ ポリシーは既存のポリシーを拡張したもので、ユーザーが期待したとおりに透明性を保ってデータが扱われることを保証するものです。デベロッパーに対する新たな要件の一部を紹介します。
  • ユーザー データの扱いには透明性を保ち、プライバシー方針を明確に開示してください。 
  • 個人情報や機密情報を取り扱う場合は、プライバシー ポリシーを提示した上でデータを暗号化してください。 
  • 主要な機能以外で個人データや機密データを使用する場合は、その点を明確に開示してデータを収集する許可をユーザーに求めてください。 

ポリシーには、その他の要件も含まれています。たとえば、アイテムの主要な機能で必要となる場合を除き、ウェブのブラウジングに関するデータを収集することは禁止されています。ポリシーの全文はデベロッパー プログラム ポリシーに掲載されています。また、FAQ のセクションにも詳しい情報が記載されています。

ユーザー データ ポリシーに違反しているアイテムを発見した場合、Google はデベロッパーに通知します。その場合、デベロッパーは 2016 年 7 月 14 日までにコンプライアンスに準拠するように変更する必要があります。2016 年 7 月 15 日以降、ポリシーに違反するアイテムはウェブストアから削除されます。再登録にはコンプライアンスへの準拠が必要です。

Google はユーザーの保護を最優先としています。この変更によって、ユーザーはデータの取り扱いに関する詳しい情報を確認した上で、その取り扱いを選択できるようになると考えています。


Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

[この記事は James Wagner、プロダクト リード兼レビュー担当者による Chromium Blog の記事 "Replying to reviews in the Chrome Web Store" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

2012 年に Chrome ウェブストアの [サポート] タブを追加した当時は、アプリと拡張機能についてユーザーと自由にディスカッションできるコミュニケーション チャネルを提供することを目的としていました。デベロッパーの皆さんからは、このツールを使用する事で、バグをすばやく特定したり、新しい機能の着想を得たり、ユーザーへの影響に基づいて作業に優先順位を付けたりすることができたという評価をいただきました。しかし、多くのユーザーが [レビュー] タブにフィードバックをコメントの形式で残しています。これまで、このウェブストアには、こういったコメントに応答するオプションがありませんでした。そのため、多くのユーザーから寄せられたバグの報告や機能に関する提案が、問題が解決した後も未回答のままになっていました。

先日、関連するすべてのフィードバックについて公の場所で明確にディスカッションするために、デベロッパーとユーザーが [レビュー] タブのコメントに返信できる機能を追加しました。
ユーザーとの関係を強化し、[レビュー] タブから製品に関する正確な情報を得るには、バグの報告や機能の提案に対するユーザーのレビューをよくお読みになることをお勧めします。否定的なレビューと肯定的なレビューの両方に建設的に応答し、ユーザーのフィードバックに対応したときはユーザーに通知し、最大のアドボケートになったユーザーには感謝の言葉を伝えてください。

ユーザーのレビューに返信する前に、コメント ガイドラインを読み、Chrome ウェブストアのポリシーを順守してこの機能を使用するようにしてください。レビューを投稿すると、自分の名前と Google アカウントが公開されます。これにより、閲覧ユーザーは常に適切なユーザー サポートを提供しているレビューアを確認できます。ユーザーとの関係構築に、[レビュー] タブを活用してみてください。

Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

Posted by 北村英志 Developer Relations Team

デベロッパーのみなさまが、金銭面の管理よりも、優れたコンテンツやサービスの開発にできるだけ多くの時間を費やせるよう、すべての Chrome ウェブストア アイテムの公開手順の自動化と、課金を容易にするツールとサービスを Chrome ウェブストアに新たに導入します。

表 1: Chrome ウェブストア(以下「CWS」)のアイテム別の課金方法

ホスト型アプリ パッケージ型アプリ 拡張機能 テーマ
無料トライアル new! new! ×
前払い new! new!
サービス登録 new! ×
アプリ内課金(IAP) デジタルグッズ用 Google ウォレット CWS 管理型 IAP new! CWS 管理型 IAP new! ×

管理型アプリ内課金機能は、従来のソリューションでデベロッパーが行っていた操作を簡略化するもので、拡張機能とテーマにも利用できるようになりました。アプリ内の製品すべてを直接、デベロッパー ダッシュボードで作成・管理できるようになり、支払用のトークンを埋め込んだり、販売時に動的に生成・提供したりする必要がなくなりました。製品の有効・無効設定、ローカライズした説明文の表示、地域別の価格設定が可能で、ライセンスは Chrome ウェブストアが管理します。



今回 Chrome のパッケージ型アプリと拡張機能についても利用できるようになった無料トライアル機能は、アイテムの購入前に一定期間使えるように設定できる機能です。ユーザーに有料アイテムを試してから購入する選択肢を提供できます。



ウェブストア アイテムへの有料アイテムの設定だけでなく、公開方法もより簡単になりました。Chrome ウェブストア API を強化し、ウェブストア内でプログラムによるアイテムの作成、更新、公開ができるようにしました。ビルド プロセスおよびデプロイ プロセスを自動化している場合は、この API を使用することでウェブストアの公開フローを既存のプロセス内に統合できるようになります。

これらの新機能を、ぜひお試しください。ご利用になってのご意見やご感想は、Google+ のデベロッパー向けページ、またはデベロッパー フォーラムにお寄せください。



[ソフトウェアエンジニアの Elvin Lee による Chrome Web Store: Now with more international support and with In-App Payments をデベロッパーアドボケイトの北村英志が翻訳してくれました。-山崎]

Chrome ウェブストアでストア内課金のプレビュー、デベロッパーダッシュボードの日本語化など、いくつか新たな機能が追加されましたのでお知らせ致します。

デベロッパーダッシュボードが日本語化されました!

開発者のみなさんが拡張機能やウェブアプリをアップロードし、管理するためのデベロッパーダッシュボードが国際化され、日本語に対応しました。


地域によるフィルタリングを強化

国別フィルタリングが強化されました。これにより、開発者のみなさんはアプリの公開先として特定の国を含めたり除外したりできるようになり、ユーザーのみなさんは自分のマーケットにターゲティングされたアプリだけを見ることになります。

ストア内課金のデベロッパープレビュー開始

Google Checkout マーチャントアカウントのサインアップが可能になり、ストア内課金アプリの登録が可能になりました。今後予定されている一般ユーザーへの公開に先立って、この機会に開発を進めて頂ければと思います。

なお、米国で始まったアプリ内課金については、今後日本を含めたほかの国でも公開できるよう準備を進めています。5% の手数料で、画面遷移なしの課金機能を導入できるアプリ内課金についての詳細は、公式ドキュメントサンプルコード、そして説明ビデオ(いずれも英語)を御覧下さい。

また、これから Chrome ウェブストアにアプリケーションを登録されるという方は、既存のアプリケーションを参考にされるとよいでしょう。楽曲が切り替わるごとに再生中の曲名を Desktop Notification で通知する新機能を追加した、無料のジュークボックスアプリ Monstar Channel など、参考になるアプリケーションがたくさん見つかります。

ご質問がありましたら、ぜひこの機会に Chrome の開発者用のグループにご参加ください。



[この記事は、シニアエンジニアリングマネージャーの及川卓也とデベロッパーアドボケイトの北村英志による  Google Japan Blog への記事とのクロスポストです。-山崎]




[Chrome の Stable 版のバージョンアップについて、Developer Advocate の北村英志に 寄稿をもらいました。-山崎]

本日 Chrome の Stable 版がバージョン 9 にアップデートしたことをお知らせします。本アップデートには WebGL 対応が含まれます。

WebGL は 3D ウェブアプリケーションの開発を可能にする JavaScript ベースの 3D グラフィック用 API です。これは 3D グラフィック開発者の皆様にはおなじみの OpenGL ES 2.0 API を元に仕様が作られています。Google, Mozilla, Apple, Opera およびグラフィックハードウェアベンダーが協力し、1 年以上かけて WebGL の標準化が進められてきました。

今回の WebGL 対応により、Chrome ブラウザは、ハードウェアアクセラレーションによる 3D グラフィックを利用できるようになり、ユーザーの皆さんには、プラグインを追加インストールすることなく 3D 機能をブラウザ内で体験することができるようになります。新しい 3D 機能を体験するには、Stable 版 Chrome にアップデート、もしくはダウンロードし、WebGL AquariumBody BrowserJellyfish をはじめとした Chrome ExperimentsWebGL デモをお試しください。




また今回のアップデートでは、米国のユーザー様を対象に、新しいタブページに Chrome Web Store へのリンクを追加することで、より簡単に Chrome Web Store のアプリケーションや拡張機能、テーマを発見・購入・インストールできるようになっています。新しいタブページには、2 つのサンプルアプリケーションも表示されます(サンプルアプリケーションは、しばらく利用されないと、自動的に削除されます)。

さらに Chrome Web Store には、本日より新しく BBC GoodFood, Autodesk, Sesame Street, 9 つの King.com のゲーム, Marvel Comics といったアプリケーションが追加されています。もちろん、Chrome の先進の技術を最大限活用した TweetdeckThe New York Times をはじめとする多くのアプリケーションも従来通りご利用頂くことができます。現在 Web Store は米国のユーザーを対象に発信されていますが、日本のユーザーの皆さんにもなるべく早くご利用頂けるよう取り組んでいます。どうぞご期待ください。

Chrome Web Store へのアプリケーション提供にご興味をお持ちの開発者の皆さんは、こちらのドキュメント(英語)をご覧ください:

http://code.google.com/intl/ja/chrome/apps/
http://code.google.com/intl/ja/chrome/webstore/